こちらの記事では2019年7月28日に投開票が行われる香川県琴平町議会議員選挙の開票速報と開票結果についてご紹介しています。
琴平町議会議員選挙2019の立候補者一覧と気になる当選者、選挙情勢や当落予想などについても随時更新していきます。
目次
琴平町議会議員選挙2019の開票速報・開票結果・当選者は?
琴平町議会議員選挙2019の結果速報並びに開票結果は自治体による開票速報やNHKなどの報道メディア速報が発表され次第、記事を更新致します。
琴平町議会議員選挙2019の立候補者一覧から見る選挙情勢
こちらでは琴平町議選に立候補した候補者情報から選挙戦の情勢を見ていきたいと思います。まず立候補者一覧です。
氏名 | 年齢 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
豊嶋 浩三 | 63 | 無所属 | 現 | クリーニング業 |
山下 康二 | 64 | 無所属 | 現 | 自営業 |
今田 勝幸 | 74 | 共産 | 現 | 町議会議員 |
森藤 泰生 | 54 | 無所属 | 元 | 有限会社森藤薪炭店代表取締役 |
別所 保志 | 51 | 無所属 | 現 | 別所米穀店従業員 |
吉田 正人 | 52 | 無所属 | 新 | 役者 |
吉田 親司 | 61 | 無所属 | 現 | 会社役員 |
渡辺 信枝 | 62 | 無所属 | 現 | 町議会議員 |
堀家 正信 | 66 | 無所属 | 現 | 町議会議員 |
真鍋 籌男 | 78 | 無所属 | 現 | 町議会議員 |
安川 稔 | 71 | 無所属 | 現 | 農業 |
山神 猛 | 72 | 無所属 | 現 | 山神ふとん店代表 |
今回の琴平町議選は、定員10に対して立候補者は12名。前回の2015年から定数の変更はありません。立候補者は2015年には11名、2011年には13名の届け出がありました(2011年も定数10)。
次に立候補者を分析してみます。現職10新人1元職1人です。全体の平均年齢は64.0歳と高めの印象を受けます。立候補者世代別人数を見てみます。
年代 | 人数 |
30代 | 0 |
40代 | 0 |
50代 | 3 |
60代 | 5 |
70代 | 4 |
60代70代で9人の届け出があり、立候補者の75%を占めています。30~40代の立候補者はゼロで高齢の方が積極的な印象を受けました。ちなみに党派別人数は以下の通りです。
党派 | 人数 |
共産党 | 1 |
無所属 | 11 |
今回と同じく2015年も共産党から1人立候補した以外はすべて無所属での立候補でした。
琴平町の町議当選の傾向を把握するために、現職・新人・元職の当選率を2015年、2011年について算出してみました。
2015年 | 人数(人) | 当選(人) | 落選(人) | 当選確率(%) |
新人 | 4 | 3 | 1 | 75 |
現職 | 7 | 7 | 0 | 100 |
2011年 | 人数(人) | 当選(人) | 落選(人) | 当選確率(%) |
新人 | 2 | 1 | 1 | 50 |
現職 | 8 | 7 | 1 | 88 |
元職 | 3 | 2 | 1 | 67 |
どちらの年も現職が高い数字でした。2015年は元職の立候補者がいませんでした。今回は現職10人に対し新人と元職が1人ずつ立候補しており、現職の厚い壁を破ることができるか注目されます。
投票率は2015年が58.76%、2011年は67.58%でした。
2015年は1位から当選次点候補まで418票、2011年は438票の中にひしめき合い、激しい票の奪い合いが展開されました。前回は現町長の片岡氏がトップ当選しており、片岡氏の得票数621票の行方が鍵を握りそうです。
香川県琴平町の特徴や抱える課題
琴平町は香川県のほぼ中央に位置する仲多度郡の西部を占めています。東及び南はまんのう町、南西は三豊市、北から北西にかけては善通寺市と接しています。総面積は8.47k㎡を有し、町域は東西3.3km、南北5.3kmにおよびます。
1890年2月に琴平村が町政施工し琴平町になり、1955年4月に当時の琴平町と榎井村が合併し現在の琴平町が誕生しました。
