市長選挙

名張市長選挙2018の開票結果速報|情勢予想と立候補者の公約・当確まとめ

ここでは4月8日に告示、4月15日投開票の三重県、名張市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の名張市長選の立候補者はいずれも無所属の、新人で元市議の森脇和徳氏(44)、5期目を目指す現職市長の亀井利克氏(66)、新人で元県議の北川裕之氏(59)の3名です。

 

有権者数は4月7日時点で6万6598人(男3万1889人、女3万4709人)人となっています。

三つ巴の激しい選挙戦を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

名張市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

名張市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

開票は4月15日午後9時20分から「HOS名張アリーナ」(夏見)で開票され、大勢判明は午後11時ごろを見込んでいます。

投票率51.69%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
7106森脇 和徳44無所属会社役員、元市議
13795亀井 利克66無所属名張市長
12829北川 裕之59無所属無職、元三重県議

以下は前回(2014年4月6日執行)の名張市選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数65998人に対して42%でした。

投票率42.00%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
22744亀井 利克62無所属名張市長
4377浦崎 陽介39無所属有限会社ウラザキ取締役、
元市議
  • [告示日]2014年3月30日
  • [投票日]2014年4月6日
  • [有権者数(人)]65998
  • [投票率(%)]42

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 2

名張市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは名張市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

名張市長選挙2018の主な争点は何か

4月15日投開票日までに挙げられた争点は「財政再建や多選の是非など」です。

各候補者それぞれの政策主張や公約は後述します。

名張市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢から当確予想をしてみると、亀石現市長の5選目当選が濃厚との見方があります。

市長4期に渡る市政運営は特に批判も無く、財政再建の推進や、約160億円の経済効果を生み出した実績も評価を得ています。

このことから若手の森脇氏や北川氏は、非常に苦しい選挙戦を強いられるのが実情のよう。

名張市長選挙2018|立候補者のプロフィールや経歴、公約

4月15日に投開票となる名張市長選挙。

立候補の名乗りを上げているのは、5選をめざす現職市長の亀井利克氏、対抗馬として元名張市議会議員の森脇和徳氏、元三重県議会議員の北川裕之氏の3名。

 

現職VS新人2名による三つ巴の戦いの構図となっています。

それでは、立候補者である亀井氏、森脇氏、北川氏のプロフィールや公約をご紹介します。

亀井 利克(かめい としかつ/現職市長)

  • 名前:亀井 利克(カメイ トシカツ)
  • 現年齢:66歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:名張市長
  • 学歴:市立美旗小学校、市立名張中学校、県立名張高等学校、中京大学体育学部卒業
  • 職歴:名張市職員、三重県議会議員(3期)、名張市長(4期)

亀井利克氏は、1952年2月13日に名張市で生まれます。

県立名張高校を経て、中京大学体育学部に進学。

卒業後、名張市役所に入庁。公務員として16年勤務し、退職します。

 

1991年に行われた三重県議会議員選挙に出馬し、初当選。3期にわたり自民党所属の県議会議員を務めます。

そして2002年2月に県議を辞職し、4月に行われた名張市長選挙に出馬。

 

4選を目指していた現職市長の富永英輔氏、日本共産党公認の新人・小田俊朗氏を破り、初当選を飾ります。

2006年の選挙戦では、リベンジを狙った富永氏、無所属新人の田合豪氏を大差で破り、再選。

 

2010年の選挙戦では、富永氏や当時の商工会議所会頭などが支援する元国土交通省官僚の辻安治氏との一騎討ちを制し、3選。

 

そして4期目を賭けた2014年の選挙戦では、当時は元名張市議会議員で現在も名張市議を務める浦崎陽介氏に対し、18,000票以上の差をつける大勝で一騎討ちを制します。

 

4期目の当選証書を受け取った後、この4年間を「集大成」とし引退を示唆していた亀井氏ですが、今回の選挙戦への出馬を決意します。

 

多選批判を覚悟の上で出馬を決断するに至った思いを次のように述べています。

「名張を理想郷にするために当選して以来、市政では改革、躍進、創生を進めてきた。次なる『達成』のステージに向け駒を進めていきたいと、最終最後の5期目の決断をした」

「産婦人科や365日体制の医療体制の整備、地方創生は私でないとできない。複数年の継続事業など、やり残しもある。それらをきっちり仕上げていきたい」

 

今度こそが「最終最後」だそうです。

 

>>スローガンは、「改革、躍進、創生、そして…達成のステージへ」。

 

公約の柱は次の3本です。

  • 産業振興や雇用創出、観光誘客とシティプロモーションの「元気創造」
  • 出産や子育てにやさしいまちづくりや教育の充実、移住定住増加を掲げる「若者定住」
  • 健康づくりの推進や地域福祉の更なる充実、三重国体に向けた体育施設整備などの生涯スポーツを推進する「生涯現役」

 

具体的政策のうち主なものをご紹介します。

  • 市立病院の産婦人科開設
  • 中学校給食の実施
  • 名張ワインの製造販売を通じた農業活性化
  • 海外からの観光誘客

 

