市長選挙

久慈市長選挙2018の結果速報と開票|立候補者と情勢予想・当確情報まとめ

ここでは3月11日に告示、3月18日投開票の岩手県久慈市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

今回の久慈市長選の立候補者はいずれも無所属で、新人で元県議の嵯峨壱朗氏(59)と2期目当選を目指す現職の遠藤譲一氏(64)の2名です。

有権者数は3月10日時点で30,178人となっています。

現職VS新人の一騎打ち選挙となる今回の久慈市市長選挙は、どの候補者が当選を確実としたのでしょうか。

目次

久慈市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

久慈市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

開票は3月18日の即日開票で、午後8時半から市民体育館にて一斉に開票となります。

投開票まで今しばらくお待ち下さい。

投票率67.66%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
8,862嵯峨 壱朗59無所属会社役員、元県議
当選11,320遠藤 譲一64無所属久慈市長

 

また、下記は前回(2014年3月16日執行)の久慈市長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数30,392人に対して70.34%でした。

この時は現職の遠藤氏が当時の市長山内氏を破り当選しています。

もしかすると2018年はこの逆もあり得るかも?

投票率70.34%
得票数結果氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
12139遠藤 譲一60無所属NPO法人役員
9115山内 隆文62無所属久慈市長

久慈市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは久慈市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

久慈市長選挙2018の主な争点は何か

選挙ドットコムの情報では今回の久慈市長選挙の主な争点は「遠藤市政への評価、人口減少対策、まちづくり・地域活性化政策などが争点と考えられます。」としています。

やはり市政刷新か継続かが大きな争点であることに違いはなさそうです。

遠藤市長の詳しい経歴については後述しますが、1期4年の市長としての実績を以下のように強調しています。

  • 長内地区の土地区画整理事業の整備
  • 防災公園の事業費縮小
  • 市民みんなが幸せになるために財源を丁寧に使ってきた
  • 2016年8月の台風10号で被害を受けた際も、全国に例を見ない補助金を調達

久慈市長選挙2018の情勢や予想

今のところ2018年久慈市長選挙の立候補者どちらが優勢優位についているといった情勢、予想情報は特になさそうです。

というのもあまり候補者両者の公約など市政に対する打ち出し方の色がはっきりと分かれているわけではなさそうだからです。

となると、やはり予想としては現職の遠藤氏の再選。

もしくは再び新人候補者である嵯峨氏が現職市長を破るのか、いずれにしても注目の一戦です。

久慈市長選挙2018|立候補者の経歴やプロフィール、公約

そんな久慈市長選挙には、現職で2期目を目指す遠藤譲一氏、新人で元県議会議員の嵯峨壱朗氏が立候補。

ともに無所属の現新一騎打ちの選挙戦。

旧民主党系の遠藤氏VS元自民県議の嵯峨氏という構図ですが、両氏とも政党の推薦を受けない形で選挙に臨んでいます。

それでは、立候補者である遠藤氏、嵯峨氏のプロフィールや公約をご紹介します。

遠藤 譲一(えんどう じょうじ/現職市長)

  • 名前:遠藤 譲一(エンドウ ジョウジ)
  • 現年齢:64歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:久慈市長
  • 学歴:市立久慈小学校、市立久慈中学校、県立久慈高等学校、中央大学法学部法律学科卒業
  • 職歴:岩手県職員、久慈市長(1期)

まずご紹介するのは、現職市長の遠藤譲一氏。なんと「譲一」で「じょうじ」で読むんですね。

 

遠藤氏は、1953年11月16日に久慈市十八日町で生まれます。

県立久慈高校を経て、中央大学法学部法律学科に進学。

 

卒業後、岩手県庁に入庁。環境生活部青少年・男女共同参画課総括課長、県南広域振興局北上総合支局長などを歴任します。

当時の政権与党の民主党国会議員からの要請を受けて久慈市長選挙への出馬を決意した遠藤氏は、2009年12月に32年勤務した岩手県町を退職します。

 

そして2010年3月に行われた久慈市長選挙に民主党、社民党の推薦を受け無所属で出馬。

 

