市長選挙

尼崎市長選挙2018の結果速報と開票|立候補者の公約と情勢予想・当確まとめ

ここでは11月11日に告示、11月18日投開票の兵庫県、尼崎市長選挙2018(尼崎市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢からNHKの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の尼崎市長選の立候補者はいずれも無所属新人で、現職市長の稲村和美氏(46)と新人流目茂氏(70)=共産推薦=の2名です。

 

激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

尼崎市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

 

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
72390稲村 和美46無所属尼崎市長
19596流目 茂70無所属日本共産党尼崎地区委員長代理

 

以下は前回(2014年)の尼崎市長選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
70642稲村 和美41無所属尼崎市長
23585広瀬 幸夫67無所属日本共産党尼崎地区委員会委員長
  • [告示日]2014年11月9日
  • [投票日]2014年11月16日
  • [有権者数(人)]375141
  • [投票率(%)]25.69
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 2

尼崎市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは尼崎市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

尼崎市長選挙2018の争点

毎日新聞オンラインによると、今回の選挙戦の争点は2期8年の稲村市政への評価が主な争点とのことです。

各候補者の政策主張や公約は後述します。

尼崎市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが、おそらくは現職市長である稲村氏が当選するものと思われます。

年齢や、前回の選挙戦結果を見る限り、今回の選挙戦も優位に進めていることが予想されます。

尼崎市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

11月18日に投開票が行われる尼崎市長選挙。

 

任期満了に伴う選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、現職市長で3選を目指すいなむら和美氏、そして日本共産党推薦を受けた新人の流目茂氏。

 

前回2014年の選挙同様、現職VS共産推薦候補という構図になっています。

前回25.69%と低調だった投票率がどうなるのかも気になるところではないでしょうか。

 

それでは立候補者であるいなむら氏、流目氏のプロフィールや政策をご紹介します。

いなむら 和美(いなむら かずみ/現職市長)

  • 名前:稲村和美(イナムラ カズミ)
  • 現年齢:46歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属
  • 肩書き:尼崎市長
  • 学歴:奈良県立奈良高等学校、神戸大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科修士課程修了
  • 職歴:神栄石野証券株式会社(現・SMBCフレンド証券株式会社)勤務、兵庫県議会議員(2期)、尼崎市長(2期)

現職市長のいなむら和美氏は、1972年11月10日に奈良県奈良市で生まれます。

 

県立奈良高校を経て、神戸大学法学部に進学。

 

在学中の1995年に兵庫県南部地震が発生したのを受けて、学生ボランティア団体「神戸大学総合ボランティアセンター」を立ち上げ、初代代表に就任。

 

ボランティアとして被災者の支援に尽力します。

大学卒業後は同大学大学院法学研究科修士課程に進学。

 

修了後、神栄石野証券(現・SMBCフレンド証券)に就職。

営業職を経て、人事部研修課で人事制度改革に携わります。

 

学生時代に尼崎市議会の会派「市民自治クラブ」のスタッフとして活動していたいなむら氏。

 

同会派に所属していた白井文氏が尼崎市長選に出馬したのを受けて、2002年に会社を退職し、白井氏の事務所のスタッフに。

 

同年12月の市長選で白石氏を当選に導きます。

 

その後いなむら氏は、2003年4月に行われた兵庫県議選に尼崎市選挙区から無所属で出馬。

 

立候補者中3位の得票となる20,209票で、初当選を飾ります。

 

この時、いなむら氏は30歳という若さでした。

 

2007年の選挙では、14,273票を得て再選。

 

そしていなむら氏は、尼崎市長を務めていた白井氏の引退を受けて、2009年の市長選に出馬。

 

元尼崎市議の吉岡健一郎氏など新人4名が立つ選挙戦となるも、いなむら氏は次点の吉岡氏に35,984票もの大差をつける58,034票を得て、見事初当選。

 

白井氏から38歳で女性市長のバトンを受け継いだいなむら氏。

 

女性市長としては当時最年少での就任となります。

 

前回2014年の選挙では、日本共産党尼崎地区委員会委員長の広瀬幸夫氏を迎え撃つ戦いとなるも、広瀬氏に4万7千を超える票差をつける圧勝で再選。

 

そして3選を賭けて臨む今回の選挙戦。

「住み続けたいまち尼崎を目指し、全力を尽くしたい」

 

と述べ、決意を表明。

 

スローガンは、「ともにつくる、確かな未来」

 

政策の柱は次のとおり。

  • ファミリー世帯が住みやすいまちをつくります
  • 安心して年齢を重ねられるまちを目指します!
  • 地域を元気に!このまちで学び、活躍する人を増やします!
  • 未来に責任!財政改革をやり遂げます!

 

ファミリー世帯の定住促進を最重要政策に掲げ、「学力向上」「中学校給食」「待機児童対策」「こども医療費助成の充実」などを公約に掲げています。

流目 茂(ながれめ しげる)

  • 名前:流目 茂(ナガレメ シゲル)
  • 現年齢:70歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(日本共産党推薦)
  • 肩書き:日本共産党尼崎地区委員長代理
  • 学歴:徳島県海部郡牟岐町立牟岐中学校、市立尼崎産業高等学校(現・琴ノ浦高等学校)定時制機械科卒業
  • 職歴:株式会社尼崎電機製作所勤務、アルケン工業株式会社勤務、日本共産党阪神地区委員会・西宮芦屋地区委員会勤務

対する新人候補の流目茂氏は、1948年に徳島県の牟岐町で生まれます。

 

牟岐町立牟岐中学校を経て、市立尼崎産業高校(現・琴ノ浦高校)定時制機械科へ進学、卒業します。

 

尼崎電機製作所を経て、アルケン工業に勤務。

 

労働組合の初代委員長に就任します。

 

その後、日本共産党阪神地区委員会・西宮芦屋地区委員会に勤務。

 

現在、同党兵庫県委員、尼崎地区委員会委員長代理の他、市民団体「尼崎民主市政の会」代表委員など数々の役職に就いています。

 

また、日本共産党兵庫二区後援会事務局長、ふじき洋子事務所長として各種選挙で責任者を務め、候補者を支えてきました。

 

そんな流目氏は、

「交通網が整備され便利な尼崎の地の利をPRし、子育て世代などが住みやすいまちづくりをしたい」

と述べ、今回の市長選に自ら出馬することを表明。

 

スローガンは、「市民の意見を尊重・実行!」

 

公約として以下の項目を掲げています。

  • 中学校給食は自校・親子調理方式で早期実現をします
  • 公共施設を35年間で30%以上の削減計画を見直します
  • 市役所業務の民間委託計画を見直します
  • 雨水貯留管は100億円の工事。地元住民の理解を得られるよう計画を見直します
  • 災害に強い「まち」づくりをめざします
  • 国保料・介護保険料の引き下げを実現します

2018年11月18日のその他地域での選挙

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