かつては前市長の富永氏に対して多選批判をしていた亀井氏。

その富永氏より長く市長の座にいる亀井氏に対して多選批判の声も多くあるようです。

 

果たして名張市民は多選より亀井氏が積み上げた実績を評価し、5期目を真の集大成として支持するのでしょうか。

森脇 和徳(もりわき かずのり)

  • 名前:森脇 和徳(モリワキ カズノリ)
  • 現年齢:44歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:会社役員(元名張市議会議員)
  • 学歴:市立名張小学校、近畿大学附属中学校、近畿大学附属高等学校、近畿大学商経学部経営学科卒業
  • 職歴:長島観光開発社員、森脇山荘、㈱オフィスもりわき、名張市議会議員(3期)

森脇和徳氏は、1973年8月20日に名張市で森脇山荘という結婚式場兼旅館を営む森脇家の姉2人を持つ末っ子として生まれます。

裕福な家庭に育った森脇氏は、近畿大学付属中・高校を経て、近畿大学商経学部経営学科に進学します。

 

卒業後、ナガシマリゾートの運営会社への勤務を経て、家業の森脇山荘を継ぎ、現在は不動産賃貸業を営んでいます。

 

そんな森脇氏は、自らの手で政治を変えたいと決意し、2006年8月に行われた名張市議会議員選挙に出馬。初当選を飾ります。

2010年、2014年の選挙でも再選。

 

2015年10月から1年間、名張市議会最年少という42歳の若さで議長を務めます。

そして、森脇氏は市長選への出馬を決意します。

 

出馬表明の記者会見の中で、出馬に至った動機や市政への思いを次のように述べています。

「財政が硬直化し、人口減少、地域経済の低迷、市立病院の経営問題など待ったなしの状態が続いている。これらの問題に果敢に立ち向かうべく、先頭に立つ覚悟を決めた」

「長年にわたる非常事態宣言がゆえに、市民と街の閉塞感を生んでいると思う。宣言解除によりいち早く、安心で将来的に持続可能な町にしたい」

 

>>スローガンは、「若さと実行力 44才」。

 

他候補との違いををわかりやすくアピールしています。

 

「8万人の大家族のようなまちづくりへ」と題する基本理念の柱は次の6本です。

  1. 早期に財政非常事態宣言の解除をします。
  2. 安心して子育てできるよう、教育の充実を図ります。
  3. 将来にわたり安心で良質な医療体制を確保します。
  4. まちづくりと観光の融合。
  5. 地域経済の活性化。地元企業を守りたい。
  6. 未来に向けた地域道路網の整備に着手します。

 

昨年12月19日に議員辞職。所属していた自民党も離党し、無所属で選挙戦に臨んでいる森脇氏。

44歳の若さながら市議会議員としての実績も有する森脇氏が市政刷新を求める市民の支持を得て、新市長の座に就くのでしょうか。

北川 裕之(きたがわ ひろゆき)

  • 名前:北川 裕之(キタガワ ヒロユキ)
  • 現年齢:59歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元三重県議会議員
  • 学歴:市立名張小学校、市立名張中学校、県立上野高等学校、同志社大学法学部法律学科卒業
  • 職歴:名張市役所、名張21世紀ケーブルテレビジョン㈱(現:アドバンスコープ)、三重県議会議員(4期)

北川裕之氏は、1959年1月2日に名張市で生まれます。

県立上野高校を経て、同志社大学法学部法律学科に進学。

 

卒業後、名張市役所に入庁し、11年にわたり広報誌の作成や現市庁舎建設などの業務に携わります。

その後、地元のケーブルテレビ会社に転職。10年にわたりNAVA21の開局や放送エリアの拡大、番組制作などの業務を担当します。

 

そして、2003年4月に行われた三重県議会議員選挙に民主党、自由党、社会民主党の推薦を受けて無所属で出馬し、初当選を飾ります。

 

2007年、2011年、2015の選挙戦ではそれぞれ民主党公認候補として出馬し、いずれも無投票で再選を重ねます。

県議会では、議会運営委員長などの役職を歴任。

 

議会内会派は民進党系の新政みえに所属。2013年からは幹事長を務めていました。

 

そんな北川氏は、次のような思いから市長選への出馬を決意します。

「今のままの市政では、まちの活力を失っていくのでは」

「若者の定住、雇用を生む産業の振興に力を入れる必要がある時代になった。10年先を見据え、新たなまちづくりの先頭に立ちたい」

 

>>スローガンは、「わがまち名張市を新たなステージへ!」。

 

人口減少対策を急務とする北川氏が掲げる政策「なばり新時代戦略」の柱は次の5本です。

  1. 次世代(若者)が定住する新たなまちづくりを!
  2. 「食と観光」を基軸にした新たな観光産業を!
  3. 名張は関西。関西圏への新たな営業戦略を!
  4. 安心して暮らせるまちづくりで新時代へ!
  5. 事業の見直し、税収構造の転換で次世代につけをまわさない!

 

1月に民進党を離党。2月19日に議員辞職して選挙戦に臨んでいる北川氏。

所属していた新政みえや連合三重、市職員労働組合の支援を受けて戦いを進めている北川氏が新たな市長の座に就くのでしょうか。

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