市長選挙

伊藤ひろたか(横浜市長選)の経歴や評判|政党事務所は共産党?家族も

カジノ誘致と中学校給食」が争点とされている横浜市長選。

ここでは立候補者の一人である、カジノ誘致に反対で中学校給食実現に尽力したい考えを示している伊藤ひろたか氏の経歴やプロフィールについて迫ります。

尚、現横浜市長で3期目を狙う林文子氏の詳細なプロフィールや横浜市長選挙2017の開票結果速報については下記の記事でご確認ください。

目次

伊藤ひろたかの経歴や学歴などのwikiプロフィール

  • 名前:伊藤ひろたか
  • 職業:横浜市会議員 現在3期目
  • 生まれ:1977年
  • 現年齢:39歳
  • 出身高校:私立駒場東邦高校(1996年卒)
  • 出身大学:早稲田大学理工学部(2000年卒)、早稲田大学大学院理工学研究科、電
  • 子情報通信学専攻修了(2002年)

職務経歴

2002年日経BP社に入社し、日経エレクトロニクスで技術記者として産学連携や知的財産、環境などを取材。

2006年末に日経BP社、退社。江田けんじ衆議院議員の門をたたく。

※江田けんじ議員は現在民進党所属の衆議院議員で民進党代表代行を務めている方です。

2007年、横浜市議会選挙(緑区)にて8344票で初当選。

2008年、第3回マニフェスト大賞にて、最優秀アイデア賞を受賞

※マニフェスト大賞とは地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の優れた活動を募集し表彰するものです。

伊藤ひろたか氏は政策「PFIの債務への計上」を1年間訴え続け見事最優秀アイデア賞を受賞しています。

PFIは「Private Finance Initiative(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)」の略を指し、公共施設等の建設・維持管理・運営等を民間部門(=プライベート)の持つ経営ノウハウや資金(=ファイナンス)を活用し、低廉かつ良質な公共サービスを提供することを目的とした新しい公共事業の手法です。

いかにして公共部門と民間部門との役割を見直し、提携できるところは柔軟に地方創生へと役立てる、効率化する。

といった趣旨でしょうか^^;

なかなかお役所側の人と民間企業の人ではそりが合わない点も多くありそうですが、そこをうまくまとめたのが伊藤ひろたか氏の「PFIの債務への計上」というアイデアなのかもしれません。

2009年には再び第4回マニフェスト大賞にて優秀成果賞を受賞

2年連続での受賞もこれまたすごいですよね。

頭の回転と論理的に物事を考える力は人一倍優れているとみてよさそうです。

2011年の横浜市議会選挙(緑区)では16636票を獲得し2期目の当選。

2015年の横浜市議会選挙(緑区)でも11998票を獲得し3期目の当選。

そんな伊藤ひろたか氏の公式ウェブサイトでは自身の考える政治観として以下のように公開しています。

政治家は普段、何を考えているのか、どんな成果を出しているのか、分からない―――。

そう思っている方が多いのではないでしょうか。

本ホームページは、市民のみなさんにとって判断の材料になりそうな情報は可能な限り、「分かりやすく」、「見やすく」、提供することを考えて作成しました。

コラムでは日々の活動や議会情報、横浜市政ニュースを、市政レポートでは過去に発行したものから最新号まで全てご覧頂けるようになっています。

経済もある。市民力もある。海・川・谷戸など豊かな自然もある横浜。

横浜はもっともっと元気になれる。

今はもちろんのこと、3世代先の横浜を見据えて、未来を切り開いていきたいと思います。

確かに見やすくまとまったホームページであることは一見すればわかりますので、横浜市長選の前に候補者伊藤ひろたか氏についていろいろ知りたいという方は是非チェックしてみてくださいね^^

所属政党や事務所について

伊藤ひろたか氏は無所属からの立候補者です。

伊藤ひろたか氏について調べていくと「民進党」や「共産党」などの言葉と一緒に検索されていることがわかりましたが、これは街頭演説などの目立つところで彼らが伊藤ひろたか氏の応援に駆けつけたためのものと思われます。

7月23日に行われた横浜市長選に向けての野党と市民の共同街頭演説では、日本共産党から小池晃書記局長が応援に駆けつけています。

また、民進党の有田芳生参院議員も伊藤ひろたか氏を支持し「野党の統一でこそ勝てる。安倍政権を許さないという思いで、一緒に勝利の日を迎えよう」と表明しています。

横浜市長選挙2017にかける思いや公約・政策内容

ここからは伊藤ひろたか氏が横浜市長選挙2017にかける思いや公約・政策内容についてみていきます。

特に今回は「カジノ誘致か中学校給食か」という争点の中で伊藤ひろたか氏はどんな見解を示しているのか気になるところです。

まず、カジノ誘致に関してはどうなのか、調べてみました。

2017年06月20日に投稿された伊藤ひろたか氏のブログでは

「横浜にカジノって発想がダサくない?」

というタイトルで横浜へのカジノ誘致を真っ向否定しています。

少々内容のほうを引用させていただきます。

僕自身はカジノは横浜に要らないと思うーーー。

~中略~

今回の選挙、カジノにイエスか、ノーかが大きな争点になっています。

確かに争点には違いないし、二項対立ではっきり言うことで世間には主張が伝わるとは思うものの、僕はちょっと違和感は覚えています。

僕自身はカジノは横浜に要らないと思う。

けど、イエスかノーじゃなくて、そもそも、山下ふ頭のような横浜の歴史の生き字引みたいな場所に、そして30年後には横浜の顔になるであろう場所にカジノを持ってくるという発想が、ちっちゃいというか、カッコ悪いというか、ダサい。

