県知事選挙

愛媛県知事選挙2018の開票結果速報|情勢予想と立候補者・出口調査の最新情報

ここでは11月1日に告示、11月18日投開票の愛媛県、愛媛県知事選挙2018(愛媛県知事選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢からNHKの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の愛媛県知事選の立候補者はいずれも無所属で、会社員の田尾幸恵氏(49)、新人で市民団体代表幹事の和田宰氏(66)、3選目当選を目指す現職県知事の中村時広氏(58)の3名です。

 

三つ巴の選挙戦を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

愛媛県知事選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

 

愛媛県知事選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
16708田尾 幸恵49無所属会社員
33929和田 宰66無所属無職、市民団体代表幹事
397369中村 時広58無所属愛媛県知事
  • [告示日]2018年11月1日
  • [投票日]2018年11月18日
  • [有権者数(人)]1160751
  • [投票率(%)]39.05
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 3

 

以下は前回(2014年)の愛媛県知事選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
439619中村 時広54無所属愛媛県知事
49412小路 貴之71無所属党県副委員長、元松山市議
  • [告示日]2014年10月30日
  • [投票日]2014年11月16日
  • [有権者数(人)]1167078
  • [投票率(%)]42.93
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 2

愛媛県知事選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは愛媛県知事選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

愛媛県知事選挙2018の争点

愛媛県知事選挙2018における主な争点は以下の3つとされています。

  • 2期8年の中村県政への評価
  • 西日本豪雨からの復興
  • 伊方原発の再稼働

各候補者の政策主張や公約は後述します。

愛媛県知事選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが、今のところどの候補者が当選確実に近いと言った情報は特にありません。

しかし前回の選挙戦では現職の中村氏が40万票近くも差を付けて圧勝していることから、おそらく今回も当選確実になるものと予想されます。

こちらは当確情報が入るまで今しばらくお待ち下さい。

愛媛県知事選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

11月18日に投開票が行われる愛媛県知事選挙。

 

任期満了に伴う選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、現職知事で3選を目指す中村時広氏、対する新人のたおゆきえ氏、同じく新人の和田つかさ氏の無所属候補3名。

 

中村氏は自民党・国民民主党、そして和田氏は日本共産党からそれぞれ推薦を受けています。

 

現新三つ巴の戦いを制するのは、どの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である中村氏、たお氏、和田氏の経歴や政策をご紹介します。

 

中村 時広(なかむら ときひろ/現職知事)

  • 名前:中村 時広(ナカムラ トキヒロ)
  • 現年齢:58歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、国民民主党推薦)
  • 肩書き:愛媛県知事
  • 学歴:慶應義塾高等学校、慶應義塾大学法学部法律学科卒業
  • 職歴:三菱商事社員、愛媛県議会議員(1期)衆議院議員(1期)、松山市長(3期)、愛媛県知事(2期)

岡山理科大獣医学部誘致問題で安倍政権に忖度しない姿勢で注目を集めた現職知事の中村時広氏。

1960年1月25日に松山市で生まれます。

 

衆議院議員を5期、松山市長を4期務めた中村時雄氏を父親に持つ中村氏。

 

東京で育ち、慶応義塾幼稚舎、普通部、高校を経て、同大法学部法律学科に進学します。

 

大学在学中はバドミントン部に在籍。

 

ちなみに現在もバドミントンを趣味とし、愛媛県バドミントン協会会長を務めています。

 

大学卒業後は三菱商事に入社し、燃料部に配属されるも、入社から5年後に海外赴任の話が上がったことから、会社を退職。

 

そして1987年に行われた愛媛県議選に27歳で出馬し、初当選を果たします。

 

その後県議を辞職し、1990年の衆院選に旧愛媛1区から出馬。

 

自民党に所属していたものの公認はもらえず、無所属での挑戦でした。

 

自民党前職の塩崎潤氏、関谷勝嗣氏、公明党前職の井上和久氏、そして日本社会党新人の宇都宮真由美氏という政党公認候補が名を連ねる中、中村氏は38,537票を得るも5位で涙を呑みます。

 

この衆院出馬が塩崎氏、関谷氏の逆鱗に触れ、翌1991年の松山市長選で4選を目指す中村氏の父親・時雄氏の対抗馬として、10年以上助役を務めていた田中氏を擁立。

 

そして時雄氏は、自民党、公明党、民社党の推薦を受けた田中氏に敗れてしまいます。

 

中村氏は、1992年に結党した日本新党に参加し、翌1992年の衆院選に再度旧愛媛1区から出馬。

 

59,456票を得た中村氏は、自民党前職の関谷氏、塩崎潤氏の後継の新人塩崎恭久氏に次ぐ3位で初当選を果たします。

 

1994年の日本新党解党後は新進党に所属。

 

小選挙区制初の選挙となった1996年の衆院選には愛媛1区から同党公認で臨み85,794票を得るも、自民党前職の関谷氏に4,511票差で敗北。

 

党代表を務めていた小沢一郎氏の方針により比例重複立候補が認められていなかったため、落選します。

 

その後も街頭に立ち続けた中村氏は、松山市民からの要請を受け、1999年に行われた松山市長選に39歳で出馬。

 

当時の現職市長の田中誠一氏は、父親の時雄氏に反逆して追い落とした因縁の相手。

 

3選を目指す田中氏に対し、中村氏、また共産党公認候補が立つ三つ巴の戦いとなる中、中村氏は田中氏に2万以上の差をつける108,966票を得て、見事初当選を果たし、父親の無念を晴らします。

 

2003年、2007の選挙では、いずれも共産党の新人候補との一騎打ちとなるも、いずれも圧勝で当選を重ねます。

 

