横浜から始まる新しい未来

横浜2021シナリオ-11

 日本人の弱点のひとつに労働時間の長さがあります。

北欧がなぜ、幸福度が高くて、日本人の幸福度が低いのかという調査(※3)を私はリクルートの編集長時代にしてきました。簡単にいえば、日本人は北欧に比べ、労働時間が長い割には労働生産性が低く、家庭を顧みたり、プライベートを楽しむ時間に恵まれていないからだと考えています。

人間は長く生きること以上に、いかに生きるかということが大事です。仕事もどれだけ働いたかということよりも、どんな仕事を成し遂げたかが大切です。

仕事の能率や生産性を上げる大切なポイントは「休む勇気」です。

表3にあるように、日本はノルウェーに比べると400時間も労働時間が長い割に労働生産性はその半分です。日本の社会の労働生産性を向上させ、ワークライフバランスを改善させるために、例えば横浜市が、社員や職員が働きやすい会社などを顕彰し、顕彰された企業に対しては法人市民税の減免や入札参加資格への特典を与えるなどのインセンティブを設ける。日本で一番大きな基礎自治体である横浜市がこうした取り組みを行うことが強いインパクトを世の中に与えて、社会をリードできるのではないかと考えています。

また、ICT化のさらなる推進によりあらゆる行政サービスが在宅で享受できる時代が到来しつつありますが、職員の側もトライアルとして週に1度は在宅で仕事ができるよう社会実験を行い、在宅ワークが世の中にもっと広まるよう普及啓発活動をしてゆきたいと考えます。また、女性が活躍できる社会を推進するため、女性の幹部職員の登用を図ります。ただし、幹部職員に登用する人材自体がミドルクラスには少ないのが実情です。将来的に幹部に抜擢できる人材を輩出するため、20代から将来の横浜市を担うことができる幹部人材を育成するシステムを構築するなど、自らの経験を活かし、民間企業をしのぐ人材マネジメント先進自治体を目指します。

 

※3 Works誌『北欧流 「時間価値」の創造』No.121 執筆:編集長 長島一由

https://www.works-i.com/pdf/w121-toku1.pdf

※4 Works Review Vol.10 (2015) 『シルバー人材センターの現状と課題』

執筆:主幹研究員 長島一由

横浜2021シナリオ詳細

※横浜2021シナリオは1月11日現在の第一案です。多くの市民や有識者のご意見を頂きながら、さらに実現性や有益性を高めていきます。
※画像をクリックすると横浜2021シナリオの詳細をご覧いただけます。

表紙

プロフィール

なぜ、横浜市長か

「政治とカネ」 へのスタンス

市政の見える化、わかる化

税金のムダ全廃

共働き時代の子育て支援策

教育格差の是正

防災・減災に強いまちづくり

人生90年時代の福祉政策

横浜発ひとの働き方改革

市民の側に立つ環境保全

心を含めたバリアフリーの実現

子供の貧困の連鎖を断ち切る

財布のやりくりの基本スタンス

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