金倉川と土器川の扇状地にあり、町の西側は瀬戸内海国立公園・名勝天然記念物に指定されている標高524mの象頭山の山裾に沿っています。象頭山の頂上からは讃岐平野と瀬戸内海が眺望できます。
年平均気温は16.2℃と年間を通して温暖な気候であり、四季ごとに桜やつつじといった花や古木に彩られたまちとして知らています。
交通ネットワークはJR土讃線の琴平駅と高松琴平電鉄琴平線の終着駅があり、県庁所在地である高松市へは60分以内の所要時間です。道路は国道319号と377号が通っており、四国3県に通じています。
海上交通の守り神として信仰されている「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている金刀比羅宮があり、1,368段の石段が奥社までは続いています。全国に約600社ある金刀比羅神社、琴平神社の総本宮です。
毎年10月には例大祭が行われ、石段を使ったこんぴら石段マラソンも開催されています。
琴平町では年少人口と生産年齢人口は年々減少する一方で老年人口は増加していく人口減少・少子高齢化が課題となっています。平成22年の人口9,967人から50年後の推計人口は4,242人と算出されており、半数以下になると想定されています。
人口減少により地域経済規模の縮小や税の減収、地域で支え合う生活の維持が困難になるため、人口減少の歯止めと若い世代の定住者を増やす対策が求められています。
- 地域産業を活かし、いきいきと働けるまちづくり
これまで町の発展を支えてきた観光を中心とするサービス業等をいっそう強化するとともに、既存企業の維持発展を図りつつ、地域産業を活かした地域ブランドの確立、さらには新規創業による新産業の創造や企業誘致などを目指します。
- にぎわいの中に歴史が息づく観光のまちづくり
全国的に知名度のある金刀比羅宮のおかげで発展してきた町の文脈を大切にし、未来につないでいくことを方向性の軸とします。
特に県外から琴平町へ移住してもらうためには、こうした地域の魅力を町外に向かって情報発信していくとともに、住民自身がこの町に生まれ住んでよかったと思えるような居住環境の形成・まちづくりをさらに進めていくことが大切です。
- 結婚・出産・子育てを通じて誰もが住みたいと思えるまちづくり
若者が新たな未来に向け、結婚への第一歩となるための環境づくりや子どもを産み育てたいと願う人々に対して、その願いのもとに力強い未来が描けるような支援を行います。
具体的には、周産期・保育、仕事との両立(ワーク・ライフ・バランス)などの面での困難を解消し、安心して子育てできる環境を提供していきます。
- コンパクトタウンをめざし、安全・安心なくらしを基盤に今後も住み続けたいまちづくり
若者から「住み続けたい」と選ばれるまちであるためには、自分の生まれ育った地域の魅力や歴史等を大切にする地元愛を育んでいくことが必要です。
高齢化の時代に合った、安心で生きがいのある暮らしが実現できる環境づくりや、子どものころから地域の人々と触れ合い、地域を深く知る機会を提供していくことが大切です。
全国の多くの自治体と同じように人口減少・少子高齢化が進む琴平町。知名度の高い金刀比羅宮を中心とした町の魅力を磨き、「住んでよし訪れてよしことひら」の実現に向け、皆さんの貴重な1票を未来の琴平町のために投じてみてはいかかでしょうか。
琴平町町議会議員選挙2019の実施概要(日程や期日前投票情報など)
琴平町議会議員選挙2019における基本情報は下記の通りです。
棄権することなく貴重な一票を投じてください。
選挙日 | 2019年7月28日(日) |
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投票時間 | 午前7時から午後8時まで |
投票所 | 町内6箇所(投票所入場券に記載) |
開票日時 | 即日開票で午後8時30分から |
開票場所 | 町立琴平小学校体育館 |
期日前投票期間 | 令和元年7月24日(水)~27日(土) |
期日前投票時間 | 午前8時30分~午後8時 |
期日前投票場所 | 琴平町総合センター2階 第3講座室(琴平町役場前) |
まとめ
以上、香川県琴平町議会議員選挙2019に関する情報をお届けいたしました。
琴平町は人口約8,600人程度の小さな町ですが、今回の琴平町議会議員選挙の結果がより琴平町にとって良い方向に向かうことをお祈り致します。