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大田原市長選挙2018の結果速報と開票|立候補者の情勢予想は津久井が当選確実か

本記事では3月18日に告示され、3月25日執行の栃木県、大田原市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

今回の大田原市長選の立候補者はいずれも無所属で現職の津久井富雄氏(68)=自民、公明推薦=と新人で農業の本沢捷治氏(73)の2名です。

有権者数は3月17日時点で60,119人となっています。

現職新人一騎打ち選挙となる大田原市長選ですが、果たして結果はどのようになったのでしょうか。

目次

大田原市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

大田原市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

開票は3月25日に即日開票され、開票開始時間は9時20分からです。

場所は湯津上農村環境改善センター(同市湯津上)で行われますので、投開票まで今しばらくお待ち下さい。

投票率36.12%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
当選19222津久井 富雄68無所属農業、大田原市長
1868本沢 捷治73無所属農業

また、以下は前回(2014年3月9日執行)の大田原市長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数59,373人に対して40.03%でした。

投票率40.03%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
19934津久井 富雄64無所属(自民、公明、みんな推薦)農業、大田原市長
3386本沢 節子69無所属農業、元市議

大田原市長選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは大田原市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

大田原市長選挙2018の主な争点は何か

産経ニュースの報道では今回の主な争点は、「津久井氏の市政運営への評価や子育て、教育策を中心とした人口減少への対応など」としています。

2期8年に渡る津久井氏の市政評価、是非は刷新となるのか継続となるのか、注目です。

大田原市長選挙2018の情勢や当確予想

津久井氏と本沢氏どちらの候補者が優勢、優位であるといった情報は特にありませんが、おそらくは津久井氏が3期再選となる可能性が高そうです。

その理由としてはやはり自民公明の支持支援を受ける津久井氏の組織票は大きな勝算のひとつにあると言えます。

また、2期8年に渡る市政運営も悪い評判や評価は特にありません。

年齢的に若い津久井氏が3期目当確となることが予想されるのではないでしょうか。

大田原市長選挙2018|立候補者の経歴やプロフィール、公約

3月18日告示、25日が投開票日の大田原市長選挙。

現職で3選を目指す無所属の津久井富雄氏と、無所属新人の本沢捷治氏が出馬を表明。現新一騎打ちとなります。

こちらでは、立候補者である津久井氏、本沢氏のプロフィールや公約をご紹介していきます。

津久井 富雄(つくい とみお/現職市長)

  • 名前:津久井 富雄(ツクイ トミオ)
  • 現年齢:68歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:大田原市長
  • 学歴:市立奥沢小学校、市立金田南中学校、栃木県立那須工業高等学校(現・栃木県立那須清峰高等学校)機械科卒業
  • 職歴:栃木県警察、農業法人代表、大田原市議会議員(1期)、栃木県議会議員(1期)、大田原市長(2期)

人懐こそうな笑顔が印象的な現職の津久井富雄氏は、1950年3月6日に大田原市で生まれます。

県立那須工業高校(現・県立那須清峰高校)を卒業後、栃木県警察に入職。

警察官として勤務します。

 

その後、酪農業に従事。

肉牛飼育を皮切りに規模を拡大し、酪農の他、米作やしいたけ栽培などを幅広く手掛ける有機循環農業の法人を設立し、代表に就任。

 

1999年の大田原市議会議員選挙に出馬し、初当選を飾ります。

 

2003年には栃木県議会議員選挙に大田原市選挙区から無所属で挑戦するも、落選。

4年後の2007年の県議選では自民党の公認を得て出馬し、当選を果たします。

 

津久井氏は、2009年に行われた大田原市長選挙に県議を辞職して無所属で出馬。現職で6選を目指す千保一夫氏に8,400票以上の差をつけて見事当選します。

 

2014年の市長選では、今回の対抗馬の本沢氏の妻である本沢節子氏(現・大田原市議)との一騎打ちを16,000票以上の大差で制し、再選を果たします。

 

