市長選挙

大洲市長選挙2018の開票結果速報|立候補者(上田/二宮)と情勢予想・当確まとめ

ここでは5月13日に告示、5月20日投開票の愛媛県、大洲市長選挙2018(大洲市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の大洲市長選の立候補者はいずれも無所属新人で、元市教育長の二宮隆久氏(63)と元市議会副議長の上田栄一氏(63)の2名です。

 

有権者数は5月12日時点で37,565人(男17,707人、女19,858人)となっています。

新人同士の激しい一騎打ち選挙を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

大洲市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

大洲市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

投票率55.9%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
12967二宮 隆久63無所属無職
7504上田 栄一63無所属農業

 

開票は5月12日午後9時10分から市役所2階大ホールで開票されます。

大勢の判明はおそらく午後11時前後になるのではないかと予想します。

 

ちなみに前回(2017年9月3日執行)の大洲市長選挙の開票結果は清水裕前市長の無投票当選でした。

有権者数は37862人でした。

  • [告示日]2017年8月27日
  • [投票日]2017年9月3日
  • [有権者数(人)]37862
  • [投票率(%)]

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 1

大洲市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は

ここでは大洲市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

大洲市長選挙2018の争点

大洲市長選挙2018における主な争点は、年々減少傾向にある人口減少問題が第一とされています。

大洲市は2005年に1市2町1村が合併し、それから13年がたった今、人口が7000人現象。

2018年4月末では4万4000人弱となっています。

大洲市への移住や定住などまちの活性化を促す市政運営が必要とされています。

各候補者の政策主張や公約は後述します。

大洲市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をすると、まだどちらの候補者が優勢・優位と言った情報はありません。

が、しかし二宮氏は前市長清水氏からの支援組織があり、且つ市政継承をPRしているため、やや優勢と言った声もあります。

一方の上田氏はこれまでの市政を刷新する覚悟で今回の選挙戦に臨んでいます。

公開討論会にて独自の考えを熱く語り、政策主張としての市民の反応も悪くない様子です。

大洲市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

前市長清水裕氏が3期の任期途中で突然病気により急死したことに伴う大洲市長選挙。

2009年以来、9年ぶりとなる選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、元市教育長の二宮隆久氏と元市議会副議長の上田栄一氏の無所属候補2名。

 

ともに63歳という共通点も。

新人同士の一騎打ちを制し、新たに市長の座に就くのはどちらの候補なのでしょうか?

それでは、立候補者である二宮氏、上田氏の経歴や公約などをご紹介します。

 

二宮 隆久(にのみや たかひさ)

  • 名前:二宮 隆久(ニノミヤ タカヒサ)
  • 現年齢:63歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:無職(元大洲市教育長)
  • 学歴:立命館大学卒業
  • 職歴:大洲市職員、大洲市教育長

二宮隆久氏は、1955年3月7日に大洲市で生まれます。

立命館大学を卒業後、大洲市役所に入庁。

 

社会福祉課長、財政課長、教育部長などの役職を歴任後、2013年に教育長に就任します。

急逝した故・清水前市長の支持母体である「大洲市を元気にする会」から後継候補として出馬を要請された二宮氏。

 

「清水市政の継承を基本として新しい施策を打ち出しながら取り組みさせていただく」

と要請を受け、出馬を決意します。

 

>>そんな二宮氏のスローガンは、「人・自然・文化がきらめくまちづくり」。

 

基本理念は、次の「4つのC」。

  • Change(チェンジ)「変革」
  • Collaboration(コラボレーション)「協働」
  • Challenge(チャレンジ)「挑戦」
  • Communication(コミュニケーション)「対話」

 

故・清水前市長が掲げた3つの「C」に「Communication(コミュニケーション)」を加え、市民との対話を重視した市政を目指すということです。

 

政策の柱は次の5本です。

  1. 市民の健康寿命をのばすとともに子育て支援充実を図ります。高齢者や障がい者に優しい人権尊重の心豊かな古里をつくります。
  2. 地場産業の振興と併せて企業誘致活動を積極的に行い、新たな雇用の創出に取り組みます。観光資源を磨き上げ、交流人口を増やして活力を呼び戻します。
  3. 命の道をはじめとする社会基盤の整備充実により暮らしの利便性を向上させ防災・減災対策にスピード感をもって取り組みます。
  4. 郷土愛を育む教育を実践し、グローバル化に対応できる人材を育成します。
  5. 公共交通網の整備、公共施設のリニューアルなどを進め、魅力あふれる住み続けたい市をつくります。

 

清水市政の継承を基本路線とする二宮氏の主な公約をご紹介します。

  • 小学校の統廃合推進
  • 新給食センター建設
  • 肱川流域の治水

 

少年・少女サッカーの指導を25年にわたって行っていたという二宮氏。

この市長選で華麗なゴールを決めることができるのでしょうか。

上田 栄一(うえだ えいいち)

  • 名前:上田 栄一(ウエダ エイイチ)
  • 現年齢:63歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:農業(元市議会副議長)
  • 学歴:県立大洲農業高等学校卒業
  • 職歴:愛媛たいき農協(現・JA愛媛たいき)、大洲市議会議員(3期)

上田栄一氏は、1955年1月2日に大洲市喜多山で生まれます。

県立大洲農業高校を卒業後、愛媛たいき農協(現・JA愛媛たいき)に就職。

 

2009年に行われた大洲市議会議員選挙に自民党公認候補として出馬し、無投票で初当選。

2013年、2017年の選挙戦でも自民党公認候補として出馬し、当選を重ねます。

 

なお、2016年9月には副議長に就任しています。

自民党所属の市議として活動していた上田氏ですが、故清水氏の後継として二宮氏擁立に至った経緯に反発し、自民党を離党。

 

市議も辞職し、無所属での出馬を決意します。

 

出馬表明の記者会見の中で、その市政に賭ける思いを次のように述べています。

「常識人では大洲を変えられない。市政を市民の手に取り戻す最後のチャンスと捉え、市民生活に密着した政策を打ち出したい」

 

>>上田氏が掲げるスローガンは、「市民の皆様とともに!勝利するのは市民です!」

 

主な公約をまとめると次のとおりです。

  • 「子育てしやすい大洲市」にするために、子どもたちの保育料や医療費を軽減し、出生祝い金の制度を導入
  • 周辺地域の交通弱者には「乗合ワゴンカー」を整備し、買い物や病院などへのアクセスを強化
  • 大洲市を元気にするためには多様な分野での女性参加が不可欠なので、女性の声を反映できる仕組みの構築
  • 中心商店街の空き店舗を地方で仕事をしたい若い都市住民の仕事場として活用
  • 農業政策として、都市の消費地と連携した生産・加工業の実施
  • 周辺自治体を連携した「脱原発」への取り組み
  • 市民とともに「新しい大洲市」をつくるため、定期的なタウンミーティングの実施

 

元衆議院議員の永江孝子氏が応援に駆けつけるなど、自民党を離れた上田氏は草の根選挙を展開しています。

市長選の無投票が続いてきたことによる市政への危機感を募らせてきたという上田氏。

捨て身の戦いは実を結ぶことができるのでしょうか。

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