市長選挙

岡山市長選挙2017立候補者に共産党?大森/矢引の公約や情勢予想も

衆議院解散総選挙が2017年10月22日に行われるという矢先ですが、当記事では任期満了に伴う岡山市長選挙2017に関してお届けします。

9月17日に告示された今回の岡山市長選に立候補しているのは無所属で再選を目指す現職市長の大森雅夫氏と無所属新人の矢引亮介氏の2名です。

自民公明・民進党が推薦する大森氏と共産党推薦の矢引氏の激しい選挙戦の行方はどうなっていくのか、特に地元岡山市民の方は注目です。

目次

岡山市長選挙2017|選挙日や期日前投票など

まずは岡山市長選挙2017の選挙日等の概要をチェックしておきましょう。

<告示日>

2017年9月17日(日)

<投票日>

2017年10月1日(日)

午前7時から午後8時まで

<投票所>

投票区ごとに各区選挙管理委員会が指定した場所に設置。

投票所の所在地は投票所入場券に記載していますので間違えないようにしましょう。

※子どもや補助者・介護者なども同伴して投票所に入ることができます

<期日前投票期間や投票所>
  • 期間:2017年9月18日(月曜日)から2017年9月30日(土曜日)まで
  • 時間:毎日午前8時30分から午後8時まで(土曜・日曜・祝日も同様)
  • 場所:各区に設置される期日前投票所
  • 投票所:http://www.city.okayama.jp/senkyo/senkyo_00132.html

岡山市長選挙2017|立候補者(大森雅夫/矢引亮介)について

次に今回の岡山市長選に立候補している候補者情報についてみていきます。

投票したい人がいない…なんて思われる方もいるとは思いますがざっくりとでも候補者がどんな人物なのか知っておくといいですね。

大森雅夫の経歴・プロフィールなど

  • 名前:大森 雅夫(オオモリ マサオ)
  • 生年月日:1954年2月25日
  • 現年齢:63歳
  • 出身地:岡山市
  • 性別:男
  • 選挙区:岡山市
  • 党派:無所属(自由民主党)
  • 肩書き:岡山市長
  • 学歴(出身大学):東京大学法学部卒業
  • 職歴:建設省、国土交通省、岡山市長(1期)

矢引亮介の経歴・プロフィールなど

  • 名前:矢引 亮介(ヤビキ リョウスケ)
  • 出身地:岡山県倉敷市
  • 性別:男
  • 選挙区:岡山市
  • 党派:無所属
  • 肩書き:立候補予定者
  • 学歴(出身大学):同志社大工学部
  • 職歴:京都府大山崎町議(1期)

岡山市長選挙2017|候補者(大森雅夫/矢引亮介)公約

続いて二人の岡山市長選にかける思いや掲げるマニフェスト(公約)について見ていきたいと思います。

まずは再選を目指す現職の大森雅夫氏から。

大森雅夫氏のマニフェスト(公約)や政策主張

大森雅夫氏の公式ホームページによると、

  • 人口減少や少子高齢化問題
  • 経済のグローバル化の推進
  • 地球環境問題等への対応と大規模災害への備え及び財政の健全化

などを主な課題する政策を推し進めるという姿勢が見られます。

マクロな視点で見ると岡山市は他県などと比べて下記のような優位性があるとも発信しています。

「岡山市は、多様で豊かな自然、災害が少なく、交通の要衝に位置する地理的優位性、
医療・福祉・教育等の分野をはじめとした都市機能集積、政令指定都市としての発信力など、高いポテンシャルを有しています。」

確かにあまり岡山市での自然災害などのニュースは目にすることはないとしても、医療や福祉、子育て関連の問題に関しては市民の方はどう反応しているのかは気になるところですね。

矢引亮介氏のマニフェスト(公約)や政策主張

一方の矢引亮介氏のマニフェストや主張に関してはどうでしょうか。

8月25日の毎日新聞の取材によると会見で矢引氏は、

「大森市政は独断専行が目立っている。暮らしの問題に冷たい」と批判。

とのことです。

そのうえ掲げる公約は

  • 現在入院のみが対象となっている中学卒業までの子どもの医療費無料化を通院にも拡大すること
  • 国民健康保険の保険料引き下げ

としたいわゆる地域密着型の市政の実行をスローガンとしています。

岡山市では待機児童問題が深刻化しているとのことですが、これに対して矢引氏は認可保育所を府役ことを約束しています。

ちなみに現市長である大森氏は企業主導型保育所の設置を推し進めているようです。

岡山市長選挙2017の社会情勢と予想・争点など|開票速報・結果は随時更新

では実際に今回の岡山市長選2017の情勢はどうなっているのか、ということですが…。

どうやら今回の市長選では圧倒的に現職市長である大森雅夫氏が優勢ということのようです。

その背景や理由として挙げられる大きな根拠はやはり自民・公明・民進党の推薦後押しが大きいからです。

矢引氏を推薦している政党は共産党ですが、少々公約の内容はありきたりで斬新さに欠けている点もあるでしょう。

今回の選挙戦の大きな争点となるのは第1期岡山市長への評価是非と言われています。

今のところ大森氏の市政運営に対する批判の声はそれほど多い状況ではないことを考えるとやはり今回の市長選の当選は大森氏一択になる可能性が高いです。

もしかすると先日行われた茨城県知事選挙のように投開票が行われた直後や出口調査の結果次第で大森氏の当確が決まってしまうかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は来る10月1日に投開票が行われる岡山県岡山市長選挙についてお届けしました。

人口約72万人を誇る岡山市は中国・四国地方で人口第2位を誇る政令指定都市です。

映画ALWAYS三丁目の夕日のロケ地としても使われた古き良き(?)土地を持つ岡山市の行く末を決める大事な選挙となります。

また最近では岡山の軌跡といわれるモデルの桜井日菜子さんなんかも出身地として知られているため地方といってもあなどれない選挙となりそうです。

当サイトでは引き続き岡山市長選挙2017の情勢・状況・動向について追っていきます。

なお開票結果の速報についても随時情報を更新していきます。

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