※確定済みの開票結果を追記しました
2020年5月3日に投開票となる高知県、本山町長選挙(本山町町長選挙)。
- 本山町町長選挙2020の開票速報及び確定した開票結果
- 本山町町長選挙2020の当選者・落選者の得票数や投票率
- 本山町町長選挙2020の選挙情勢や争点
- 本山町町長選挙2020の立候補者の公約や経歴・プロフィールなど
※情報はNHK選挙WEBや各報道メディアによる最新の出口調査から随時まとめていきます。
2020年の本山町長選に立候補者したのは2名です。
■本山町長選挙2020の立候補者
- 前職の細川博司氏(63)
- 新人の藤島利久氏(58)
- 元職の今西芳彦氏(65)
- 新人の加藤和(のどか)氏(40)
5月3日時点での有権者数は3074人です。
それでは本山町長選挙2020についてご紹介します。
目次
【結果確定】高知県本山町町長選挙2020|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率
本山町町長選挙2020の開票結果については地元選挙管理委員会やNHK選挙WEBなどの開票速報・出口調査情報が入り次第こちらに追記していきます。
▼確定済み開票結果▼
※横スクロールできます
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当選 | 977 | 細川 博司 | 63 | 男 | 無所属 | 前 | 農業、前町長 |
ほそかわ ひろし | |||||||
23 | 藤島 利久 | 57 | 男 | 無所属 | 新 | 政治団体代表 | |
ふじしま としひさ | |||||||
827 | 今西 芳彦 | 65 | 男 | 無所属 | 元 | 団体役員、元町長 | |
いまにし よしひこ | |||||||
334 | 加藤 和 | 40 | 男 | 無所属 | 新 | 会社経営者 | |
かとう のどか |
- 告示日:2020年4月28日
- 投票日:2020年5月3日
- 定数 / 候補者数:1 / 4
- 執行理由:任期満了
- 有権者数:
- 投票率:72.77%
本山町長選挙|2020年の争点や最新情勢・優勢や当確予想
細川町長の任期途中での辞職により急遽行われることとなった2020年の本山町長選挙は、前町長細川氏を含めて4名が立候補する選挙戦となりました。
前回2017年の同町長選は、4期16年にわたる今西町政の評価が最大の争点となり、住民参加型の町政への刷新を主張した新人で町議の細川博司氏が、5選を目指した現職の今西芳彦氏にわずか90票差で競り勝ちました。
結果 | 氏名 | 党派 | 新旧 | 得票 |
当 | 細川 博司 | 無所属 | 新人 | 1,008 |
今西 芳彦 | 無所属 | 現職 | 918 | |
大石 教政 | 無所属 | 新人 | 282 |
また、2013年の同町長選は、現職の今西氏が県議や地元住民の支援を受け優勢な戦いを展開し、3期12年の実績アピールに加え農産物の加工品開発による雇用創出や介護施設誘致などを訴えて4選を果たしました。
結果 | 氏名 | 党派 | 新旧 | 得票 |
当 | 今西 芳彦 | 無所属 | 現職 | 1,318 |
大石 睦 | 無所属 | 新人 | 683 | |
藤島 利久 | 無所属 | 新人 | 187 |
さて、今回2020年の本山町長選は現職・細川町長が政治資金収支報告書未提出の責任を取って辞職したことによる、出直し町長選という位置付けで行われます。
3月8日までに細川町長の政治資金収支報告書未提出が明らかになり、9日の議会で陳謝、12日に辞表提出と、数日のうちに辞職が決まり町政に空白ができてしまうという状況になりました。
このような状況で行われる町長選ですが、政策課題では際立った争点は見当たらないため、2年3ケ月の細川町政の評価及び今回の辞職の経緯を有権者がどのように捉えるかが選挙結果を大きく左右してくると思われます。
今回の立候補者は4名いますが組織力や知名度などから考えれば、現職細川氏と元職今西氏の2人が抜けているのだろうと思います。
この2人は前回2017年選挙で対決して新人の細川氏が当時現職の今西氏を破ったわけですが、得票差はわずか90票であり今回の辞職騒動の悪影響によりひっくり返る可能性は十分にあるでしょう。
ただ、2年3ケ月の細川町政の実績を有権者が評価するなら、今回の辞職劇の影響はほとんど出ない可能性もあります。
このような状況のなか有権者がどのように判断するのか?注目が高まるところです。
投開票日まで選挙戦の行方に注目してまいりましょう。
