県知事選挙

石川県知事選挙2018の結果速報と開票|立候補者小倉/谷本の情勢予想と当確情報

ここでは3月4日に告示、3月11日投開票の石川県知事選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

今回の石川県知事選挙の立候補者はいずれも無所属で、共産党が推薦の新人・小倉恵美氏(65)と自民・公明・民進・社民推薦で7選目当選を目指す現職市長の谷本正憲氏(72)の2名です。

有権者数は3月1日時点で95万8928人となっています。

現職VS新人の今回の石川県知事選挙の最新情報はどのようになっているのか、またどちらの候補者が当選者となったのか、見ていきましょう。

目次

石川県知事選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

石川県知事選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

開票は3月11日に即日開票され、開票速報第1報は午後9時50分に発表され、以降30分毎に発表されます。

開票結果の確定は3月12日明けの午前0時ごろの見通しです。

投票率39.7%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
72414小倉 恵美65無所属(共産推薦)市民団体役員
288531谷本 正憲72無所属(社民推薦)石川知事

また、以下は前回(2014年3月2日執行)の石川県知事選挙の開票結果となります。

現職の谷本氏はほか候補者に圧勝していることから今回の選挙も優位に進めていると見て良いかもしれません。

投票率は有権者数933,967人に対して44.98%でした。

投票率44.98%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
285242谷本 正憲68無所属石川知事
94212川 裕一郎42無所属元県議
34464木村 吉伸62無所属新しい県政をつくる県民の会事務局長

石川県知事選挙2018|争点や町の人の声や情勢予想は

ここでは石川県知事選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

石川県知事選挙2018の主な争点は何か

石川県知事選挙2018の争点はずばり現谷本県政の評価、是非と7期目への多選批判ですが、小倉氏は北陸電力志賀原発について「廃炉にすべき」と訴え、争点の一つとしています。

いずれにしても多選批判が相次ぐ選挙情勢ですからまず谷本氏の評価是非が主な争点と言えるでしょう。

石川県知事選挙2018の情勢や当確予想

今のところ谷本氏、小倉氏どちらの候補者が有利、優勢といった情報はありませんが、過去の選挙結果を見る限りではやはり現職の谷本氏の7期再選の可能性が濃厚と見て良いかもしれません。

石川県知事選挙2018|立候補者の経歴やプロフィール・公約

2月22日告示、3月11日投開票の石川県知事選挙。

立候補に名乗りを上げたのは、現職で全国最多の7選を目指す谷本正憲氏、共産党などが組織した政治団体が擁立する無所属新人の小倉恵美氏の2名。現新一騎打ちとなります。

 

そこで、こちらでは立候補者である谷本氏と小倉氏の経歴やプロフィール、公約などをご紹介してまいります!

谷本 正憲(たにもと まさのり/現職知事)

  • 名前:谷本 正憲(タニモト マサノリ)
  • 現年齢:72歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党、民進党、社民党、連合石川推薦)
  • 肩書き:石川県知事
  • 学歴:兵庫県立西脇高等学校、京都大学法学部卒業
  • 職歴:自治省(現・総務省)、石川県知事(6期)

谷本正憲氏は、1945年4月16日に兵庫県西脇市で生まれます。

兵庫県立西脇高校を経て、京都大学法学部に進学。卒業後は旧自治省(現・総務省)に入庁します。

 

島根県、宮崎市、茨城県に出向、省内では財政局交付税課長、公営企業第一課長などを歴任し、1991年に石川県に出向。当時の中西陽一知事のもと副知事に就任します。

 

1994年に中西氏の死去に伴い、当時の新生党の衆院議員奥田敬和氏が谷本氏を知事選に擁立。

新生党、公明党、民社党、日本新党、社会党の推薦を受けて、細川護熙政権下で全国初の非自民連立与党統一候補として知事選に出馬します。

 

当時、自民党幹事長であった森喜朗氏が擁する元農水省事務次官の石川弘氏(自民推薦)を破り、初当選を飾ります。

 

その後、1998年の知事選では、自民党が独自候補を模索するも断念。

谷本氏は自民党、民主党、民政党、自由党、公明党、社民党、新進石川党の7党から推薦を受けて再選します。

 

手堅い県政運営が評価され、その後も非共産の政党からの推薦を受け、ダブルスコア以上の差をつける圧勝で当選を重ねる谷本氏。

ところが、多選の谷本氏に対して、組織の硬直化など多選による弊害を問題視する声が徐々に高くなっていきます。

そのため、自民党の一部関係者の中では、前回・前々回の知事選は岡田直樹参院議員、今回は山田修路参院議員を擁立する動きも。

 

