県知事選挙

佐賀県知事選挙2018の開票結果速報|立候補者と情勢予想・出口調査や当確情報

ここでは11月29日に告示、12月16日投開票の佐賀県、佐賀県知事選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢からNHKの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の佐賀県知事選の立候補者はいずれも無所属新人で、再選を目指す現職の山口祥義氏(53)と、新人で政党役員の今田真人氏(72)の2名です。

 

有権者数は11月28日時点で68万6337人となっています。

 

激しい選挙戦を制したのはどちらの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

佐賀県知事選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

 

佐賀県知事選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
199,670山口 祥義53無所属(自民、公明推薦)佐賀県知事
36,174今田 真人72無所属(共産推薦)政党役員
  • 投票率:35.26%

 

以下は前回(2014年)の佐賀県知事選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
182795山口 祥義49無所属無職、元総務省職員
143720樋渡 啓祐45無所属無職、元武雄市長
32844島谷 幸宏59無所属大学教員
6951飯盛 良隆44無所属農業
  • [告示日]2014年12月25日
  • [投票日]2015年1月11日
  • [有権者数(人)]675865
  • [投票率(%)]54.61
  • [執行理由]辞職
  • [定数 / 候補者数] 1 / 4

佐賀県知事選挙2018|争点や情勢、当確予想

ここでは佐賀県知事選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

佐賀県知事選挙2018の争点

産経ニュースWEBの報道では、今回の佐賀県知事選挙の主要な争点は「山口氏の県政運営に対する評価」とのことです。

その他にも

  • 佐賀空港(佐賀市)への受け入れを表明したオスプレイの配備
  • 九州電力玄海原発の3、4号機の再稼働是非

などが挙げられています

各候補者の政策主張や公約は後述します。

佐賀県知事選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが、今の所どちらの候補者が当選確実に近いと言った確証のある情報はないものの、1期目の県政が一定評価されている山口現市長が再選する可能性が高いとの見方があります。

佐賀県知事選挙2018|出馬した立候補者の公約やプロフィール、経歴

12月16日に投開票が行われる佐賀県知事選挙。

 

任期満了に伴う選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、現職知事で再選を目指す山口よしのり氏、対する新人は日本共産党佐賀県委員長のいまだ真人氏の2名。

 

現新一騎打ちを制するのはどちらの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である山口氏、いまだ氏のプロフィールや政策をご紹介します。

山口 よしのり(やまぐち よしのり/現職知事)

  • 名前:山口 祥義(ヤマグチ ヨシノリ)
  • 現年齢:53歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:佐賀県知事
  • 学歴:ラ・サール高等学校、東京大学法学部卒業
  • 職歴:自治省(現・総務省)官僚、佐賀県知事(1期)

 

現職知事の山口よしのり氏は、1965年7月1日に埼玉県で生まれます。

 

両親ともに佐賀県福富町の出身で、航空自衛官の父親は当時入間基地に勤務していたそうです。

 

ラ・サール高等学校時代はサッカー部で活躍する他、学生寮の寮長や生徒会副会長を務め、リーダーの片鱗をうかがわせる一面も。

 

東京大学でも学園祭でステージのプロデュースを務めるなど、積極的に活動します。

 

長崎県知事を務めていた高田勇氏の息子が大学の同級生だったことから、高田氏と交流する中で地方自治に関心を持つようになった山口氏。

 

大学卒業後、自治省(現・総務省)に入省。

 

本省勤務だけでなく、秋田県を皮切りに鳥取県、長崎県への出向も経験。

 

鳥取県商工労働部長を務めていた2006年、同県幹部として初の男性の育児休暇を取得したことで話題になります。

 

2011年4月に本省の地域力創造グループ過疎対策室長に就任。

 

同年10月から母校の東京大学大学院総合文化研究科で客員教授を務めます。

 

そして官民交流の一環として、2013年4月からJTB総合研究所に派遣異動。

 

地域振興ディレクターに就任し、全国各地の自治体の地方再生に貢献します。

 

2014年6月から公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐に就任。

 

そんな山口氏は、秀島敏行佐賀市長をはじめとする県内複数の首長、JAさがなど各種団体などからの要請を受ける形で、両親の故郷である佐賀県知事選への出馬を決意。

 

同年12月15日に退職し、選挙戦に備えます。

 

翌2015年1月に行われた選挙には、山口氏の他、自民党、公明党の推薦を受けた元武雄市長の樋渡啓祐氏など4名の新人が立候補。

 

事実上、山口氏と樋渡氏との激しい一騎打ちの戦いが繰り広げられた結果、樋渡氏に3万9千余りの票差をつける182,795票を得た山口氏に軍配が上がります。

 

