市長選挙

金沢市長選挙2018の開票結果速報|立候補者の情勢や公約・出口調査情報まとめ

ここでは11月4日に告示、11月11日投開票の石川県、金沢市長選挙2018(金沢市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢からNHKの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の金沢市長選の立候補者はいずれも無所属で、4選目当選を目指す現職市長の山野之義氏(56)=国民推薦=と、新人で政党役員の南章治氏(63)=共産推薦=の2名です。

 

有権者数は11月3日時点で37万7571人となっています。

 

激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

金沢市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

 

金沢市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
76346山野 之義56無所属(国民、公明推薦)金沢市長
14968南 章治63無所属(共産推薦)政党役員
  • [告示日]2018年11月4日
  • [投票日]2018年11月11日
  • [有権者数(人)]373881
  • [投票率(%)]24.92
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 2

 

以下は前回(2014年)の金沢市長選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
93698山野 之義52無所属無職、前市長
35924下沢 佳充53無所属無職、元県議
28316石坂 修一61無所属無職、元県議
10311升 きよみ71無所属政党役員、元市議
  • [告示日]2014年9月28日
  • [投票日]2014年10月5日
  • [有権者数(人)]362165
  • [投票率(%)]47.03
  • [執行理由]辞職
  • [定数 / 候補者数] 1 / 4

金沢市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは金沢市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

 

金沢市長選挙2018の争点

読売オンラインの報道では、今回の金沢市長選挙の争点は現職市長の市政運営への評価などが争点となる、としています。

各候補者の政策主張や公約は後述します。

 

金沢市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが、おそらくは現職の山野市長の当選が確実ではないかと予想します。

前回の市長選では他候補者3名を押さえつけて圧勝当選。

市政評価もさほど厳しい意見もない様子を見ると、当選は確実と思われます。

 

金沢市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

11月11日に投開票が行われる金沢市長選挙。

 

立候補の名乗りを上げたのは、現職市長で3期目を目指す山野ゆきよし氏、新人の南しょうじ氏の無所属候補2名。

 

山野氏は国民民主党、公明党、自民党金沢支部から、対する南氏は日本共産党からそれぞれ推薦を受けています。

現新一騎打ちの戦いを制するのはどちらの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である山野氏、南氏の経歴や政策をご紹介します。

 

山野 ゆきよし(やまの ゆきよし/現職市長)

  • 名前:山野 之義(ヤマノ ユキヨシ)
  • 現年齢:56歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(国民民主党、公明党、自民党金沢支部推薦)
  • 肩書き:金沢市長
  • 学歴:県立金沢泉丘高校、慶應義塾大学文学部仏文科卒業
  • 職歴:ソフトバンク株式会社社員、金沢市議会議員(4期)、金沢市長(2期)

 

現職市長の山野ゆきよし氏は、1962年3月30日に金沢市で生まれます。

金沢泉丘高校を経て、慶應義塾大学文学部仏文科に進学。

 

卒業後、ソフトバンクに入社し、営業職に従事します。

そして家庭の事情で金沢に戻った山野氏は、1995年に行われた金沢市議選に出馬し、初当選。

 

以後も当選を重ね、市議を4期務めます。

そして山野氏は、2010年に行われた市長選に48歳で出馬。

 

 

6選を目指す当時の現職市長・山出保氏に対し、山野氏をはじめ新人4名が挑む選挙戦に。

多選に批判的な市議などの支援を受けた山野氏は、ネット選挙解禁前の当時からTwitterを活用した選挙戦を展開。

 

物議を醸すも、現職の山出氏に1,364票差の58,204票を得て初当選を果たします。

 

そして山野氏は、2014年6月に同年11月予定の選挙戦に再選を賭けて臨む意向を表明。

 

 

しかし、山野氏が名古屋競輪場場外車券売場(サテライト金沢)設置を計画していた不動産管理会社社長との間で設置に協力する内容の書面を交わした上で、2010年の市長選で支援を受けていたことが明るみになります。

 

加えて、山野氏が市長就任後にこの計画が立ち消えとなったため、会社社長にリサイクルプラザを入居させる代替案を示していたことも発覚。

 

議会の主要会派から厳しい批判の声が上がる中、山野氏は8月18日に自らの政治的・道義的責任を取るとし、任期途中で辞職します。

 

そして山野氏は、10月に行われた出直し市長選に出馬。

 

自民党・公明党推薦の下沢佳充氏など3名の新人が立つ混戦となるも、山野氏は次点の下沢氏に57,774票もの差をつける93,698票を得る圧勝で再選を果たします。

 

11月に行われた任期満了の選挙は、対抗馬が立たず無投票で3選。

そして迎えた今回の選挙戦。

 

山野氏は、今年6月議会で

「引き続き市政の繁栄、ビジョンの実現に向かって全身全霊を傾けて取り組む。

強い思いを持って市民の審判を受けたい」

と述べ、4選を目指し出馬を表明。

 

スローガンは、「変わらない想い 変えていく行動」

 

優先する4施策として、以下の項目を掲げています。

  • 石川中央都市圏(4市2町)での広域行政推進
  • スポーツ文化の確立
  • 建築文化発信
  • 子供の貧困対策充実

南 しょうじ(みなみ しょうじ)

  • 名前:南 章治(ミナミ ショウジ)
  • 現年齢:63歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(日本共産党推薦)
  • 肩書き:政党役員
  • 学歴:愛知県立刈谷東高等学校卒業、名城大学理工学部第二部交通機械学科中退、金沢経済大学(現・金沢星稜大学)二部経済学科中退
  • 職歴:印刷会社勤務、日本共産党金沢地区委員会職員
対する新人候補の南しょうじ氏は、1955年4月9日に能登町で生まれます。
機械技術者を志していた南氏は、能登町の小木中学校を卒業後、トヨタの下請け会社に勤務しながら、定時制の愛知県立刈谷東高校に進学。
卒業後、名城大学理工学部第二部に進学するも中退。
22歳で石川に戻り、金沢経済大学(現・金沢星稜大学)を中退後、金沢市内の印刷会社に勤務。
その後、日本共産党の職員となり、2015年から金沢地区委員会委員長を務めています。
そんな南氏は「市民本位の金沢市政をつくる会」からの擁立で今回の市長選への出馬を決意。
出馬表明の記者会見の中で、
「勝ちに行く戦いをしたい。市民の気持ちに寄り添った市政にする」
と意気込みを述べています。
スローガンは、「市長が変われば市政は変わる」
政策の柱と主な公約は次のとおり。
  1. 市民にやさしい市政をめざします。
    家庭ごみの有料化は中止します。
    安心して子育てできるよう、三つの無料化を実現します。
    ・子どもの医療費の自己負担をなくす。
    ・保育料の引き下げと第二子の保育料を無料に。
    ・学校給食費の無料化。
  2. 暮らしを守り、地域経済を元気にします。
    宿泊税の導入は中止します。
  3. 憲法と地方自治、文化が花開くまちづくりをすすめます。
  4. 雪や災害に強い金沢をめざします。
    除雪対策を抜本的に強化します。地震、水害などへの備え、防災対策の強化に取り組みます。
  5. 清潔、公正、公平で、市民とともに歩む市政の実現をめざします。

2018年11月11日その他地域での選挙

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