▼確定済みの開票結果を追記しました▼
2020年3月1日に熊本県、相良村長選挙(相良村村長選挙)が投開票となります。
本記事では相良村長選挙2020の確定した開票結果を開票速報としてまとめています。
NHKや各報道による最新の出口調査から投票率・争点・当選者・落選者の当確情報・立候補者の公約や経歴・プロフィールなどについてもまとめていきます。
2020年の相良村長選に立候補者したのはいずれも無所属で4選を目指す現職の徳田正臣氏(61)と、新人で元村議の吉松啓一氏(66)の2名です。
目次
【確定】相良村村長選挙2020|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率
相良村村長選挙2020の開票結果については以下の通りです。
▼確定済みの開票結果▼
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
1481 | 徳田 正臣 | 61 | 男 | 無所属 | 現 | 相良村長 | |
とくた まさおみ | |||||||
当選 | 1485 | 吉松 啓一 | 66 | 男 | 無所属 | 新 | 農業、元村議 |
よしまつ けいいち |
- 告示日:2020年2月25日
- 投票日:2020年3月1日
- 定数 / 候補者数:1 / 2
- 執行理由:任期満了
- 有権者数:3,737人
- 投票率:80.68%
相良村長選挙|2020年の争点や情勢・優勢や当確予想
2020年相良村長選挙は、2016年村長選挙と同じ顔ぶれで現職の徳田正臣氏と新人の吉松啓一氏が再び相まみえる一騎打ちの選挙戦となりました。
前回2016年の村長選では、現職の徳田正臣氏が2期8年の実績と農業所得向上策などにより農家などから幅広く支持を得て、元村議で副議長の吉松啓一氏を破りました。
結果 | 氏名 | 党派 | 新旧 | 得票 |
当 | 徳田 正臣 | 無所属 | 現職 | 1,921 |
吉松 啓一 | 無所属 | 新人 | 1,300 |
また、前々回2012年の村長選では、村の振興策や利水事業の方向性などを争点にした激しい選挙戦の結果、現職の徳田正臣氏が2選を果たしました。
結果 | 氏名 | 党派 | 新旧 | 得票 |
当 | 徳田 正臣 | 無所属 | 現職 | 1,894 |
矢上 雅義 | 無所属 | 元職 | 1,266 | |
岩田 拓侍 | 無所属 | 新人 | 347 |
相良村では、ここのところ徳田村政が3期12年間続いていますが、一方で村議会は徳田氏の政策に反対する勢力が多数を占める状況が続いており、村長と議会がねじれ状態となっています。
そのため、徳田氏が村長選で掲げた公約が議会で否決され実行できない事例がしばしば起こっているのですが、それでも徳田氏自身に対する村民の支持は厚く当選を続けてきたのです。
ところが、今回は徳田氏が昨年9月末に村長選への不出馬を表明したにもかかわらず、告示直前の2月13日に前言を撤回に出馬に踏み切ったという経緯があります。
この前言を撤回したというブレと、出馬表明が告示直前になってしまったという徳田氏に関する2つのマイナス要素が選挙戦にどのように影響するのかは注目されるところでしょう。
もちろん、これまでの徳田村政に対する評価も合わせて判断されることになりますが、前述の通り徳田氏にはマイナス要素があるため、前回村長選以上に激しい票の奪い合いとなる可能性が高いと思われます。
投開票日まで情勢の行方に注目したいところです。
相良村長選挙 2020年立候補者の政策(公約・マニフェスト)やプロフィール経歴など
徳田 正臣(とくた まさおみ)の経歴やプロフィール
- 名前:徳田 正臣(とくた まさおみ)
- 現年齢:61歳
- 性別:男性
- 党派:無所属
- 肩書き:相良村長
- 学歴:日本大学法学部卒業
- 職歴:会社員、相良村議(1期)、相良村長(3期)
日本大学卒業後、日大研究所研究生や会社員を経て2005年相良村議選に無所属で立候補し初当選。村議1期目途中の2008年相良村長選に無所属で立候補して初当選し、以来現在まで村長を3期努めている。
徳田氏は「安心して村政を任せられる後継者がおらず、4期目を期待する声も多かった」と不出馬表明を撤回し立候補に至った理由を語っています。
また、3期目までの財政健全化やブランド化事業などの実績を強調しつつ、4期目には議会との対立で否決されている住民交流施設・柳瀬石倉の整備や中学生の海外研修実現、さらには村議会改革を訴えたいと主張しています。
吉松 啓一(よしまつ けいいち)の経歴やプロフィール
- 名前:吉松 啓一(よしまつ けいいち)
- 現年齢:66歳
- 性別:男性
- 党派:無所属
- 肩書き:農業、元相良村議
- 学歴:熊本県立球磨農業高等学校卒業
- 職歴:相良村職員、相良村議(2期)
熊本県立球磨農業高等学校卒業後、相良村役場に奉職し、教育委員会教育課長、農業委員会事務局長、議会事務局長などを歴任。2013年相良村議選に無所属で立候補し初当選。村議1期目途中の2016年相良村長選に無所属で立候補するも落選。翌2017年相良村議選にて再度村議に当選し相良村議会議長を努めた。
吉松氏は「村長選には1度挑戦して敗れたが、村をよくしたいという一心で、また村のために頑張りたい」と語り「小さな村なので、国や県への要望活動も積極的に行う」などと決意を述べています。
また、基幹産業の農林業を振興させることで村民所得向上を目指すことや、川辺川ダム問題で建設予定地だった相良村の地域振興が遅れていることなどに取り組む方針を訴えています。
相良村長選挙の2016年の開票結果(当選者・落選者)や投票率
下記は前回2016年の相良村長選挙の開票結果となります。参考情報としてご確認ください。
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当 | 1921 | 徳田 正臣 | 57 | 男 | 無所属 | 現 | 相良村長 |
とくた まさおみ | |||||||
1300 | 吉松 啓一 | 62 | 男 | 無所属 | 新 | 農業、元村議 | |
よしまつ けいいち |
告示日:2016年3月1日 |
投票日:2016年3月6日 |
定数 / 候補者数:1 / 2 |
執行理由:任期満了 |
有権者数:3,896人 |
投票率:83.68% |