本山町長選挙 2020年立候補者の政策(公約・マニフェスト)やプロフィール経歴など
細川 博司(ほそかわ ひろし) の経歴やプロフィール
- 名前:細川 博司(ほそかわ ひろし)
- 現年齢:63歳
- 性別:男性
- 党派:無所属
- 肩書き:前本山町長
- 学歴:高知県立嶺北高等学校卒業
- 職歴:本山町職員、本山町議(2期)、本山町長(1期)
高知県立嶺北高等学校卒業後、本山町役場に奉職し住民生活課長などを務めた。2013年の本山町議補選に立候補し無投票で初当選。町議2期目途中の2017年本山町長選に出馬し初当選するも、自身の政治資金報告書未提出が発覚し2020年3月末引責辞職した。
細川氏は「辞職後、多くの方から”途中で投げ出してはいけない”と叱咤激励をいただき腹を決めた」と出馬理由を説明しています。
また、収支報告書の未提出については「行政の長として手続きを怠ったことを深く受け止めている。厳しい批判もいただくと思うが、そこも含めて審判を問いたい」と述べています。
1期目の実績として0~2歳児の保育無償化や木質バイオマス発電施設事業の推進などを挙げ、2期目には「育児や就学就労、健康福祉など全世代に向け、バランスの取れた町政を築きたい」と語っています。
「引責辞任の重みから迷いはあったが、『途中で投げ出してはいけない』という町民の声に応えたい」と説明。県立嶺北高校の魅力を全国にアピールし、木質バイオマス発電所を整備するなどの振興策を掲げる。
藤島 利久(ふじしま としひさ)の経歴やプロフィール
- 名前:藤島 利久(ふじしま としひさ)
- 現年齢:57歳
- 性別:男性
- 党派:無所属
- 肩書き:元衆院議員秘書、政治団体代表
- 学歴:東海大学中退
- 職歴:会社員、衆院議員秘書、ネットテレビ代表
東海大を中退後、衆院議員秘書や数多くの職種を経験し、現在政治団体「脱原発社会を実現する会」やネットテレビの代表を務める。2007年高知市長選、2010年参院選高知選挙区、2013年本山町長選、2014年衆院選高知1区にいずれも無所属で出馬したが落選した。
藤島氏は「山里の衰退は国策の失敗が招いた。本山の歴史や自然の美しさを前面に出して町を運営していきたい」と語っています。 また前町長の細川博司氏と、元町長の今西芳彦氏の2人を副町長に据える構想を明かし、「自分がリーダーとなってオール本山でやりたい」と述べています。 山林の農園化事業や町産木材の町内消費、地域デジタル通貨の導入、新庁舎と複数支所の建築事業などを政策に挙げ、「町の歴史や自然の美しさなど山村全域の魅力を押し出していく」と述べています。 高知県立嶺北高等学校卒業後、本山町役場に奉職し産業課長、助役などを歴任した。2001年本山町長選に無所属で出馬し初当選。本山町長を連続4期務めるも、2017年町長選では落選した。 今西氏は「現職町長の法律違反でイメージダウンした本山町の信頼回復を図っていく」と話しています。 また「現町政で災害復旧が進まず、土佐本山橋も未完成。役場の政治力、行政の執行力が低下している。」と現町政を批判し「国や県との信頼関係を再構築したい」と語っています。 政策面では、交流人口の拡大から定住につなげる人口減少対策や、一次産業や二次産業を中心とした後継者育成などに取り組みたいとしています。 東京都目黒区出身。東京都立大学卒業後2006年に本山町に移住。農業などを経て、今年1月に不動産業を主とする合同会社を立ち上げた。 加藤氏は、新型コロナウイルスの感染拡大が出馬を決めた大きな理由と説明しています。 「新型コロナウイルスから住民を守れるかは、行政の働きにかかっている」と語り、感染症対策が最優先だとし、軽症者用の隔離施設の準備、買い物代行サービスの実現、休校中の学習支援などを公約に挙げています。 また、人口減少対策として移住者向けの住宅整備やIT企業誘致などによる人口増にも取り組むとし「町民と共に幸せな未来を築く」と主張しています。 下記は前回2017年の本山町長選挙の開票結果となります。参考情報としてご確認ください。今西 芳彦(いまにし よしひこ)の経歴やプロフィール
加藤 和(かとう のどか) の経歴やプロフィール
本山町長選挙の2017年の開票結果(当選者・落選者)や投票率
結果 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧 主な肩書き 当 1008 細川 博司 60 男 無所属 新 元町議 ほそかわ ひろし 918 今西 芳彦 62 男 無所属 現 本山町長 いまにし よしひこ 282 大石 教政 61 男 無所属 新 元町議 おおいし きょうせい 2020年5月3日投開票の選挙
首長選挙
議会議員選挙