2010年9月に3期12年知事を務めた加戸守行氏が任期満了を残して退任。

 

中村氏は、これを受けて11月に行われた知事選に自民党、公明党などの推薦を受けて出馬。

 

中村氏の他、前愛媛大学学長の小松正幸氏、共産党公認の田中克彦氏の新人3名による三つ巴の戦いとなるも、次点の小松氏に35万を超える票差の452,664票を獲得し、初当選を飾ります。

 

前回2014年の選挙では、対抗馬の共産党推薦の新人候補を39万超の大差で破り、再選。

 

そして迎えた今回の選挙戦。

 

3選を目指して掲げたスローガンは、「みんなでつくろう、愛顔(えがお)あふれる愛媛県~第三ステージ~」

 

政策の柱や具体的政策などを抜粋してご紹介します。

  • 地方の時代に対する挑戦
    (新規政策)
    ・最新IT技術等の行政事務への導入
    ・内部管理事務の外部委託の検討
  • 政策課題への挑戦
    (6つの課題)
    ・雇用、経済に愛顔を
    ・お年寄りや障がい者に愛顔を
    ・子供たちや女性に愛顔を
    ・観光に愛顔を
    ・安全 ・ 安心に愛顔を
    ・地球に愛顔を
  • 継続課題への挑戦
    (新規政策)
    ・西日本豪雨災害からの復興
    ・県内物流体制の強化
  • 見果てぬ夢への挑戦
    ・「プロ野球球団」四国誘致の可能性
    ・愛媛を舞台とする「ドラマ」「映画」の可能性

たお ゆきえ(たお ゆきえ)

  • 名前:田尾 幸恵(タオ ユキエ)
  • 現年齢:49歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属
  • 肩書き:会社員
  • 学歴:県立新居浜西高等学校、松山赤十字看護専門学校、武蔵野大学通信教育部人間関係学科(現・心理学科)卒業
  • 職歴:松山赤十字病院勤務、愛媛大学医学部付属病院勤務、南古谷病院勤務、株式会社らららん福祉フロンティア(自営)、株式会社サスケ勤務

たおゆきえ氏は、1969年9月に新居浜市で生まれます。

 

新居浜西高校を卒業後、大学の獣医学部への進学を希望していたものの家庭の事情で叶わず、松山赤十字看護専門学校へ進学。

 

卒業後、看護師として松山赤十字病院などで勤務。

 

仕事の傍ら、ケアマネジャーやヘルパー1級など多くの資格や免許を取得。

 

また、武蔵野大学通信教育部人間関係学科(現・心理学科)で学び、2007年3月に卒業します。

 

2017年2月には新居浜市内で四国初となる医療・看護対応型タクシー事業を起業。

 

高齢者向け遍路タクシーにとどまらず、空き家を利用した若者向けのシェアハウス事業も展開します。

 

しかし、今年6月に同社は破産。

 

現在、介護・障がい者福祉事業を行う会社に勤務しています。

 

そんな田尾氏は、10月31日に知事選への出馬を表明。

 

スローガンは、「若者が希望を持てる愛媛県」

 

介護職員の養成をはじめとする医療・介護施策の充実を主張するたお氏。

 

掲げる政策の柱は次のとおり。

  1. 今、必要なこと、必要ないことをトリアージ(選別)し即断即決します。
    現場に本当に必要とされる政策を女性として、母として、主婦としての感覚を大切にしながら実行します。
  2. 県政に対する県民の皆様からの生の声を反映し、できる限り早急に実現すべく必要な議論と決断をします。

 

和田 つかさ(わだ つかさ)

  • 名前:和田 宰(ワダ ツカサ)
  • 現年齢:66歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(日本共産党推薦)
  • 肩書き:無職(伊方等の原発をなくす県民連絡会議代表幹事)
  • 学歴:県立吉田高等学校機械科、徳島大学教育学部卒業
  • 職歴:行政書士事務所勤務、公立学校教諭、えひめ保健企画勤務
新人候補の和田つかさ氏は、1952年に松山市で生まれ、宇和島市で育ちます。
吉田高校を卒業後、徳島市内の行政書士事務所に勤務。
ラジオで自閉症児についての話題を耳にした和田氏は、障害児教育者を志します。
そして徳島大学教育学部を卒業後、愛媛県内の養護学校などで23年間にわたり教諭を務めます。
また、組合活動にも熱心に取り組み、愛媛県教職員組合書記長、愛媛地方労働組合連合会副議長などを歴任。
退職後は、2014年まで民医連グループの薬局運営会社のえひめ保険企画に勤務。
その後、ボランティアで原発反対運動に尽力し、現在、伊方原発をなくす県民連代表幹事の他、明るい愛媛をつくるみんなの会代表委員を務めています。
そんな和田氏は、これまでに2003年、2007年の知事選に出馬。
しかし、いずれも当時の現職知事・加戸守行氏に大差で破れています。
そして3度目の挑戦となる今回の選挙戦。
掲げるスローガンは、「県民の命と安全を」
「和田つかさといっしょに3つのチェンジ」と題する政策の柱や公約をご紹介します。
  • チェンジ1 県民のいのち、安全が最優先
    伊方原発とめて廃炉に向かう
    災害復興 抜本的対策 急いで遅れ解消を
  • チェンジ2 県民に冷たい県政からくらしに寄り添う県政に
    障害者雇用
    教育環境改善に全力
  • チェンジ3 国にもの言いいかす県政へ
    9条改憲ノー、消費増税中止、加計疑惑徹底解明

2018年11月18日のその他地域での選挙

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