市長選挙

北見市長選挙2019の結果・開票速報|選挙情勢と立候補者の公約・当選者情報を調査

任期満了に伴う北海道北見市長選挙が2019年9月8日に投開票となります。

北見市といえばカーリング女子が有名な地でもありますが、2019年9月1日に告示された北見市市長選挙では、再選を目指す現職市長で無所属の辻直孝氏(66)と、共産党公認で新人の菅原誠氏(46)の2名がぶつかる選挙戦となりました。

 

本記事ではそんな北見市長選挙2019の開票速報、出口調査当確情報と開票結果、立候補者の経歴プロフィールや公約(マニフェスト)などについてご紹介します。

 

開票結果はNHKや各種マスメディアによる出口調査情報や情勢調査情報が入り次第随時記事を更新いたします

目次

北見市長選挙2019年の開票結果速報とNHK当確出口調査

北見市長選挙2019年の開票結果は選挙管理委員会事務局による開票速報やNHK出口調査最新情報が入り次第随時本記事を更新していきます。(開票は午後9時から北海道立北見体育センター1階競技場(北見市東陵町27番地)にて)

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
当選25138辻 直孝66無所属北見市長
つじ なおたか
9312菅原 誠46共産政党役員
すがわら まこと

北見市市長選挙2019年の立候補者のプロフィールや公約

辻 直孝(つじ なおたか)の経歴やプロフィール

  • 名前:辻 直孝(つじ なおたか)
  • 現年齢:66歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、立憲民主党、公明党のそれぞれの地域支部、国民民主党、新党大地推薦)
  • 肩書き:北見市長(1期目)
  • 学歴:北海道立常呂高等学校、北海学園大学経済学部卒業
  • 職歴:北見市役所職員、北見市長

大学卒業後、北見市役所に入所、企画財政部参事、企業局長、社会教育部長、市議会事務局長、常呂自治区長などを歴任。2015年に北見市長選挙に自民党、旧民主党、新党大地の推薦を受けて立候補し当選、現在1期目。

主な公約・政策主張

辻氏は、「笑顔ひろがる北見に!」向けて、「明日を築く8つの政策」を掲げています。

①育てる

  • 保育所・幼稚園・認定こども園などの施設設備やパラきたKidsのリニューアルを進めるなど、子育て環境の充実を図ります。
  • 教育環境の整備を進めるとともに、明日の北見を担う子ども達に「生きる力」や愛郷心を育む学校教育を推進します。

②支える

  • 休日夜間急病センターの整備と併せ、かかりつけ医から北見赤十字病院など3次医療までの連携で安心の地域医療づくりを進めます。
  • 保険センターの整備をはじめ、「健康寿命」を伸ばす健康づくりと併せ、コミュニケーション条例制定の取組など、すべての市民が生きがいをもって暮らせる地域福祉を進めます。

③繋がる

  • 各自治区の個性を活かした地域づくりを推進するとともに、北見市としての一体感醸成に努めます。
  • JR北海道問題や高規格道路など、圏域の課題に対し、各市町村と連携して取り組みを進めます。

④広げる

  • 地域特性にあった着地型観光の推進や、コンベンションを積極的に誘致し、地域経済の活性化を図ります。
  • 積極的なシティプロモーションを展開し、交流人口や北見のファンである関係人口を増やします。

⑤明日に備える

  • 人口減少を見据えた公共施設の再配置の検討、行財政改革などを進めるとともに、活力ある北見の明日を創る「地方創生」の取り組みを進めます。
  • 高齢化社会を迎え、市民の足を確保するため、地域公共交通体制のあり方を検討します。

⑥まもる

  • 恵まれた自然環境を守り育て、未来へ引き継ぎます。
  • 多発する自然災害から、いのちと暮らしを守るため、国土強靭化計画の策定など減災・防災対策を行い、災害に強いまちづくりを進めます。

⑦つくる

  • 基幹産業である農林水産業の持続的な振興に加え、特産品や大学等を活用した商品開発や、販路拡大を進めます。
  • 人出不足解消の支援と、仕事を積極的に誘致することと併せ、働きやすく、ワーク・ライフ・バランスがとれた雇用環境を目指します。

⑧進める

  • 中央大通り沿道における都市再開発の支援など中心市街地の活性化を図り、人口減少社会に対応した多核連携型のコンパクトなまちづくりに取り組みます。
  • 姿勢と行政が共に協力する市民主体の協働のまちづくりを進めます。

菅原 誠(すがわら まこと)の経歴やプロフィール

  • 名前:菅原 誠(すがわら まこと)
  • 現年齢:46歳
  • 性別:男
  • 党派:日本共産党
  • 肩書き:政治団体役員
  • 学歴:北見工業大学大学院修了
  • 職歴:会社員、日本共産党北見地区委員長

大学院修了後、京セラ株式会社に勤務。日本共産党北見地区委員長を務める。前回(2015年)の北見市長選挙や2005、2012、2014、2017年の衆議院議員選挙北海道12区に立候補したが、いずれも落選。

「辻市長は市民の切実な声に耳を傾けなかった。これまでの市政を継続させることはできない。市民の声を聞き市民の命と暮らしを守る新しい市政をつくろうと訴えていきたい」と、今回立候補を決意。

主な公約・政策主張

菅原氏は、「市民のみなさんと同じ思いを持てる、まことの5つの政策」を掲げています。

①市民の声を生かします。

  • 新カーリングホールの内容見直し
  • 移動市長室など直接市民の声を
  • 予定価格事後公表の入札に変更

②子育て応援の街を

  • 中学校卒業までこども医療費無料化
  • 学校給食費助成を、中学校にも

③命を大切にする市政

  • 国民健康保険料の独自軽減
  • 介護保険料、利用料の軽減
  • 水道料金の減免規定を作る

④地域経済拡大で、若者の雇用へ

  • 住宅リフォーム支援事業の拡大
  • 再生可能エネルギーの事業化めざす
  • 農産品目の拡大で若者に挑戦の場を

⑤安全安心の街を

  • 地域自主防災組織の拡大にとりくむ
  • 福祉避難所の増設・拡大
  • 地域の危険個所の継続調査と早期対策

北見市長選挙2019年の情勢や争点・当選予想など

再選を目指す辻氏と新人の菅原氏の一騎打ちとなりました。前回と同じ顔ぶれになりましたが、与野党勢力が相乗りで支援する現職に共産党の新人が挑む構図で、前回の選挙と同じ顔ぶれとなりました。

 

前回は、辻氏が得票率70%を超す圧勝でしたが、事前から辻氏の勝利が濃厚ということもあって、有権者の関心が高まらず、投票率が41.73%と低く、今回も同様に盛り上がりにかける状況です。

 

菅原氏としては、前回以上の得票を集めたいところですが、幅広い支援を受けている辻氏の優位は揺るぎそうにありません。

まとめ

以上、北海道北見市市長選挙2019の開票結果速報や立候補者情報、選挙情勢などについてご紹介しました。

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