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茨城県知事選挙2017結果速報と開票数|出口調査と投票率【最新版】

投開票が8月27日(日)に行われる茨城県知事選挙2017が着々と近づいてきました。

歴代県知事最多の7選目当選を目指す現職県知事である橋本昌氏か、新人で自民公明が推薦するドワンゴ取締役の大井川和彦氏か、同じく新人で共産党推薦の鶴田真子美氏か、人口約300万人を誇る茨城県の県政を担うのは誰になるのか、とても気になるところです。

ここでは茨城県知事選挙2017の結果速報と候補者の開票数及びNHK出口調査の内容と選挙投票率をお届けします。

常に最新版でお届けしますので、随時当サイトを訪問のうえ情報をチェックしてくださいね。

目次

茨城県知事選挙2017の結果速報と開票数&NHK出口調査と投票率

開票速報結果はこれ!

開票結果速報及び立候補者の得票数に関して更新致しました。

23時14分時点での開票結果は下記の通りです。

また、ドワンゴ取締役を務める大井川和彦氏の当選が決定致しました。

橋本 昌427,743得票率40.8%
【当確】大井川 和彦497,361得票率47.5%
鶴田 真子美122,013得票率11.7%

 

開票が始まるのは午後8時からとなっているので、おそらく投開票が確定する時間帯は23時から24時付近ではないかと思われます。

7月に行われた横浜市長選挙2017でも全ての投開票が確定したのは24時ごろでした。(横浜市も人口約300万人のため大まかな予想です)

NHK出口調査の結果は?

【追記】

NHKの出口調査速報では「茨城県知事選 自公推薦の大井川氏 当選確実」と報道し、新人大井川和彦氏の当選が確定しました。

茨城県知事選挙は27日に投票が行われ、自民党と公明党が推薦する新人の大井川和彦氏が、全国最多の7期目を目指した現職を破り、初めての当選を確実にしました。

【追記ここまで】

出口調査とは文字通り投票所の出口から出て来た選挙人に対して、誰に投票したのかを問う調査ですが、期日前投票での出口調査結果を受けて最終的に投票日に誰に投票するのか決めたい、という人もいるようです。

また8月15日の時事通信の報道によれば、今回の知事選の期日前投票を済ませた人は告示から3日後の13日までで2万4547人だったと報じています。

ちょうど8月11日が山の日や祝前日だったということもあったようですが、期日前投票自体の制度も浸透してきているのではと、県の選挙管理委員会は見ているようです。

投票率は?

現職県知事の橋本昌氏が初当選した1993年(平成5年)から2017年に至るまでの過去の茨城県知事選挙の投票率は下記のとおりです。

※スマホから閲覧の場合は図表を左右にスクロールしてください。

第13回(1993年9月26日)39.7938.6939.24
第14回(1997年9月14日)32.3531.431.87
第15回(2001年9月16日)30.3229.5629.93
第16回(2005年9月11日)64.5364.9264.73
第17回(2009年8月30日)68.5767.3967.97
第18回(2013年9月8日)32.1831.3131.74

 

2005年・2009年は投票率が男女ともに60%を超えていましたが、2013年には30%となり大幅に下回っています。

よくニュースでは若者たちの選挙離れが問題などと言われていますか、30%台となればそういう話でもなさそうです。

今回の茨城県知事選では選挙権が20歳から18歳に引き下げられてから初となるので、その辺りも注目を集めそうです。

ちなみに6月1日時点で発表された茨城県の選挙人名簿登録者数は以下の通りです。

  • 男性1,223,158人
  • 女性1,233,427人
  • 合計2,456,585人

茨城県知事選挙2017の投票率は43.48%となり前回よりも大幅に上回りました。

茨城県知事選挙2017の最新情勢は?

今回の茨城県知事選挙の主な争点は2つ。

  1. 7選目当選を目指す橋本昌氏に対する県政評価及び新人立候補者の是非
  2. 日本原子力発電・東海第2原子力発電所(東海村)の再稼働の是非

世間の方はこれらに対してどのような考え、意見、主張を持っているのでしょうか。

以下はほんの一部ですが、県民の方の声をご紹介します。(あくまで参考程度に)

【8月27日追記】

日刊ゲンダイデジタルの報道では橋本昌氏と大井川和彦氏の差はほぼないと見ているとのようで、「投票箱のフタを開けるまでわからない」と自民党関係者からの取材であったとされています。

更にこんなコメントも。

「自民党、NHK、朝日新聞の調査では大井川氏がややリード、共同通信や読売新聞の調査では橋本氏がやや優勢だったそうです。いずれも数ポイントのわずかの差。最後までどちらが勝つのか全く見当がつきません」

今回は県知事選であるにもかかわらず、国政を担う小泉進次郎氏や石破茂氏・岸田文雄氏まで大井川和彦氏の応援に加勢しています。

これに対して橋本昌氏は以下のようなつぶやきを更新。

ここまでして万一大井川和彦氏が負けてしまったとなれば自民党のイメージダウンには更なる拍車がかかるかもしれません。

【追記ここまで】

東海第二原発の再稼働の問題に関して

7選目当選を目指す橋本昌氏の評判

 

なかなか辛口なコメントも見られる橋本昌氏。

一部報道では「水戸のプーチン」とも言われています。

そんな橋本昌氏は今回大井川和彦氏の応援に駆けつけた自民党を批判し以下のようにコメントしました。

「地方分権が大事だと言っておいて、なぜ知事選びに口を出すのか」

…これはもはや分裂選挙の何者でもないでしょう。

ドワンゴ取締役・大井川和彦氏に対する評判

共産党支持の鶴田真子美氏に対する評判

こうしてみると、それぞれの候補者に対する意見はバラバラですが、鶴田真子美氏に対する応援の声は他の2人に比べて多いような気もしますね。

元々脱原発派として声高に公約を掲げていたというのもあり、その辺りの支持者からは応援されているようです。

また橋本昌氏に限っては「長すぎ」「独裁」といった声もありますが、過去24年間県知事を続けてこられたというのはやはり一定の評価はできるものと思われます。

大井川和彦氏は一流企業を渡り歩いた経歴があり、ビジネスマンとしては他の2人よりも1枚、2枚上手でしょう。

が、政治政策としてはまた話が変わってくるとも言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

8月27日に行われる茨城県知事選挙2017ですが、投票率の向上を図るために芸人コンビのカミナリやモデルのUsukeDevil(ユースケデビル)さんをPRに起用したり様々な取り組みを図っているようです。

果たしてこれらの取り組みが今回の投票率に少しでも貢献できるのかどうか。

引き続き茨城県知事選挙2017の動向・情勢を追っていきます。

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