8月10日に告示された茨城県知事選挙2017ですが、早くも激しい選挙戦が繰り広げられています。
情報メディア「茨城新聞クロスアイ」によると今回の茨城県知事選挙は経済、福祉、原発、復興…と言った幅広い県政に対する注文があると伝えています。
現職県知事で7選目の当選を狙う橋本昌氏か、それとも新人立候補者の大井川和彦氏、鶴田真子美氏のどちらかが当選するのか。
ここではまず新人立候補者でIT企業ドワンゴの取締役を務める大井川和彦氏の経歴やプロフィール・世間からの評判や学歴などについて見ていきたいと思います。
目次
茨城県知事選挙2017候補者|大井川和彦のwikiプロフィール
ではまず大井川和彦氏とは一体どんな人なのか。
まずは簡単にプロフィール情報から見ていきたいと思います。
- 名前:大井川和彦(おおいがわかずひこ)
- 生年月日:1964年(昭和39年)4月3日生
- 現年齢:53歳(2017年8月時点)
- 出身地:茨城県土浦市、その後父の転勤で日立市へ。
- 趣味:読書、音楽鑑賞、スポーツ全般、観戦より実践派
- 座右の銘:Where there’s a will there’s a way(意思があるところに道は開ける)
- 尊敬する人:小野浩孝氏
- 愛読書:「蜜蜂と遠雷」
学歴(出身中学・高校・大学)は?
大井川和彦氏の学歴は以下の通りです。
- 1971年~73年:土浦市真鍋小学校(父親の転勤のため転校)
- 1977年:日立市立宮田小学校卒業
- 1980年:茨城大学教育学部附属中学校卒業
- 1983年:茨城県立水戸第一高等学校卒業
- 1988年:東京大学法学部卒業
- 1996年:ワシントン大学ロースクール卒業
茨城県立水戸第一高等学校の偏差値は2017年時点ではなんと「71」で、県内でトップ3位に入るほどの秀才な高校です。
ちなみに今回の茨城県知事選挙で7選目を狙う橋本昌氏もこの高校の出身です。
まさに先輩VS後輩の構図ですね^^;
大学は東大とワシントン大学ロースクールを卒業されているので、ここはもう言わずもがなと知れた超一流大学です。
大井川和彦氏の結婚した妻(嫁)や家族についても
続いては大井川和彦氏の家族に関する情報です。
大井川和彦公式ホームページには以下のように掲載されています。
- 妻 由香(弁護士/日立一高・早稲田大卒)との間に一女
- 同じ歳の妻とは同じ小学校でしたが、結婚のきっかけは実はお見合い。
上記情報から奥さんである由香さんの年齢は53歳で、卒業した小学校は日立市立宮田小学校ということですね。
双方とも53歳ということであれば、娘さんは中学生から高校生くらいなのかもしれませんね^^
主な経歴とこれまでの実績
大井川和彦氏は小学生のころ父親の転勤で土浦市真鍋小学校という小学校から日立市立宮田小学校へと転校した経験があります。
出身が日立市と書かれている情報も多々ありますが、元は土浦市出身ということですね。
1988年通商産業省へ入省し1998年にはシンガポール事務所長初代に就任。
ちなみにこの通商産業省とは何をするところかというと、主に「通商=外国と商取引をする交易や貿易」に関する国の行政機関です。
「通産省」という言葉を聞いたことが有ると思いますが正式にはこの通商産業省という言葉なのです。
今では「経済産業省」という名前に代わっている点も認識しておきましょう^^
その経済産業省の「経済産業省商務流通政策グループ政策調整官補佐」という地位に大井川和彦氏は2002年に就任しています。
2003年からはWindowsでお馴染みのマイクロソフトに入社。
マイクロソフトアジアの執行役員を務め、2010年にはシスコシステムズ合同会社の専務執行役員パブリックセクター事業担当に就任しています。
貿易関係の仕事から一気にIT関連の企業へと転職・転向したといった感じでしょうか。
ちなみにシスコシステムズはどんな会社かというと、私達の身近な生活においては公共のWi-Fiにアクセスするための無線LAN機器を開発・販売したり、最近流行りの「テレワーク」を推進するためのツールなんかも開発・販売しています。
テレワークとは時間や場所に縛られずに音声ビデオ会議などを使って在宅で仕事をしたりするといった働き方ですね。
シスコが提供するIT機器はスタイリッシュでカッコイイものが多く、映画24なんかでも度々登場しています^^
そして大井川和彦氏は2016年からは、ニコニコ動画でお馴染みの株式会社ドワンゴの取締役に就任し現在に至ります。
ドワンゴは最近KADOKAWA社と共同でプログラミングが学べる「N高等学校」を開校し、これまでのエンターテイメント要素とは別の一線を切り開こうとしていると話題にもなっています。
世間の評判は?
