市長選挙

狛江市長選挙2018の開票結果速報|情勢予想と立候補者(松原/田中)当確まとめ

ここでは7月15日に告示、7月22日投開票の東京都、狛江市長選挙2018(狛江市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の狛江市長選の立候補者はいずれも無所属新人で、元副市長の結婚相談会社社長、松原俊雄氏(66)=自民、公明推薦と元市議の田中智子氏(60)=共産、自由、社民、狛江・生活者ネットワーク推薦の2名です。

 

有権者数は7月14日時点で70,083人(男33,664人、女36,419人)。

新人候補者同士による激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

狛江市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

狛江市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

投票率45.31%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
17834松原 俊雄66無所属(自民、公明推薦)代表取締役、元副市長
12763田中 智子60無所属(共産、自由、社民推薦)元市議会議員

 

開票は7月22日午後9時から市民総合体育館で行います。

大勢の判明はおそらく午後11時~0時前後になるのではないかと予想します。

 

以下は前回(2016年6月19日執行)の狛江市長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数65386人に対して47.01%でした。

投票率47.01%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
17433高橋 都彦64無所属狛江市長
12856平井 里美54無所属非常勤日本語講師
  • [告示日]2016年6月12日
  • [投票日]2016年6月19日
  • [有権者数(人)]65386
  • [投票率(%)]47.01

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 2

狛江市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は

ここでは狛江市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

狛江市長選挙2018の争点

狛江市長選挙2018における主な争点はズバリ高橋前市長のセクハラ問題による市政の信頼回復と再発防止策です。

松原氏と田中氏ともにセクハラ再発防止や原因の解明を公約で強調していることから二人の主張に異なる主張は見受けられません。

各候補者の政策主張や公約は後述します。

狛江市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をすると、両候補者間の展開が読みづらいとの見方があります。

 

過去の狛江市長選挙を振り返ってみると、2012年までの4期は共産党系が、2012年から2016年までの2期は辞職した高橋氏が共産推薦候補を破っています。

 

今回の選挙戦では自民、公明推薦の松原氏と、共産、自由、社民推薦の田中氏の構図となっていることから接戦となることも予想されます。

狛江市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

7月22日に投開票となる狛江市長選挙。

2期6年にわたり市長を務めた高橋都彦氏がセクハラ問題で辞職。

 

これにより行われる選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、元副市長で会社社長の松原俊雄氏と元市議の田中智子氏の無所属新人2名。

自民党と公明党は松原氏、共産党、自由党、社民党、狛江・生活者ネットワークは田中氏をそれぞれ推薦しており、保守VS革新の構図になっています。

 

この一騎打ちの戦いを制し、新たな市政のリーダーとなるのはどちらの候補でしょうか?

それでは立候補者である松原氏と田中氏の経歴や公約をご紹介します。

松原 俊雄(まつばら としお)

  • 名前:松原 俊雄(マツバラ トシオ)
  • 現年齢:66歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:会社社長(元狛江市副市長)
  • 学歴:駒澤大学経済学部卒業
  • 職歴:狛江市職員、狛江市副市長、株式会社グッドラックステージ代表取締役

松原俊雄氏は、1951年8月16日に狛江市と隣接する世田谷区で生まれます。

母親の郷里である狛江市には幼い頃からよく遊びにきていたそうです。

 

駒澤大学経済学部卒業後、狛江市役所に入庁。

市民協働課長、企画財政部理事、企画財政部長などの役職を歴任します。

 

日本共産党員の市長として知られた矢野裕氏のもと、2008年7月から副市長に就任。

4年間務めた後、2012年に退職します。

 

2013年に新宿区へ結婚相談所を開業。

自らもウエディングプランナーやメンタルケアカウンセラーなどの資格を取り、コンシェルジュとして活動します。

 

そんな松原氏は、今回の市長選への出馬を決意。

出馬表明の記者会見の中で、その意気込みを次のように述べています。

「行政経験と会社経営の実績を生かし、地域づくりに励みたい」

 

>>スローガンは、「日本一やさしいまち、狛江。」

 

政策の柱は次の6本です。

  • 市民参加・協働:市民と行政でひらく協働と連携のまちづくり
  • 防災・安全安心:すべての市民が安心して暮らせる機能的なまちづくり
  • 環境・文化:​市民が憩い、笑顔と活力溢れる水と緑のあるまちづくり
  • 福祉・子育て・医療福祉:​すべての市民の暮らしをサポートするまちづくり
  • 財政再建・市役所:​健全な財政再建と市民サービスの向上をめざすまちづくり
  • 人権:すべての市民の人権が尊重され重んじられるまちづくり

 

主な公約を抜粋してご紹介します。

  • 市民に信頼されるための徹底した情報公開と情報発信
  • ハラスメントに関する意識教育、信頼して相談できる窓口の設置、再発防止策の策定
  • ラグビーワールドカップ2019、オリンピック・パラリンピック2020のレガシー(遺産)の創出、次世代への継承
  • 狛江ブランド農作物の普及支援、市民とともに守り育てる狛江の農業振興
  • 災害時の危機管理体制の充実
  • 公共交通ネットワークの充実
  • 安心して子育てできる環境の整備
  • 障がい者のための地域生活支援拠点の整備促進
  • 図書館、市民活動支援センターを含めた生涯学習と市民協働の観点からの市民センターのあり方の検討

田中 智子(たなか ともこ)

  • 名前:田中 智子(タナカ トモコ)
  • 現年齢:60歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属(日本共産党、自由党、社会民主党、狛江・生活者ネットワーク推薦)
  • 肩書き:元狛江市議会議員
  • 学歴:国学院大学文学部卒業
  • 職歴:大國魂神社巫女、防災設備会社社員、東京都議会議員(1期)狛江市議会議員(3期)

田中智子氏は、1957年に山形県飽海郡松山町(現・酒田市)で生まれます。

中学時代に小説「橋のない川」を読んだことから同和問題に興味をもつようになります。

 

高校卒業後、教師を志していた田中氏は教職課程と部落問題研究会があり働きながら学べる大学ということで、国学院大学文学部第二部に進学。

 

2年間、昼間は大國魂神社で巫女の仕事をしながら、夜は大学に通います。

大学卒業後、防災設備会社に入社。

 

その後、結婚、出産を経て、1997年に39歳で東京都議選に日本共産党公認で出馬し、初当選を飾ります

ところが2001年、2004年の選挙戦ではいずれも涙を呑む結果に。

 

その後市政に転じ、2007年に行われた市議選に出馬し、初当選。

以後当選を重ね、狛江市議を3期務めていました。

 

前市長のセクハラ問題を追及してきた田中氏は、

「セクハラ問題を市民レベルの運動にし、前市長を辞職に追い込んだ。

この流れを生かし、市民と一緒に歩む市政を進めていきたい」

と今回の市長選への出馬を表明。

 

>>スローガンは、「人権、くらし守る狛江に」。

 

田中氏が掲げる政策「3つのゼロ」と主な公約をご紹介します。

  • 災害死者ゼロへ
    ・住宅耐震化助成の拡充
    ・防災無線が聞こえる個別受信機の貸出
    ・ブロック塀の総点検と改修
  • 待機児ゼロへ
    ・認可保育園増設
    ・子どもの権利条例制定
    ・子ども食堂、フードバンクの活動支援
  • 孤立死ゼロへ
    ・安心できる地域包括ケアを実現
    ・特養ホーム、グループホーム、ショートステイ、家族介護の充実
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