市長選挙

町田市長選挙2018の開票結果速報|立候補者の情勢予想や投票率・当確情報まとめ

ここでは2月18日に告示され、2月25日に投開票を迎える東京都町田市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢や出口調査情報、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けします。

任期満了に伴い執行される今回の町田市長選の立候補者はいずれも無所属から新人で元市議の河辺康太郎氏(38)、現職市長の石阪丈一氏(70)、新人で元小学校教諭の木原信義氏(68)の3名です。

人口約43万人を超える町田市では既に激しい選挙戦が繰り広げられていますが、果たしてこの三つ巴の戦いを制したのはどの候補者だったのでしょうか。

目次

町田市長選挙2018|開票速報と開票結果・NHKの最新出口調査や当確情報、投票率

町田市長選挙の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

開票速報は午後10時から30分毎に発表される見込みですので投開票まで今しばらくお待ち下さい。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
26956河辺 康太郎38無所属元市議
当選81677石阪 丈一70無所属市長
36187木原 信義68無所属無職

※投票率は42.34%でした。

 

また、以下は前回(2014年2月16日執行)の町田市長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数340,281人に対して41.33%でした。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
76869石阪 丈一66無所属(自民、公明推薦)町田市長
31583斎藤 祐善40無所属会社員、元市議
22909木原 信義64無所属(共産推薦)無職
5004仲 政江62無所属自営業

町田市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは町田市長選挙2018の争点や情勢、当確予想について見ていきましょう。

町田市長選挙2018の争点

今回の町田市長選挙の争点は現市政が打ち出しているスポーツ施設の整備や新美術館建設などの公共事業の是非とされています。

石阪丈一現市長は今回の市長選で4期再選を目指していますが、やはり多選批判と言うのは起きています。

どちらかと言えば多選批判や評価是非が市長選の争点といえるかもしれません。

町田市長選挙2018の情勢や当確予想

情勢を予想としては現職市長の石阪氏が優勢との見方が強いようです。

また、元市議の河辺氏がこれを追う形となっているようで、特に民進からの票や反保守票をどれだけ集められるかが今回の選挙戦の鍵となりそうです。

町田市長選挙2018|立候補者の経歴やプロフィール・公約(マニフェスト)

2月25日投開票の町田市長選挙は、現職で4期目を目指す石阪丈一氏の他、前回も出馬した木原信義氏、河辺康太郎が出馬を表明。

ここでは石阪氏、木原氏、河辺氏のプロフィールや公約をチェックしてみましょう。

石阪 丈一(いしざか じょういち/現職市長)

  • 名前:石阪 丈一(イシザカ ジョウイチ)
  • 現年齢:70歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦?)
  • 肩書き:町田市長
  • 学歴:都立立川高等学校、横浜国立大学経済学部卒業
  • 職歴:横浜市役所、町田市長(3期)

石阪丈一氏は、1947年6月29日に南多摩郡鶴川村(現:町田市野津田町)で生まれます。

立川高校を経て、横浜国立大学経済学部に進学。

大学卒業後、横浜市役所に入庁。

企画財政局、パシフィコ横浜への出向、総務局緊急改革推進本部理事などを経て、2004年4月から港北区長に就任します。

 

故郷の町田市長選出馬の打診を受け、公務員としての安定した道を取るか、リスク覚悟で選挙に出るかで悩んだ石阪氏。

娘からの「約束された人生なんてつまらない」という一言に後押しされて、出馬を決意します。

 

2005年9月に港北区長を退任。

翌年2月に行われた市長選に自民党、公明党の推薦を得て出馬。

6人の新人が立候補する乱戦を制し、初当選を飾ります。

 

なお、この市長選前に横浜市職員を対象に行った政治資金パーティーが、元市幹部の石阪氏による地位利用であるとして、当選後、政治資金規正法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けています。

その後、2010年、2014年の市長選においてはいずれも圧勝で再選を果たします。

 

石阪氏は、3期12年間の市政について次のように自己評価しています。

「行政改革、特に企業会計方式を取り入れた新公会計制度の導入や、市職員の始業時間変更など行政の経営改革は進展している。しかし、まちづくりに関しては思うように進んでいない」

 

その上で、石阪氏は4期目を目指すにあたり、この町の目指す姿として次の4つの基本目標を掲げています。

  1. 将来を担う人が育つまち
  2. 安心して生活できるまち
  3. 賑わいのあるまち
  4. 暮らしやすいまち

 

さらに、「多摩都市モノレールの町田駅延伸事業の促進」をはじめ、自身がまだ進捗していないとするまちづくりに関する政策を含め31項目に及ぶ重点政策を挙げています。

 