続いては大井川和彦氏が世間からどのように思われているのか、評判や評価について見ていきたいと思います。
27日投開票の茨城県知事選挙が告示。民主主義を愛する日本人なら大井川和彦へ投票だろ。老害の独裁者に投票するのは日本人じゃないよ。橋本昌7選となれば「茨城県民は平壌市民と同等の痴呆」として日本全国から蔑まれるぞ。井戸5選を許してクソ部落と指さされる兵庫県民からの忠告だ。
— ネ申 糸充(松本莉緒さんとは8月20日に (@the_sintou) 2017年8月10日
IT会社役員が県政などできるはずないだろ。
ふざけてんの?
本業でまともにいいものつくれなくて政治家やんの?どんだけ優柔不断なのw
まず、ニコニコどうにかしろよ。私が登録したてのころはまだ良かったぞー。コメも面白かったぞー。大井川和彦氏
— 鳰 (@matsu_noll) 2017年8月10日
…大井川和彦氏は「賛成でも反対でもない。県民目線で安全対策を考える」との立場。再稼動派の自民と、再稼動を容認するものの東海第二については反対の公明が推薦するため、明言を避ける戦術とみられる。
— 空(Kuu)こんな人 (@bayna1031) 2017年8月6日
大井川和彦氏のこれまでの経歴は凄まじいものがありますが、世間の人からすればまだまだ無名の新人のため、まだ大井川和彦氏に対するコメントの声は多くありませんでした。
しかし上記ツイートにあるように「IT会社出身の人物が政治をできるのか」と言った辛口なコメントもちらほらあります。
街頭演説などのPR活動は8月10日より始まったばかりですので、残り少ない選挙戦日程でどこまで県民の信用・信頼を獲得できるのかが重要になってきますね。
以下動画はJR水戸駅で行われた街頭演説の模様です。
#チーム大井川 #大井川 日立市市議会議員瀬谷ゆきのぶ後援会事務所にて約30名の地元の支援者の皆様とのミニ集会をさせて頂きました。 pic.twitter.com/OCY8u48HEJ
— 大井川和彦 (@koigawa) 2017年7月8日
ちなみに大井川和彦氏は今回自民党と公明党の推薦支持を受けていますが、元は水戸市に対する地元意識が強いため立候補に踏み切ったそうです。
茨城県知事選挙告示日を迎えました。
本日、県知事選に立候補した新人の大井川かずひこ氏の出陣式が行われました。より一層の活力あふれる地域社会を創るため、そのリーダーとして大井川かずひこ氏を全力で応援してまいります。 pic.twitter.com/x3QPhl4s7F— 植木 しんじ (@1928Mu) 2017年8月10日
IT会社ドワンゴの事業内容と政治を結びつけるといった思惑はないと言われていますが、この辺りもやはり街頭演説や今後のPR活動で見定めていく必要がありそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は茨城県知事選挙2017に新人無所属で出馬した現ドワンゴ取締役も務める大井川和彦氏についてご紹介致しました。
24年という長いキャリアを誇る現県知事の橋本昌氏に対抗する大井川和彦氏ですが、元は橋本昌氏も自民党推薦を受けての今があるので今回は、党内の分裂選挙とも言われています。
一部では大井川和彦氏を当選させるため県議会議員に100万円以上の大金を払ったとも噂されていますが真相はわかりません。
今後も引き続き茨城県知事選挙2017の情勢や大井川和彦氏の選挙活動について追っていきたいと思います。
また今回の茨城県知事選挙2017の結果に関しては下記関連記事で開票結果速報としてお知らせ致しますのでどうぞご参考になさって下さい。