対するは、2期目を目指す当時の現職市長・山内隆文氏。山内氏は、市長就任前には岩手県議会議員を5期務め、議長や自民党県連幹事長も歴任。

 

当時野党の自民党系・山内氏と与党の民主党系・遠藤氏による事実上の一騎打ちの戦いで激しい接戦となるも、遠藤氏は53票差という超僅差で惜敗します。

 

遠藤氏は、4年後の2014年に行われた市長選にリベンジを期して出馬。「市政刷新」を訴え、現職の山内氏との一騎打ちを3,000票以上の差をつけて初当選を飾ります。

そして再選を賭けた今回の市長選。

 

>>遠藤氏が掲げるスローガンは、「笑顔日本一の久慈市をつくろう」。

 

また、「Let’s be happy.~みんなで幸せになろう!」、「一緒に頑張ればきっとできる!」というフレーズも。

 

「いつまでも住み続けたいと思うまちづくりプロジェクト」と題する公約の柱は次の9本です。

  1. 久慈市の魅力発信プロジェクト
  2. 災害復興プロジェクト
  3. みんなに愛されるマイバス・マイレールプロジェクト
  4. 安心できる医療・福祉のまちプロジェクト
  5. 基幹産業活性化プロジェクト
  6. 出会いと地元愛プロジェクト
  7. 子育てしやすい・女性にやさしいまちプロジェクト
  8. 魅力ある仕事起こしプロジェクト
  9. 総合運動公園プロジェクト

 

遠藤氏が1期4年間手掛けてきた市政への評価が最大の争点となっている今回の選挙戦。

現職として新人を迎え撃つ戦いを制し、再選を果たすことができるのでしょうか?

嵯峨 壱朗(さが いちろう)

  • 名前:嵯峨 壱朗(サガ イチロウ)
  • 現年齢:59歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:会社役員・元岩手県議会議員
  • 学歴:市立久慈湊小学校、市立久慈中学校、県立久慈高等学校、学習院大学文学部哲学科卒業、学習院大学人文科学研究科博士前課程中退
  • 職歴:(有)竹屋製菓、久慈市議会議員(2期)、岩手県議会議員(4期)

対する新人候補の嵯峨壱朗氏は、1958年10月1日に久慈市で生まれます。

 

県立久慈高校を経て、学習院大学文学部哲学科を卒業後、大学院に進学しますが3年で中退します。

その後地元に戻り、家業の竹屋製菓に入社。

 

1991年に行われた久慈市議会議員選挙に出馬し、初当選を飾ります。

以後、久慈市議として2期8年にわたって活動します。

 

そして嵯峨氏は、久慈市長に転じた山内氏の後を受けて、2003年に行われた岩手県議会議員選挙に久慈市選挙区から自民党公認候補として初出馬。

見事当選を果たします。

 

以後、4期連続当選し、岩手県議として活動します。

 

自民党岩手県連では青年局長などを歴任し、県議辞職まで幹事長に就任していました。

 

このように政治家として活動する傍ら、久慈青年会議所理事長や久慈商工会議所青年部会長、また、久慈市PTA連合会会長、岩手県PTA連合会副会長など、さまざまな団体での役職も歴任した嵯峨氏。

 

そんな輝かしい経歴を持つ嵯峨氏は、今回の久慈市長選挙出馬を決意。

自身の県政報告会の中で出馬にかける思いを次のように述べています。

「地方議員の経験を生かし、国や県の力を借りて課題を解決していく最後のチャンス。久慈市を何とかしたいという思いだけだ」

 

出馬に向けて、2月14日に県議を辞職しています。

 

>>そんな嵯峨氏が掲げるスローガンは、「人口減少社会への挑戦 安全で豊かな地域づくり」。

 

また、街頭活動時ののぼりには「市政刷新」のフレーズが。

 

公約のうち主なものは次のとおりです。

  • 市財政の健全化
  • 湾口防波堤の早期完成
  • 持続可能な農林水産業の振興
  • 医師確保など医療環境の充実

 

4年前に遠藤氏に敗れた山内氏が嵯峨氏を支援し、今回も市を2分する戦いとなっています。

この熾烈な選挙戦を嵯峨氏は制することができるのでしょうか。

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