市長選挙

大磯町長選挙2018の開票結果速報|立候補者の公約や情勢・評判などを調査

ここでは11月11日に告示、11月18日投開票の神奈川県、大磯町長選挙2018(大磯町長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢からNHKの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の大磯町長選の立候補者はいずれも無所属で、3期目当選を目指す現職市長の中崎久雄氏(76)、新人で元町議の玉虫志保実氏(59)、新人で材木店経営の飯田修司氏(65)の3名です。

 

三つ巴の選挙戦を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

大磯町長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

 

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
2472飯田 修司65無所属無職
3338玉虫 志保実59無所属飲食店経営、元町議
5429中崎 久雄76無所属大磯町長

 

以下は前回(2014年)の大磯町長選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
7925中崎 久雄72無所属大磯町長
4508曽根田 真二66無所属無職、元町教育委員長
  • [告示日]2014年11月25日
  • [投票日]2014年11月30日
  • [有権者数(人)]27543
  • [投票率(%)]46.07
  • [執行理由]任期満了
  • [定数 / 候補者数] 1 / 2

大磯町長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは大磯町長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

大磯町長選挙2018の争点

産経新聞の報道では今回の主な争点には以下内容が挙げられているとのこと。

  • 中学校給食の再開問題
  • 地域活性化
  • 中崎町政への評価

各候補者の政策主張や公約は後述します。

大磯町長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが、今のところどの候補者が当選確実に近いと言った情報は特に出ておりません。

前回の選挙結果では現職の中崎氏が対抗馬に3,000票以上の差をつけて圧勝していることから、今回も優位に選挙戦を進めているのかもしれません。

大磯町長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

11月18日に投開票が行われる大磯町長選挙。

 

任期満了に伴う選挙戦を目前にさまざまな候補者の名前が挙がった中で、最終的に立候補の名乗りを上げたのは、3選を目指す現職町長の中﨑久雄氏、対する新人候補として飯田修司氏、玉虫志保実氏。

 

現新三つ巴の戦いを制するのはどの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である中﨑氏、飯田氏、玉虫氏のプロフィールや政策をご紹介します。

中﨑 久雄(なかさき ひさお)

  • 名前:中﨑 久雄(ナカサキ ヒサオ)
  • 現年齢:76歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:大磯町長
  • 学歴:神戸大学医学部医学科卒業
  • 主な職歴:東海大医学部付属外科学系消化器外科学教授、東海大学医学部付属大磯病院長、東海大学健康推進センター所長、大船中央病院長、大磯町長(2期)

首長には珍しくヒゲをたくわえた現職町長の中﨑久雄氏は、1942年8月6日に富山県高岡市で生まれます。

 

神戸大学医学部医学科を卒業後上京し、国立がんセンター病院外科研修医を皮切りに、東京大学医科学研究所癌生物学研究部、国立がんセンター研究所生化学部に外科医として勤務。

 

1980年に医学博士号を取得します。

 

その後、東海大医学部付属外科学系消化器外科学教授を経て、2003年4月から東海大医学部付属大磯病院長に就任。

経営再建に尽力します。

 

2007年4月に東海大学健康推進センター所長、そして2008年8月には大船中央病院長を歴任。

 

このように町長とは異色の経歴を持つ中﨑氏は、大磯病院再建の手腕を評価した町民からの要請を受け、2010年11月に行われた町長選に68歳で出馬します。

 

町内の1軒1軒を回り、毎朝駅での立礼を行うなど、徹底したドブ板選挙を展開。

 

現職町長の三好正則氏に対し中﨑氏など新人3名が挑戦する構図の混戦となる中で、中﨑氏は次点の三好氏に1,190票差をつける5,524票を得て、初陣を飾ります。

 

前回2014年の選挙では元町教育委員長の新人・曽根田真二氏を迎え撃つ戦いとなるも、中﨑氏は7,925票を得て曽根田氏を3,417票差で引き離し、再選。

 

公約に基づき2016年1月から実施された中学校のデリバリー方式による給食で、大量の食べ残しや異物混入などの問題が発覚し、全国的に話題となりました。

 