就任後、前知事の古川康氏(現・衆議院議員)が容認姿勢を表明していた陸上自衛隊のオスプレイの佐賀空港への受入を一旦白紙に戻し、再検証を行う考えを示しました。

 

そして迎えた今回の選挙戦。

 

山口氏は、6月議会の一般質問への答弁の中で、

「世界に誇れる佐賀県を実現するため再び年末の知事選に挑戦する決意をした」

と述べ、再選を賭けた選挙戦への出馬を表明。

 

スローガンは、「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり。」

 

政策の柱は次の9本。

  1. 続!世界に誇れる佐賀づくり!
    肥前さが幕末維新博覧会で県民の胸に志と誇りの火が再び灯った佐賀。さらなる教育の充実や「誇れる佐賀」発信に力を入れ、次世代につなぎます。
  2. 救える「命」を救いたい!
    多様な災害現場の経験から「危機管理のプロ」と名を馳せたノウハウを活かし、佐賀の安全安心なシステムを強化。地域医療体制の充実、がん対策、交通安全対策に全力を注ぎます。
  3. 寄り添う県政、温かい行政
    高齢の方、障害をお持ちの方、外国人など様々な方々の声に耳を傾け、一人ひとりの想いや痛みに敏感な県政をさらに推進。SDGs(持続可能な開発目標)や女性の活躍を大切にし、誰もが生き生きと輝ける佐賀をつくります。
  4. 子育てし大県 ”さが”
    「子育てが楽しい」「子育てしたい」と思えるような環境づくりを行う「子育てし大県”さが”」プロジェクト。地域も職場もみんなで進めていきます。
  5. 「さが創生」で真の”自発の地域づくり”
    「さが創生」の一番の基本は「地域が主役の佐賀づくり」。現場でやる気にあふれる皆さんの活動を大切にします。
  6. 便利に!拡がる!さがん交通ネットワーク!
    有明海沿岸道路、佐賀唐津道路、西九州自動車道、九州佐賀国際空港、唐津港、伊万里港など。さがん交通ネットワーク整備をますます力強く推進していきます。
  7. 生まれ育ち、輝ける佐賀へ
    佐賀から人を送り出す時代は終わりました。佐賀で生まれ育った方が、佐賀で輝く「人の循環」を生み出します。
  8. 農林水産業・中小企業の振興なくして県政の浮揚なし
    大好評のトレーニングファーム、ものづくり人財の創造で人づくりを支援。有明海再生、森川海人っプロジェクト、第四次産業革命。佐賀県の基盤であり誇りである農林水産業・中小企業を全力で支援していきます。
  9. 佐賀県を文化・スポーツの永久の拠点に!
    いよいよ2022年「SAGAサンライズパーク(仮称)」が登場。アリーナではライブも!佐賀開催の国民スポーツ大会、全国障害者スポーツ大会を契機に、伝統を佐賀に根付かせ、県民を感動の渦に。

いまだ 真人(いまだ まさと)

  • 名前:今田 真人(イマダ マサト)
  • 現年齢:72歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(日本共産党推薦、新社会党支持)
  • 肩書き:政党役員(日本共産党佐賀県委員長)
  • 学歴:佐賀大学教育学部卒業
  • 職歴:日本共産党専従職員

 

いまだ真人氏は、1946年9月27日に兵庫県神戸市で生まれます。

 

父親の仕事の関係で小中学校時代、転校が多かったといういまだ氏。

 

中学時代は野球、高校時代はテニスに熱心に取り組みます。

 

木工芸デザイナーを志していたいまだ氏は、高校卒業後、佐賀大学教育学部に進学。

 

学生寮に入寮後、公共料金の負担への反対運動に携わったことをきっかけに、1966年に日本共産党に入党します。

 

学生運動に明け暮れた大学時代を過ごしたいまだ氏。

 

卒業後も佐賀に留まり、日本共産党の専従職員に。

 

県委員会書記長などを歴任し、現在は県委員長、党中央委員を務めています。

 

そんないまだ氏は、「みんなで明るい佐賀県政をつくる会」から選出される形で今回の知事選に臨みます。

 

出馬表明の記者会見の中で、

「原発問題やオスプレイ(佐賀空港配備計画)反対、有明海再生を訴えたい」

とその意気込みを語っています。

 

スローガンは、「憲法をくらしに生かし、いのちを守る」

 

「命を守る3つの”いまだ”」と題する政策の柱をご紹介します。

  • ”いまだ” オスプレイ配備NO!佐賀の空と安全を守る
  • ”いまだ” 再生可能エネルギー転換 玄海原発NO!
  • ”いまだ” 有明海再生へ 諫早水門の開門を国に要望

2018年12月16日その他地域での選挙

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