市長選挙

神埼市長選挙2018の開票結果速報|大仁田厚の情勢や優勢予想・得票数まとめ

ここでは4月8日に告示、4月15日投開票の佐賀県、神埼市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の神埼市長選の立候補者はいずれも無所属で現職市長の松本茂幸氏(67)=自民、公明推薦=と新人で元プロレスラーとして有名な大仁田厚氏(60)の2名です。

 

有権者数は4月7日時点で2万6607人(男1万2597人、女1万4010人)となっています。

 

現職VS新人一騎打ちとなる電流金網デスマッチ・・・ではなくて、激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

神埼市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

神埼市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

開票は4月15日午後9時から神埼市中央公民館で開票され、大勢判明は午後11時ごろを見込んでいます。

投票率65.8%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
9002松本 茂幸67無所属特別地方公務員
(現職市長)
977大仁田 厚60無所属自営業

 

前回(2014年4月20日執行)の神埼市長選挙の開票結果は、松本現市長の無投票当選でした。

結果氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
松本 茂幸63無所属神埼市長
  • [告示日]2014年4月13日
  • [投票日]2014年4月20日
  • [有権者数(人)]26722
  • [投票率(%)]

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 1

神埼市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは神埼市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

神埼市長選挙2018の主な争点は何か

8年ぶりとなる神埼市長選挙の争点は次のように報道されています。

  • 市役所本庁舎の老朽化に伴う新庁舎建設の是非
  • 地域活性化策

また、大仁田厚氏は多選批判を争点に挙げ、次のようにコメントしています。

「首長は2期まで。長くても3期。それ以上は多選だ」

これに対し松本氏は「長いという理由で何か不都合があればそれを示してもらいたい。政策の議論ができるなら続けてもいいと思う」と一蹴。

神埼市長選挙2018の情勢や当確予想

神埼市長選挙2018における情勢や当確予想としては、現職市長である松本氏の4選が確実との見方が強いようです。

その理由としてはこれまで培ってきた支持基盤が固いことと、市政運営にも特に批判などが出ていないことが挙げられます。

大仁田氏は知名度はあるもののやはり政治家としての実績は無いに等しいでしょう。

浮動票や若年層の票の取り込みでどこまで得票数を伸ばせるのかが鍵となりそうです。

神埼市長選挙2018|立候補者のプロフィールや経歴、公約

4月15日が投開票となる神埼市長選挙。

立候補に名乗りを上げたのは、4選を目指す現職市長の松本茂幸氏と、元プロレスラー・元参議院議員の大仁田厚氏の2名。

 

現職市長VS著名な新人候補による激しい一騎打ちの戦いとなっています。

それでは、立候補者である松本氏、大仁田氏のプロフィールや公約をご紹介します。

松本 茂幸(まつもと しげゆき/現職市長)

  • 名前:松本 茂幸(マツモト シゲユキ)
  • 現年齢:67歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:神埼市長
  • 学歴:町立神埼中学校、佐賀県立神埼高等学校、東洋大学法学部(通信教育)卒業
  • 職歴:神埼町役場、神埼町長(1期)、神埼市長(3期)

現職市長の松本茂幸氏は、1950年8月2日に旧神埼町本堀で生まれます。

県立神埼高校卒業後、神埼町役場に入庁。

在職中に通信教育で東洋大学法学部を卒業するという努力家です。

 

福祉課長、学校教育課長、環境課長を歴任し、2004年5月に福祉課参事の役職で退職。

翌年2月に行われた神埼町長選挙に「町政の刷新」を掲げて出馬し、4選を目指していた現職町長の田原英征氏を破り初当選を飾ります。

 

2006年3月に神埼町・千代田町・脊振村が合併して新たに神埼市が誕生。

同年4月に行われた市長選で旧千代田町長の内川修治氏(現・県議)との一騎打ちを225票という僅差で制し、神埼市初代市長に。

 

2010年の選挙戦では、民主党の推薦を受けた新人で元市職員の狩野常徳氏を237票の僅差で退け、再選。

3選を賭けた2014年の選挙戦は対抗馬が立たず無投票で再選します。

そして、4選を賭けた今回の選挙戦。

 

