市長選挙

東松山市長選挙2018の開票結果速報|立候補者(安富/森田)の予想情勢と当確まとめ

ここでは7月1日に告示、7月8日投開票の埼玉県、東松山市長選挙2018(東松山市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の東松山市長選の立候補者はいずれも無所属で、3選目当選を目指す現職市長の森田光一氏(65)=自民、公明推薦=と、新人で東大教授の安冨歩氏(55)の2名です。

 

有権者数は6月30日時点で75,426人(男37,728人、女37,698人)です。

現職対新人候補者による激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

東松山市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

東松山市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

投票率35.98%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
19094森田 光一65無所属公務員(東松山市長)
7154安冨 歩55無所属大学教授

 

開票は7月8日に即日開票となり、開始時間は午後9時から。

開票場所は北地区体育館にて行われます。

大勢の判明はおそらく午後11時前後になるのではないかと予想します。

 

以下は前回(2014年7月6日執行)の東松山市長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数72199人に対して47.56%でした。

  • [告示日]2014年6月29日
  • [投票日]2014年7月6日
  • [有権者数(人)]72199
  • [投票率(%)]47.56

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 2

投票率47.56%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
18921森田 光一61無所属公務員(東松山市長)
14989松坂 喜浩53無所属NPO法人代表理事、元市議

東松山市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は

ここでは東松山市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

東松山市長選挙2018の争点

東松山市長選挙2018における主な争点は表面化していないものの、現職市長である森田氏の市政評価・是非・刷新でしょう。

2期8年に及び市政評価は決して悪くないため、保守派の票をどこまで獲得できるのかが命運の分かれ道とも言えます。

各候補者の政策主張や公約は後述します。

東松山市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をすると、現職市長である森田氏の3選目当選が有力視されています。

自民公明の支持を得ていることが大きな理由で、対抗馬である安富氏よりも多くの組織票を獲得する見込みが強いでしょう。

一方の安富氏は身なりが女性ですが、中身は男性ということで大きな注目を集めていますが、今ひとつ市民の信頼を手厚く得ているとは言い難いかもしれません。

東松山市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

7月8日に投開票が行われる東松山市長選挙。

立候補の名乗りを上げたのは、現職市長で3選を目指す森田光一氏、「女性装」で知られる新人で東大教授の安冨歩氏の2名。

 

現新一騎打ちの戦いを制し、市長の座に就くのはどちらの候補でしょうか?

それでは立候補者である森田氏、安冨氏のプロフィールや政策をご紹介します。

 

森田 光一(もりた こういち/現職市長)

  • 名前:森田 光一(モリタ コウイチ)
  • 現年齢:65歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:東松山市長
  • 学歴:県立熊谷高校、埼玉大学教育学部、中央工学校測量科卒業
  • 職歴:森田光一測量登記事務所(現・有限会社モリタ測量設計 自営)、東松山市議会議員(2期)、埼玉県議会議員(2期)、東松山市長(2期)

森田光一氏は1952年12月21日に東松山市で生まれます。

熊谷高校を経て、埼玉大学教育学部を卒業。

その後、中央工学校測量科に進学します。

 

土地家屋調査士、測量士、行政書士などの資格を取得した森田氏は、森田光一測量登記事務所(現・モリタ測量設計)を開業。

 

社業の傍ら、東松山青年会議所で第11代理事長を務めるなど、青年会議所活動にも励みます。

 

そんな森田氏は、1995年に行われた東松山市議選に出馬し、初当選。

1999年の選挙戦で再選を果たします。

 

市議を2期8年務めた森田氏は、2003年に行われた埼玉県議選に無所属で出馬。

自民党の現職県議、堀口真平氏などとの三つ巴の戦いを、堀口氏に5,800票以上の差をつける15,403票で制し初当選。

 

2007年の選挙には自民党公認候補として出馬し、無投票で再選を果たします。

 

そんな森田氏は、2010年に行われた東松山市長選に自民党、公明党の推薦を受けて出馬。

 

4期務めた現職市長の坂本祐之輔氏の引退に伴う選挙戦は、森田氏や民主党の推薦を受けた元市議の松坂喜浩氏(現・県議)を含む新人5名が名乗りを上げる混戦に。

 

森田氏は、次点の松坂氏に3,300余りの票差をつける13,537票を得て、初当選。

 

2014年の選挙戦は、自民党、公明党の推薦を受けた現職の森田氏VS新人の松坂氏との一騎打ちの戦いとなるも、18,921票を得た森田氏は松坂氏を3,900票以上の差で退け、再選を果たします。

 

そして3選を賭けて臨む今回の選挙戦。

 