しかし、県連内で意見が纏まらず、擁立を断念し、自民党は今回も多党との相乗りで谷本氏を推薦することになりました。

 

そんな谷本氏ですが、今回7選を目指すにあたり、「21世紀の石川を輝かせる21の政策」という公約を掲げています。

 

21項目に及ぶ具体的政策のうち主なものを次に抜粋します。

  • 新県立中央病院での高度専門医療の提供
  • 東京国立近代美術館工芸館の移転、新県立図書館整備、金沢城の復元など
  • 北陸新幹線の早期全線整備
  • 北陸新幹線開業効果の多面にわたる持続・発展

 

2014年の年頭会見中には、インフルエンザによる高熱で突然後ろに倒れてしまうハプニングがあった谷本氏。

 

現在は72歳という年齢から、健康面を不安視する記者からの質問に対して、谷本氏は

「どっかあると思われます? 見て」

と答えるほど、まだまだ体力には自信があるようです^^

 

今回の対立候補は共産系ですが、勢いのある立憲民主党とのもまた有力な対抗馬不在の選挙戦において、谷本氏は全国最多となる7選を果たすことができるのでしょうか。

小倉 恵美(こくら えみ)

  • 名前:小倉 恵美(コクラ エミ)
  • 現年齢:65歳(3/15~66歳)
  • 性別:女
  • 党派:無所属(共産党、サポート立憲推薦)
  • 肩書き:「原発を考える石川女性の会」代表委員
  • 学歴:岐阜県立斐太高等学校、金沢大学医学部付属衛生検査技師学校卒業
  • 職歴:済生会石川総合病院(現・石川県済生会金沢病院 ※2012年退職)

小倉恵美氏は、1952年3月15日に岐阜県吉城郡古川町(現・飛騨市古川町)に生まれます。

岐阜県立斐太高校を経て、石川県の金沢大学医学部付属衛生検査技師学校に進学。

 

卒業後も石川に留まり、済生会石川総合病院(現・石川県済生会金沢病院)の検査部に臨床検査技師として就職。

定年まで勤務し、2012年に退職します。

 

小倉氏は、在職中から労働組合活動に取り組み、全済生会労働組合石川支部(現・済生会金沢病院労働組合)執行委員長、石川県医療労働組合副委員長、そして石川県労働組合総連合女性部長を経て議長を歴任します。

 

現在も、原発を考える石川女性の会代表委員の他、石川県母親大会連絡会事務局長をはじめ、多くの共産党系団体に所属して精力的に活動を行っている小倉氏。

 

日本共産党、サポート立憲(立憲民主石川※立憲民主党の県内組織)、市民連合などが組織する「石川県に新しい知事を誕生させる会」が、小倉氏に白羽の矢を立て、石川県知事候補として擁立しました。

 

>>小倉氏のスローガンは、「チェンジ!いしかわ」。

 

出馬表明の記者会見では、次のように決意のほどを述べています。

「美しい能登に原発はいらない。多選でゆがんだ県政を県民のための県政に変えたい」

「意見の違う人の話を聞く必要はないという現職の姿勢は民主主義を否定する。対話型の県政を目指したい」

 

主な政策は、次のとおりです。

  • 現職知事の多選阻止
  • 北陸電力志賀原発の廃炉
  • 知事の定例会見開催
  • 議会への女性参加拡大 など

 

誤って「オグラ」と読まれがちな小倉氏。

そのためでしょうか、選挙における通称は読みやすくひらがなの「こくらえみ」にしているようですね。

ちなみに、愛称は「コクエミ」だそうです^^

 

反原発への思いから、「志賀原発廃炉」を訴える小倉氏。

奇しくも投開票日の3月11日は、7年前に東日本大震災が発生した日にあたります。

その3月11日に小倉氏は谷本氏の7選を阻止し、石川県初の女性知事の座に就くことができるのでしょうか。

まとめ

今回は3月11日の注目選挙、石川県知事選挙2018に関してお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。

7期目当選を目指す谷本氏には多選批判もあるかもしれませんが、24年間もの長きにわたる県政運営をしてきたという事実は評価すべきとも言えるでしょう。

果たして今回の県知事選挙の開票結果はどのようになるのか、当サイトでは引き続き最新情報を追っていきます。

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