市長選挙

大野市長選挙2018の開票結果速報|立候補者(石山/高田)の情勢予想・当確まとめ

ここでは6月10日に告示、6月17日投開票の福井県、大野市長選挙2018(大野市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の大野市長選の立候補者はいずれも無所属新人で、元環境省職員の石山志保氏(43)=自民、公明推薦=と元市議の高田育昌氏(57)の2名です。

有権者数は6月9日時点で28,833人となっています。

8年ぶりとなる激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

大野市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

大野市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

投票率
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
10316石山 志保43無所属無職、元市職員
7039高田 育昌57無所属大野市議会議員、会社役員

 

開票は6月17日午後21時15分からで場所は「結とぴあ・多田記念大野有終会館 多目的ホール」にて開票されます。

大勢の判明はおそらく午後11時前後になるのではないかと予想します。

 

ちなみに前回(2014年6月15日)の大野市長選挙は無投票選挙でした。

結果氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
岡田 高大55無所属大野市長

投票率は有権者数29525人。

  • [告示日]2014年6月8日
  • [投票日]2014年6月15日
  • [有権者数(人)]29525
  • [投票率(%)]

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 1

大野市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は

ここでは大野市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

大野市長選挙2018の争点

大野市長選挙2018における主な争点は以下の通りです。

  • 小中学校の再編問題
  • 中部縦貫自動車道の全線開通を見据えたまちづくり
  • 人口減少対策や地域活性化

各候補者の政策主張や公約は後述します。

大野市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をすると、福井新聞が行った世論調査にて石山氏がリードとのこと

序盤は元市職員の石山志保候補(43)=同市菖蒲池=がリードし、前市議の高田育昌候補(57)=同市泉町=が追う展開となっている。ただ意中の候補者を決めていない有権者が4割弱おり、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。

ただし、まだ誰に投票するか決めかねている有権者が約4割弱ということから、情勢はまだ変化する可能性があります。

石山氏は幅広い層からの支持を集めている一方で、高田氏は若年層の支持層が多い状況とのこと。

 

となれば必然的に高齢化が進む大野市において、石山氏のリードは必至?

大野市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

6月17日に投開票が行われる大野市長選挙。

3期にわたり市長を務めた現職の岡田高大氏が引退を表明。

 

これを受けて立候補の名乗りを上げたのは、元市職員の石山志保氏、元市議の髙田育昌氏の無所属新人2名。

8年ぶりとなる選挙戦を制し、新たな市長の座に就くのはどちらの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である石山氏、髙田氏のプロフィールや公約をご紹介します。

石山 志保(いしやま しほ)

  • 名前:石山 志保(イシヤマ シホ)
  • 現年齢:43歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:元大野市職員
  • 学歴:東京大学工学部都市工学科卒業
  • 職歴:環境庁(現・環境省)職員、大野市職員

石山志保氏は、1974年に愛知県安城市で生まれます。

東京大学工学部都市工学科に進学。

 

大学在学中は運動会応援部チアリーダーズに在籍し、練習を取り仕切るトレーニングチーフを務めていたそうです。

卒業後、環境庁(2001年~ 環境省)に入庁。国立公園の自然環境保全などの業務に携わります。

 

結婚を機に2005年に環境省を退職し、夫の実家がある大野市に移住。

同年、大野市役所に入庁。

 

秘書政策局総合政策課、産業経済部産業政策課に配属され、「越前おおの結ステーション」の整備や「越前おおの食守フェスタ」立ち上げの他、第5次大野市総合計画策定などの企画・政策立案に携わります。

 

そして、2017年4月から生涯学習課文化財保護室次長に就任し、今年2月末で退職します。

 

そんな石山氏は、今回の市長選への出馬を決意。

 

出馬表明の記者会見の中で、市政に賭ける思いを次のように述べています。

「歴史あるまち並みや文化、水など“小さな宝”を結び付け、大野の魅力を引き出したい」

「(これまでの市政を)引き継ぐのはもちろん、女性ならではの視点も出していきたい」

なお、出馬にあたり、自民党、公明党からの推薦を受けています。

 