>>森田氏が掲げるスローガンは、「元気創造計画、第3章へ!!」

 

政策の柱は次の6本。

  1. 子ども~子どもたちが健やかに成長する学びのまち
  2. 健康福祉~誰もが自分らしく輝ける健康長寿のまち
  3. 環境~自然と調和する環境未来・エコのまち
  4. 生活基盤~快適に暮らせる安全のまち
  5. 活性化~元気で活力のあるにぎわいのまち
  6. 協働~人と地域がつながる支え合いのまち

 

選挙戦の第一声で、

「3期目は社会保障を充実させ、地域の安全安心に力を入れる」

と述べた森田氏。

 

公約のうち主なものをご紹介します。

  • 医療費無料化(高校生まで)
  • 空き店舗を利用した子育て支援
  • 休日保育実施
  • 地域包括ケアシステムの確立
  • 成年後見センターの設置
  • 都市公園防災機能向上
  • 企業誘致の継続

安冨 歩(やすとみ あゆみ)

  • 名前:安冨 歩(ヤストミ アユミ)
  • 現年齢:55歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:東京大学東洋文化研究所教授
  • 学歴:京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了
  • 職歴:住友銀行(現・三井住友銀行)勤務、京都大学人文科学研究所助手、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(ロンドン大学)客員准教授、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授→大学院情報学環助教授→東洋文化研究所准教授→東洋文化研究所教授

対する新人候補、安冨歩氏は、1963年3月22日に大阪府で生まれます。

京都大学経済学部卒業後、住友銀行に就職します。

 

しかし2年後の1988年に退職し、母校の大学院に戻ります。

修士課程修了後、京大に残り人文科学研究所の助手を務めます。

 

その後、英国・LSEの客員准教授、名古屋大学助教授を経て、2000年から東京大学大学院総合文化研究科の助教授に就任。

 

1997年には著書『「満洲国」の金融』で第40回日経・経済図書文化賞を受賞。

また同年、同書で京大の経済学博士号を授与されます。

 

2003年に同大大学院情報学環助教授、2007年から同大学東洋文化研究所准教授、そして2009年4月から教授に。

 

新世代アジア研究部門で「東洋的知性の再生:学術・芸術・宗教・生活の実践的再統合」をテーマに研究を行っているそうです。

 

そんな中、「自分は男性のふりをしている」と気づいた安冨氏。

50歳となった約5年前から、長髪にスカートを履くなどの「女性装」を始め、一躍有名になります。

 

また、乗馬を趣味とする安冨氏は、隣接の滑川町に牧場があることや街の景色に魅力を感じて2017年に東松山市に移住。

 

そんな安冨氏は、

「現職だけが出馬して無投票になるのを避けるため」

と市長選への出馬を決意。

 

出馬表明の記者会見も滑川町の牧場で行われ、さっそうとした乗馬姿も披露しています。

 

>>スローガンは、「子どもを守り 未来をひらく」。

 

安冨氏が掲げる政策の5本の柱、48項目に及ぶ公約のうち主な項目をご紹介します。

  • 社会保障(健康で文化的な生活)の充実
    高すぎる国保税の一人当たり1万円(年額)の引き下げ
    在宅医療の支援と市民病院に緩和ケア(ホスピス)病棟の設置
    歴史・民俗・工芸資料館の建設及び埋蔵文化財センターの充実
    市民病院の救急医療の全面再開をめざす
  • こどものくらしづくり―すべてのこどもに学びと「くう、ねる、あそぶ」を保障
    小中学校の給食費の無償化
    高校卒業までの医療費の無料化
    高坂小マンモス化解消(高坂に子どもが楽しい学校の建設)、学校環境の改善
    加害・被害を含むいじめ被害者、登校拒否・不登校児童生徒への支援と癒しの施設(フリースクール、フリースペースなど)利用等への助成
  • 民主的な行政―ひらかれた市役所に
    高齢者、障害者、少数者(マイノリティー)のゆたかなくらしを実現する政策
    自治体労働者の適正な雇用・労働条件の保障と賃金の確保
  • くらし・経済の分野―まちをにぎやかに
    自動車を規制し中心市街地に「にぎわい特区」を指定
    古民家の借り上げ・買上げ推進と、レストラン・ホテルへの転用支援
    ステージや舞台、運動機能付き遊具の設置、ホースセラピーの導入など都市公園の改善と整備
  • 武蔵野の再生と自然環境の保全―美しい景観と生態系の保護
    ホタルの生息域を全市に広げる河川環境の整備
    除草に馬・ヤギなどを活用して、なつかしい風景を作り出す
    災害救助馬の実用化を目指す
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