>>スローガンは、「生き生きした笑顔のある“元気 かんざき”」。

 

松本氏が「これまでの神埼市政+α」として掲げる公約の柱は次の3本です。

  • 安心安全な神埼市づくり
  • 住みよさNo.1を目指して
  • 魅力ある神埼市づくり

 

また、政策のテーマを「さらなる子育て支援・子どもたちの安全確保に向けて誠心誠意とりくみます」とし、次の具体的政策を掲げています。

  1. 小学生・中学生の給食費全額助成へ向けて検討
  2. 小学生・中学生・高校生の医療費の全額助成の継続
  3. 保育費の助成
  4. スポーツ施設の整備で健康な子ども達の育成
  5. 父兄への携帯電話メールによる緊急時連絡体制の整備

 

これまでにも厳しい選挙を経験してきた松本氏ですが、今回は全国的にも知名度の高い候補が対抗馬。

積み重ねてきた実績と経験で多選批判をかわすことができるのでしょうか。

大仁田 厚(おおにた あつし)

  • 名前:大仁田 厚(オオニタ アツシ)
  • 現年齢:60歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:自営業(元プロレスラー、元参議院議員)
  • 学歴:長崎市立磨屋小学校、長崎市立桜馬場中学校卒業、私立瓊浦高等学校中退、駿台学園高等学校定時制課程普通科卒業、明海大学経済学部中退、明治大学政治経済学部経済学科(二部)卒業
  • 職歴:プロレスラー、参議院議員(1期)

対する新人の大仁田厚氏は、1957年10月25日に長崎県長崎市で生まれます。

長崎市立桜馬場中学校を経て、私立瓊浦高等学校に進学するも中退します。

 

その後、1973年にジャイアント馬場に憧れて全日本プロレスの門をくぐり、馬場氏の「新弟子第一号」になります。

翌年4月14日に後楽園ホールで行われた大会の佐藤昭雄戦でプロレスラーとしてデビュー。

 

国内で活躍後、海外へ武者修行に出た大仁田氏は、1982年にはNWAジュニアヘビー級世界チャンピオンに。

そして凱旋帰国し再び活躍するも、1984年に左膝粉砕骨折で引退します。

 

その後はタレントとしてテレビを中心に活躍します。

その傍ら、1989年にプロレス団体「FMW」を設立するなど、引退、復帰を繰り返しながらプロレス界でも活動します。

 

 

そして、41歳で高校を再受験し、1999年4月に駿台学園高等学校定時制過程第3年次に編入学し、翌年3月に卒業。

明海大学への中退を経て、2001年4月、明治大学政治経済学部経済学科(二部)に入学します。

 

そんな大仁田氏は、2001年7月に行われた参議院議員選挙に自民党公認候補として比例区で出馬し、初当選。

 

また、大学生である大仁田氏は、国会議員とプロレスラー、タレント活動と学業をこなし、見事4年で明治大学を卒業します。

2006年には参議院自民党副幹事長に就任するも、改選を控えた2007年6月に不出馬、政界引退を表明。

同年9月に自民党を除名されています。

2010年に行われた長崎県知事選挙に無所属で出馬し、当選した中村法道氏に21万票以上票差をつけられる98,200票で3位に終わっています。

 

そんな大仁田氏は、母親の故郷でありプロレスイベント開催でもゆかりのある神埼市の市長選への出馬を決意。

 

>>スローガンは、「かえんば神埼」。

 

公約は次の6つです。

  1. 50億の新市庁舎建設の見直し
  2. 市民が主役のしがらみのない市政
  3. 神埼ブランドの宣伝マンになる
  4. 小中高の給食無償化と脊振の自校式学校給食の再開
  5. 神埼市人口増加計画
  6. 高齢者、障がい者を支えあう医療福祉の充実

 

政党の推薦はありませんが、出陣式には、神埼市を地盤とする民進党県連代表で衆議院議員の原口一博氏、参議院議員森裕子氏(自由党)が応援に駆け付けています。

生まれ育ちが長崎で東京に長く在住していた大仁田氏。

母親の故郷である神埼市政に新風を吹かせたいという思いは有権者に届き、新市長の座に就くことができるのでしょうか。

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