>>スローガンは、「未来へ。~みんなが大野を好きになる、未来へつなぐまちづくり~」

 

政策のテーマは次の3つ

  • 福井県域から飛び出す突破力をもつまちを目指します。
  • 健康で長寿、活力のあるまちを目指します。
  • 若者の行動力を惹き出すまちを目指します。

 

「大野大好きプラン」と題する政策の柱と主な公約をご紹介します。

  • 福祉政策
    ・女性が活躍できる環境整備
    ・赤ちゃんの突然死を防ぐセンサー導入支援
    ・地域回想法などを取り入れた高齢者の元気づくり
  • 環境社会政策
    ・自治体SDGs(国連持続可能な開発目標)の取組み
    ・地下水の保全と湧水文化の再生
  • 安全安心対策
    ・中部縦貫自動車道延伸に対応した消防救急体制の強化
  • 社会資本整備
    ・中部縦貫自動車道・国道158号バイパスの早期整備促進
    ・重点道の駅「(仮称)結の故郷」の整備
  • 教育
    ・結を後世へ伝えるために民俗資料館を結のくらし博物館(仮称)として整備
  • 産業振興・情報発信
    ・越前おおの型農林業の推進
  • 総合力の強化
    ・地区単位で地域課題を議論する場の充実
  • 行財政改革
    ・行政責任領域を見直し、市役所の組織力を活かした行政運営
    ・利用状況を勘案しての使用料・利用料の見直し

髙田 育昌(たかだ やすまさ)

  • 名前:髙田 育昌(タカダ ヤスマサ)
  • 現年齢:57歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元大野市議会議員
  • 学歴:市立開成中学校、県立大野高校卒業、金沢経済大経済学部中退
  • 職歴:酒類販売業(自営)、IT企業(創業)、大野市議会議員(1期)

対する新人候補の高田育昌氏は、1960年8月10日に大野市で生まれます。

大野高校を経て、金沢経済大学経済学部に進学。

 

大学在学中に酒屋を営む祖父が病で倒れたため、中退して家業を手伝います。

また、友人とともに福井でIT関連の会社を創業し、役員に就任。

 

後に東京に進出することとなりますが、脳梗塞を患う父親の介護など家庭の事情から髙田氏は退社します。

大野青年会議所や大野商工会議所青年部で活動するなど地域活動にも熱心に励んできた髙田氏。

 

2014年からは、元横綱の日馬富士とともに日本で廃棄予定の救急車をモンゴルへ送る国際貢献活動にも取り組んでいるそうです。

そして髙田氏は2015年に行われた大野市議選に出馬。

 

無投票で初当選を果たします。

議会では最大会派の「天空おおの」に所属。人口減少・若者定住対策特別委員長を務めていました。

 

また、岡田市政が進めている小中学校再編計画に対し、見直しを求めるよう主張していました。

そんな髙田氏は、

「議員の経験も生かし、市民目線の行政を目指したい。市政の流れを変えたい」

として、今回の市長選への出馬を決意。

 

>>スローガンは、「大野生まれの大野育ち~市民目線の行政へ~」。

 

対立候補の石山氏との違いを強調しています。

 

「3つの未来プラス1」と題する政策のテーマは次の4項目。

  • 子供たちの「未来」
  • 第2の人生の「未来」
  • 現役世代の「未来」
  • 現場第一主義

 

政策の柱と主な公約をご紹介します。

  • 子供本来の学校再編
    ・1中学校2小学校の再編計画を白紙に戻し、市民参加のもと新たな再編計画の策定
  • 高齢者のための健康づくりと公共交通整備
    ・カーシェアリングなど新たな技術の導入による公共交通整備の検討
  • 市民総出で稼ぐ仕組みづくり
    ・農林・商工の産業界と市が協議し「オール大野」営業戦略を構築。
  • すべての市民が幸せになる行政
    ・「文化会館」の建て替えはPPP(公民連携)など新たな整備手法を検討し、市民の財政負担を軽減。
    ・「道の駅」の整備は、アミューズメント機能や宿泊機能も導入し、民間活力の呼び水としての有効な公的資金の使い方を検討。
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