もっと、横浜市民のプライドをくすぐってくれるような、そんな場所にしようよって感じています。

世界の風景を変えること、それがイノベーション。

次の豊かさはもう、私たちの目の前にあります。

僕は政策でイノベーションが起こせると確信しています。

カジノ誘致には反対、そして山下ふ頭に誘致するという考え方自体がダサいと言っていますね。

ニュアンスを変えて読んでみると山下ふ頭でなければ賛成するの?と聞いてみたくもなっちゃいそうですが…。

一方で中学校の給食に対する考えはどのような感じなのか。

こちらに関しても自身のブログでその見解を示していました。

【動画で分かる!】中学校給食実現のための「親子方式」とは・・・実は横浜市ならできるんです

というタイトルで記事を投稿。

はて?親子方式とはなんぞ?と思われた方。

なかなか腑に落ちる考えだと思いますので考えてみましょう^^

政令指定市で私たちの横浜市だけが中学校給食がない。

当然、伊藤ひろたかは中学校給食実現を訴えている以上は、具体的な方法についても考えています。

一番現実的なのは「親子方式」と言いまして小学校で作った給食を中学校に運ぶという方式です。

実は1980年代、横浜には30万人の小学生がいました。

ですから1980年代は30万食の給食を横浜市では作ってきたのです。

各小学校で。

ということは小学校をフル稼働させれば理論的には30万食作ることができるんです。

いま横浜市の小学生の数は20万人です。

そうすると30万引く20万は10万。

つまり、10万食余分につくることができます。小学校をフル稼働させれば!

さて、それでは横浜市の公立中学校に通う中学生は何人いるかと言いますと、驚くなかれ、実は9万人なんです。

そうすると理屈で言えば、小学校の給食室をフル稼働させれば中学生の9万人を含めて30万食つくることができる!これを「親子方式」と言います。

全国の政令指定市の中ではこの親子方式を採用している自治体が北九州市。

中学校と小学校が隣接しているか、していないかという問題がありますので簡単にはいかないということもありますが、理論的には小学校の給食室をフル稼働させれば中学生の給食をまかなうこの「親子方式」をこの横浜では現実的な方法として検討することができる。

伊藤ひろたかはそう考えています。

どうか皆さん、今回の横浜市長選挙の大きな争点である中学校給食。

これは市長がやると判断すれば今すぐにでも実現できます。

どうか皆さん、この市長選挙で中学校給食を伊藤ひろたかと一緒になって実現してまいりましょう。

なるほど~。

小学校給食をフル稼働させて余った分を中学校給食へと回すという考えですね。

現在9万人くらいの中学生がいて、10万食分の給食を小学校で作れば育ちざかり真っ只中の中学生に回すことができると。

もちろん小学校中学校の場所や季節柄の食べ物が傷みやすいなど課題はあるかもしれませんが理屈の上では実現可能ですね。

なんなら最初から中学校に給食を作る設備を全部整えればいいのでは、とも思うのですがきっとそこは費用面の問題もいろいろあるのでしょう。

であればまずは、小学校の給食調理現場で中学生分の給食を作りそれを各地域の中学校へ回す。

具体的な考え方を提示している点においてはちょっと林文子氏よりもいいかなーと思う人も多いのかもしれませんね^^;

伊藤ひろたか氏の中学校給食の親子方式に関しては動画も公開されていますので気になる方は是非チェックしてみてくださいね^^

伊藤ひろたかは結婚して嫁子供はいるの?

伊藤ひろたか氏は結婚しているのでしょうか?

年齢的にも結婚して子供がいてもなんらおかしくはありませんが、調べてみるとどうやら既婚者でお子さんもいるようです。

初当選したのが2007年。

その年の7月には双子の子供が生まれました。

僕自身は父が転勤族だったため、小学校を3つも経験し、「実家はあるけど、故郷がない」。

故郷への渇望感は人一倍強い。

当選した直後は「日本の、横浜の政治を変えるんだ!」って息巻いていましたが、子供が生まれてから「この子たちのために、いい故郷・横浜を残してあげたいな」と思うようになりました。

それが僕が議員を続けてきた、大きなモチベーションの一つ。

上記文面からすると29歳の時に双子の子供を授かっているとすると、今現在小学4年生くらいになっているでしょうね。

パパが頑張る姿を見てきっと応援しているはずです^^

そして間もなく自分の子供が中学校に通うとなれば、まさに中学校給食に関して敏感になるのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は横浜市長選挙2017に出馬、立候補した伊藤ひろたか氏について簡単にご紹介致しました。

色々書いてはいますが、カジノ誘致か中学校給食がやはり今回の争点のようです。

中学校給食実現を公約に掲げている伊藤ひろたか氏が残りの日数でどれだけ現市長の林文子氏を追い詰めることができるのか注目です。

しかし市民からすれば別に誰が市長になってもいいけど中学校給食は実現してほしい、というのが本音なのかも?^^;

「カジノもやってもいいけどまずは中学校給食だろ」といった声もなくはなさそうです。

2017年7月30日に行われる横浜市長選挙の開票結果速報は以下関連記事にてお知らせします♪

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