石阪氏の3期12年にわたり積み重ねてきた実績を評価する声が多いのか、それとも市政のマンネリを感じ新しい人に期する声が多いのか、石阪氏にとって真価が問われる選挙戦といえるでしょう。

木原 信義(きはら のぶよし)

  • 名前:木原信義(キハラ ノブヨシ)
  • 現年齢:68歳(2018年1月8日現在)
  • 性別:男
  • 党派:無所属(日本共産党推薦)
  • 肩書き:元小学校教諭
  • 学歴:横浜国立大学卒業
  • 職歴:小学校教諭(町田市内小学校赴任)

木原信義氏は、1949年に福岡県で生まれます。

横浜国立大学を卒業後、1993年から廃校となった忠生第六小学校や本町田西小学校、本町田小学校、図師小学校、町田第一小学校に赴任。教師としての仕事の傍ら、母親の介護を10年間経験します。

 

さらに教職員時代には、東京都教職員組合町田支部副委員長、町田の教育を考える市民の会事務局長を歴任。

教員として40年勤務し、退職後の現在は、「革新町田市民の会」事務局長、「町田革新懇談」世話人、「町田退職教職員の会」会長、「日本民主主義文学会」町田支部事務局長として活動しています。

 

また、中町中央町内会の健康推進委員として地域活動も熱心に取り組んでいるようです。

そんな木原氏は、4年前の町田市長選挙にも日本共産党の推薦を得て立候補しています。

現職の石阪氏に対して木原氏など新人3人が立候補していますが、現職の高い壁に阻まれ、木原氏は敗れました。

 

そして木原氏は今回の選挙戦も日本共産党の推薦で再挑戦します。

出馬を決意した動機を次のように述べています。

「大型開発など市民負担が増えていることを懸念し出馬を決めた」

 

>>木原氏のスローガンは、「平和憲法を守り、生かして 福祉・教育・緑優先の町田市へ」

 

また、出馬表明の記者会見の中で述べていた公約は次のとおりです。

  • 大型開発をストップし、福祉・教育・緑を優先する
  • 中学校全員給食
  • 高齢者にやさしく、若者が元気に
  • 文化を大切にし、緑・環境・都市農業を大切にする
  • 憲法を活かし、平和を発信する町田市

木原氏は2014年の選挙のリベンジを果たし、革新系市長の誕生となるのでしょうか?

河辺 康太郎(かわべ こうたろう)

  • 名前:河辺 康太郎(カワベ コウタロウ)
  • 現年齢:38歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:町田市議会議員
  • 学歴:市立山崎小学校、市立忠生中学校、都立小川高校、中央大学経済学部国際経済学科卒業
  • 職歴:民間企業勤務、町田市議会議員(3期)

河辺康太郎氏は、1979年3月25日に町田市で生まれます。

山崎小学校から忠生中学校を経て、小川高校に進学。その後、中央大学経済学部国際経済学科に進学します。

大学時代はラグビー部に所属していたそうです。

大学卒業後、民間企業に就職し、3年勤務した後に退職。

 

その後、ぽっぽ町田でフリーマーケットを行う組織「オリマ」の主宰者として活動。

2006年の町田市議会議員選挙に旧民主党公認で出馬し、初当選。その後、2010年、2014年の市議選でも同様に旧民主党の公認で出馬。

再選を果たします。

議会では総務常任委員長を、政党では党総支部幹事長の役職をそれぞれ経験しています。

 

なお、12月28日に民進党を離党。今回の市長選は無所属で出馬するということです。

そんな河辺氏は、今回市長選の出馬に至った動機を次のように述べています。

「市立陸上競技場の改築など市内3公園の整備に100億円を投じる現在の町田市政の税金の使い方に疑問を感じる。愛着のある町田が衰退する危機感がある。市民の立場に立った、町田の未来の活力につながる有効活用を」

 

>>キャッチフレーズは、「今だ、町田」。

 

また、「私たち市民の100億円を有効活用するための、かわべ康太郎の3つのトライ」と題して3つの大きな公約を示しています。

  1. 野津田公園・市立陸上競技場の観客席増設→民設民営で駅前スタジアムの検討
  2. 芹ヶ谷公園内(仮称)町田市立国際工業美術家整備事業→費用対効果の検証と事業の再検討
  3. 薬師池公園ゲートハウス整備事業→より魅力的な民間との協業計画

 

「3つのトライ」とはラガーマンらしいネーミングですね。

現在の石阪市政が行おうとしている大型事業3つの手法に絞り、一石を投じた内容となっています。

 

今回、立候補者4名の市長選。河辺氏は見事走り抜きトライを決めて、勝利することができるのでしょうか?

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