そんな中﨑氏は、今年6月議会の質問への答弁の中で

「任期中に『開花』した事業がある一方で、進行中の事業もある。その実現と残された課題の解決に向けて、継続性と一貫性を持って取り組んでいく必要がある」

「2期8年の行政運営の中で国とのパイプをつくり、県からの理解を深めてきた。築いてきた信頼をもとに、信念と強いリーダーシップを持って進んでいきたい」

と述べ、3選出馬を表明。

 

スローガンは、”各世代に心配りの 責任ある継続の町政~「信頼」と「つながり」”

 

中﨑氏が掲げる公約をご紹介します。

  • 「明治記念大磯邸園」や「大磯港みなとオアシス」の整備を引き続きすすめていきます
  • 高齢世代の方々がいつまでも元気で健康でいられるよう、生活習慣病対策や終活支援策などを進めます
  • 子どもたちに安心と安全を提供するため、食育や中学校給食の早期再開、公立学校等の普通教室への冷暖房化など、教育環境を整えていきます
  • 子育て中の方々に、子育て世代包括支援センターの設置や東部地区への子育て支援センターの開設などを進めます
  • 働く世代の方々に六次産業化の展開や遊休農地の活用など新たな産業の創出を目指し、地域経済の活性化を図ります

飯田 修司(いいだ しゅうじ)

  • 名前:飯田 修司(イイダ シュウジ)
  • 現年齢:65歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:無職(材木店経営)
  • 学歴:県立平塚江南高等学校、明治大学文学部卒業
  • 職歴:有限会社飯田材木店(自営)

飯田修司氏は、1953年8月6日に大磯町で生まれます。

 

平塚江南高校を経て、明治大学文学部に進学し、卒業。

 

家業の材木店を約40年にわたり経営しています。

 

その傍ら、国の重要無形民俗文化財に指定されている「大磯左義長」の保存に力を尽くしている飯田氏は、同保存会会長を務めています。

 

そんな飯田氏は、2015年に行われた町議選に出馬。

 

「俺がヤル!」というスローガンを掲げるも、488票で落選。

 

そして飯田氏は、

「中学校給食など、現町政でうまくいっていることはない。

今後は学校施設などを除いて大きな金を使う事業は行わず、海など今ある町の資源を利用して普通の町、住みやすい町にしたい」

と述べ、市長選への挑戦を表明します。

 

飯田氏が掲げる主な公約は次のとおり。

  • 「明治記念大磯邸園」にストップ
  • 中学校完全給食の早期再開
  • 役場の窓口改善

玉虫 志保実(たまむし しほみ)

  • 名前:玉虫 志保実(タマムシ シホミ)
  • 現年齢:59歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属
  • 肩書き:飲食店営業(元大磯町議会議員)
  • 学歴:県立平塚江南高等学校、東京藝術大学美術学部、大阪・辻あべの調理師専門学校卒業
  • 職歴:スタジオヘヂョック(自営)、大磯町議会議員(1期)

玉虫志保実氏は、1959年8月8日に大磯町で生まれます。

平塚江南高校を経て、東京芸術大学美術学部に進学。
日本画を専攻した玉虫氏は、卒業後、その技術を活かして水彩画講師を務めます。
そして、大阪・辻あべの調理師専門学校を経て、2004年から大磯町内で無添加の惣菜や天然酵母パンの製造販売を行います。
そんな玉虫氏は、2015年に行われた町議選に55歳で出馬し、797票を得て初当選。
同年10月には、安保関連法制廃止を目的に「アベ政治を許さない」のポスターを掲げて町内の街頭に立つ「大磯スタンディング」の呼びかけ人のひとりに名を連ねています。
また、議会では食育活動を行う立場からも、中学校の給食問題の追及を鋭く行います。
そんな玉虫氏は、
「もっと住み良い町にしようと町議になったが、現町政の秘密主義、問題を指摘してもほとんど変わらないという状況の中で、トップが変わらないと町は変えられないと思った」
と、今回の町長選への出馬を決意。
選挙に備えて10月31日に町議を辞職しています。
スローガンは、「自分らしく楽しく暮らせる町に大磯町を変えたい!」
玉虫氏が掲げる公約は次のとおり。
  • 大磯恒道会の運営の正常化に向けて県と二宮町と協同し、対策を取ります
  • 火葬料を無料にします。
  • 町長の給料を5割減額します。

2018年11月18日のその他地域での選挙

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