任期満了に伴い、2019年9月8日に三重県松阪市長選挙が投開票となります。
本記事では松阪市市長選挙2019における開票速報と開票結果(当選者・落選者)、立候補者の経歴プロフィールや選挙情勢、公約などについてご紹介しています。
2019年の松阪市長選挙では2名の候補者が立候補し、再選を狙う無所属現職の竹上真人氏(57)と、無所属新人で塾経営の海住さつき氏(54)が立候補を届け出ました。
激しい選挙戦の結果はどのようになったのか、早速ご紹介します。
目次
松阪市長選挙2019年の開票結果速報とNHK当確出口調査
松坂市市長選挙2019年の開票結果は選挙管理委員会事務局による開票速報やNHK出口調査最新情報が入り次第随時本記事を更新していきます。(開票は午後9時30分からハートフルみくもスポーツ文化センター(曽原町2678番地)にて)
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当選 | 35791 | 竹上 真人 | 57 | 男 | 無所属 | 現 | 松阪市長 |
たけがみ まさと | |||||||
15049 | 海住 さつき | 54 | 女 | 無所属 | 新 | 塾経営 | |
かいじゅう さつき |
松阪市市長選挙2019年の立候補者のプロフィールや公約
竹上 真人(たけがみ まさと)の経歴やプロフィール
- 名前:竹上 真人(たけがみ まさと)
- 現年齢:57歳
- 性別:男
- 党派:無所属
- 肩書き:松阪市長(1期目)
- 学歴:(三重県)高田高等学校、名古屋工業大学工学部土木工学科卒業
- 職歴:三重県職員、三重県議(3期)、松阪市長(1期目)
大学卒業後、三重県庁に入庁。退職後2003年に三重県議会議員選挙に立候補て当選、3期務める。県議時代は自由民主党に所属し、党県政調会長を務めた。
2013年に松阪市長選挙に立候補したが落選。2015年に山中光茂市長の辞職伴って行われた市長選に再立候補して当選、現在1期目。
竹上氏は、「継続プラス進化! 松阪市はもっと進化する! 一緒に元気な松阪をつくりましょう! 」というスローガンのもと、次のような公約を掲げています。
★子ども
- 学力向上に向けさらに取組みます。
- 放課後児童クラブと学校との連携、保護者の負担軽減を図ります。
- 児童虐待防止のために児童相談所とさらなる連携を図ります。
★医療
- 医療(地域包括ケア)の実現のための連携対策を講じます。
★高齡者
- 超高齢社会対策に向けて制度設計を図ります。
★まちづくり
- 若者定住に向け、さらに制度を充実していきます。
- 中山間地域の振興と自然の保護を図ります。
★雇用
- 県内外の優良企業等の誘致をトップセールスで実現します。
★スポーツ文化
- フルマラソンを着実に進めていきます。
★行政運営
- 借金を増やさない (臨時財政対策債を除く)
海住 さつき(かいじゅう さつき)の経歴やプロフィール
- 名前:海住 さつき(かいじゅう さつき)
- 現年齢:54歳
- 性別:女
- 党派:無所属
- 肩書き:学習塾経営
- 学歴:東京女子大学卒業
- 職歴:学習塾経営
大学卒業後、東京大学教育学部研究生を経て、ベネッセコーポレーションに勤務。その後、1995年にアート英語学苑を設立。
「現在の行政の在り方に消極的な現状肯定の方が多く、それが如実に出たのが最近の投票率低下。自分が矢面に立って、波風を立ててやろうと」今回立候補を決意。
海住氏は、「元気! やる気!勇気!さつき! 市民一人ひとりに寄り添い思いやるやさしい市政に変えます」というキャッチフレーズで、「海住さつきが市長になったら」という名目で、次の11の公約を掲げています。
- 市長の給料(年収16,285,000円)を半額にし、減らした分を公募市民委員の報酬に。
- 市長公用車(購入価格4,359,000円 アルファード)を売却し、福祉公用車購入。
- 「飯高・飯南特命部長」新設。高齢化、人口減少、移住、獣害対策をスピードアップ。
- 「見える」市長室を1階に新設し、市民が集い対話できる場所として開放。
- 松阪公民館を「大人の学校」として元に戻す。
- コミュニティバス・乗り合いタクシーで、免許返納後の生活の足を確保。
- 高齢者が安心して自宅で暮らせるよう車で巡回。
- 農・林・漁・畜産業に就労する若者を全国から募集。
- 駅前商店街をにぎわい特区に。1,000万人の伊勢参り観光客の1%(10万人)を松阪に。
- 「福祉・教育特命部長」新設。障がい者施策、少子化対策をスピードアップ。
- 今の市民病院を守る。
松阪市長選挙2019年の情勢や争点・当選予想など
再選を目指す現職の竹上氏と新人の海住氏の一騎打ちとなりました。現職の強みを活かす竹上氏に対して、海住氏は草の根運動で無党派層を中心にどれだけ支持を広げられるかが焦点になるでしょう。
選挙戦では、観光振興や人口減少対策などをめぐり論戦が交わされていますが、今のところ、竹上氏の優位は動かないでしょう。