これまでに、「学校給食無償化」や「18歳までの子ども医療費無料化」など、特に子育て支援において先進的な取り組みを次々と実現したことで知られる津久井氏。

 

また、「市長退職金ゼロ」という斬新な公約については、現実的には困難であるため、退職金算定基準月の4月給与を1円にし、退職金をゼロに近づける(約20円)苦肉の策によって実現しています。

 

企業誘致にも力を入れて取り組み、資生堂新工場の誘致に成功。さらには、現在建設中の新市庁舎は今年11月末に完成予定となっています。

 

このように、ソフトハード両面で実績を残している津久井氏は、市長選の1年前となる昨年の3月定例議会で早々と3期目に向けた出馬表明を行いました。

 

>>津久井氏が掲げたスローガンは、「~つくい富雄 第三章~躍動から、成長へ!」。

 

出馬表明を行った議会での答弁において、3選後に取り組む課題として次のように述べています。

「人口減少に歯どめをかけ、2060年時点での人口6万人を維持することを目標に成果を上げられる礎をつくってまいりたい」。

 

主な具体的政策を以下に抜粋します。

  • 本市における安定した雇用を創出すること
  • 本市への新しい人の流れをつくること
  • 若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえること
  • 時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携すること

 

津久井氏は「市長任期は最長3期12年」と自ら公約に掲げているため、今回が最後の市長選となります。

 

1月に開催した後援会の決起大会には、来賓として自民党の簗和生衆院議員、元みんなの党代表で無所属の渡辺喜美参院議員などが列席。

 

かつては旧みんなの党支持者と自民党支持者とで割れていた保守層をまとめ、盤石な体制を築いていると評されています。

今回の選挙戦も圧倒的な勝利を収めることができるのでしょうか。

本沢 捷治(もとざわ かつじ)

  • 名前:本沢 捷治(モトザワ カツジ)
  • 現年齢:73歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:農業
  • 学歴:県立那須農業高等学校黒田原分校(現・那須高等学校)定時制商業科卒業
  • 職歴:日本共産党県北部地区委員会委員長、農業

対する新人の本沢捷治氏は、3月12日現在で73歳。

県立那須農業高校黒田原分校(現・那須高校)定時制商業科を卒業しています。

 

詳細な職歴は現在のところわかりませんが、日本共産党栃木県北部地区委員会委員長に就任した経歴があるということです。

本沢氏は1998年に旧大田原市制で行われた市長選挙に出馬し、落選。

 

現在は農業に従事しているということです。

また、大田原市議会議員を10期務めている本沢節子氏とはご夫婦で、共産党の同志だそうです。

 

4年前の市長選に妻の節子氏が出馬し、落選。

そして今回の選挙戦を控えた今年2月に、本沢氏は市長選への出馬を表明。

 

節子氏同席で臨んだ記者会見で、立候補にかける思いを次のように述べています。

「発想の転換を求めて立候補を決意した。無駄な補助金行政を止める」

 

会見で述べた主な公約は、以下のとおりです。

  • 高齢者対策の強化
  • 那須地区広域行政事務組合が広域クリーンセンター大田原で計画中の施設改修に伴う発電設備の設置事業への反対
  • 市長給与の半減 など

無投票阻止も出馬の動機の一つに挙げている本沢氏。

現職が築いた強固な壁を破り、4年前に敗れた妻・節子氏のリベンジを果たすことができるのでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は大田原市長選挙2018についてお届けいたしました。

現職VS新人の熾烈な選挙戦は他県でも執行されていますが、今回の大田原市長選挙は4年前の妻の無念、雪辱晴らすために本沢候補者が立候補したと見えても仕方がありませんね。

もしそのような私情感覚で立候補しているのならちょっと・・・という有権者の方も少なからずいるでしょう。

注目の一戦となる大田原市長選挙の最新情報は引き続き当サイトでも追っていきます。

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