市長選挙

福岡市長選挙2018の開票結果速報|情勢予想と出口調査・立候補者の最新情報

ここでは11月4日に告示、11月18日投開票の福岡県、福岡市長選挙2018(福岡市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢からNHKの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の福岡市長選の立候補者はいずれも無所属で、新人で政党職員の神谷貴行氏(48)=共産推薦=、3選目当選を目指す現職市長の高島宗一郎氏(44)の2名です。

 

有権者数は11月3日時点で125万8232人となっています。

 

激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

福岡市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

 

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
94437神谷 貴行48無所属(共産推薦)政党職員
285435高島 宗一郎44無所属福岡市長
  • [告示日]2018年11月4日
  • [投票日]2018年11月18日
  • [有権者数(人)]1242438
  • [投票率(%)]31.42
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 2

 

以下は前回(2014年)の福岡市長選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
256064高島 宗一郎40無所属(自民、公明推薦)福岡市長
116630吉田 宏58無所属無職、元市長
36288北嶋 雄二郎65無所属無職、元市議
27280嶽村 久美子64無所属(共産推薦)団体役員
8068大川 知之37無所属NPO法人代表理事
6225金出 公子67無所属健康体操団体代表、元市議
  • [告示日]2014年11月2日
  • [投票日]2014年11月16日
  • [有権者数(人)]1178607
  • [投票率(%)]38.79
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 6

福岡市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは福岡市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

福岡市長選挙2018の争点

毎日新聞の報道によると今回の福岡市長選挙の主な争点には『JR博多駅と博多港ウオーターフロント(WF)地区を結ぶロープウエー構想が争点に浮上している』とのこと。

構想は、クルーズ船の寄港などでにぎわうWF地区と九州の玄関口であるJR博多駅の約2キロを大博通り沿いにロープウエーで結ぶもの。渋滞緩和とアクセス向上が狙いで、海外の整備費は1キロ当たり13億~64億円のため単純計算すると26億~128億円はかかる。都市型ロープウエーとしては英ロンドンや米ニューヨークに先行事例があるが、国内では実現していないという。

各候補者の政策主張や公約は後述します。

福岡市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが今のところどちらの候補者が当選確実に近いと言った情報は無いものの、前回の選挙結果から察するに、現職の高島氏の当選確実が近いものと予想されます。

高島氏は前回の選挙では6名の候補者乱立による中他候補者を寄せ付けないほどの圧倒的な票数で当選しました。

福岡市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

筋トレ動画やウルトラマンを活用したPRで話題を呼んでいる福岡市長選挙。

 

そんな選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、現職市長で3選を目指す高島宗一郎氏、新人のかみや貴行氏の2名。

 

今回は政党からの推薦を受けず完全無所属で臨む高島氏 VS 共産党推薦候補のかみや氏という構図の選挙戦。

 

実に24年ぶりとなる一騎打ちの戦いを制するのはどちらの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である高島氏、かみや氏の経歴や政策をご紹介します。

 

高島 宗一郎(たかしまそういちろう/現職市長)

  • 名前:高島 宗一郎(タカシマ ソウイチロウ)
  • 現年齢:44歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:福岡市長
  • 学歴:大分県立大分舞鶴高等学校、獨協大学法学部卒業
  • 職歴:KBC九州朝日放送アナウンサー、福岡市長(2期)

政治家らしからぬファッショナブルさと端正なビジュアルで知られる現職市長・高島宗一郎氏は、1974年11月1日に大分県大分市で生まれます。

 

父親は大分放送の元アナウンサーで社長室長を務めた高島晋一郎氏。

 

また、4期にわたり豊後高田市長を務めた倉田安雄氏を母方の祖父に持つ高島氏。

 

大分県立大分舞鶴高校を経て、獨協大学法学部に進学。

 

卒業後、KBC九州朝日放送に入社。

 

父親と同じアナウンサーの道に進んだ高島氏。

 

朝の情報番組「アサデス。」のメインキャスターを務めるなど、13年間にわたって人気アナウンサーとして活躍します。

 

そんな高島氏は、次なるステップとして祖父と同じ政治家の道を歩むことを決断。

 

2010年9月に会社を退職し、同年11月の市長選に出馬します。

 

市長選には民主党・国民新党の推薦を受けた現職市長の吉田宏氏、元佐賀市長の木下敏之氏など総勢8人が名乗りを上げます。

 

大混戦となる中で、自民党・公明党からの支援を受けた高島氏は、次点の吉田氏に64,704票差をつける209,532票を得て、見事初当選。

 

当時36歳の高島氏は、福岡市の歴代最年少市長となります。

 

再選を賭けて臨んだ2014年の選挙では、元職となった吉田氏や4名の新人を迎え撃つ戦いになるも、自民党・公明党の推薦を得た高島氏は史上最多得票となる256,064票で当選を果たします。

 

2016年に発生した熊本地震では、発生直後に自らSNSで市民に物資を募り、プッシュ型支援を実施。

 

また同年に起きた博多駅前道路陥没事故では、高島氏の強いリーダーシップのもとわずか1週間で復旧。

 

このように次々と実績を挙げ、スピード感ある首長として注目を集めます。

 

そんな高島氏は、

「今の福岡市の勢い、元気といった流れを止めず、引き続き私もチャレンジしていきたい」

と述べ、3選出馬を表明。

 

スローガンは、「この勢い、止めない!福岡の成長進行中!!」

 

政策ビジョンの柱は次のとおり。

  • アジア・世界とのゲートウェイとして九州の成長に貢献
  • 多彩な個性を活かしたコントラストのあるまちづくり
  • 規制緩和等による新たなビジネスや雇用の創出
  • 子どもが将来に夢を描き、女性が輝くまちへ
  • 誰もが安心して暮らせるユニバーサル都市・福岡の推進
  • 地域が絆で結ばれた安全で快適なまちへ
  • 持続可能な行財政運営の推進

かみや 貴行(かみや たかゆき)

  • 名前:神谷 貴行(カミヤ タカユキ)
  • 現年齢:48歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(日本共産党推薦)
  • 肩書き:政党職員
  • 学歴:京都大学法学部卒業
  • 職歴:日本共産党職員

対する新人のかみや貴行氏は、1970年7月11日に愛知県西尾市で生まれます。

 

高校時代から日本民主青年同盟で活動を行っていたかみや氏。

 

京都大学法学部進学後、全日本学生自治会総連合(全学連)委員長を務めます。

 

卒業後、日本共産党東京都委員会を経て、福岡県委員会に勤務。

 

2017年6月から同党福岡市議団事務局長を務めています。

 

その傍ら、「紙屋高雪(かみやこうせつ)」の名前でマンガ評論家・ブロガーとしても知られるかみや氏。

 

「オタクコミュニスト超絶マンガ評論」などの本を執筆する他、ブログやマンガ評論サイトの運営など幅広い活動を行っています。

 

そんなかみや氏は、今回の市長選への出馬を表明。

「大型開発を取りやめ、財源を捻出する。1%のためでなく、99%のための政治をしなければならない」

と意気込みを述べています。

 

スローガンは、「1%でなく99%のための福岡市政を」

 

主な公約を抜粋してご紹介します。

  • 月4万円の家賃補助(国の補助2万円)の対象世帯数増
  • 市営住宅を100戸増設
  • 高齢者乗車券の拡充
  • 小学生までの通院医療費の無償化
  • 少人数学級を1学年拡大

2018年11月18日のその他地域での選挙

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