参議院選挙

参議院選挙2019青森県選挙区の開票結果速報と情勢出口調査|立候補者の当落予想も

第25回参議院議員選挙(2019年7月21日投開票)から青森県選挙区の開票速報・開票結果・当選者落選者の当確出口調査についてご紹介しています。

 

青森県は、十和田湖、白神山地などの観光産業、リンゴやにんにくなど農業、帆立貝やいかが有名な漁業と、自然資産がとても魅力的です。しかし、なかなか活かしきれていない印象が。県民の皆様にはなおさらでしょう。そういった点からも県の代表を選択する、今回の参議院選挙も重要視されていることと思います。

目次

参議院選挙2019青森県選挙区の開票速報・開票結果・NHK出口調査当確速報

参議院選挙2019青森県選挙区の開票速報・開票結果は各種報道メディアによる開票速報やNHKなどの当確出口調査情報が発表され次第随時、記事を更新していきます。投開票まで今しばらくお待ち下さい。

結果氏名年齢党派新旧主な肩書き
開票待ち小山 日奈子53N国元衆院議員秘書
開票待ち滝沢 求60自民参院議員(1期)、青森県議(5期)
開票待ち小田切 達61立憲弁護士

参議院選挙2019|青森県選挙区の立候補者一覧

今回の青森県選挙区は改選数1で立候補者は3名です。

  • 小田切 達  61  立民・新
  • 滝沢 求   60  自民・現
  • 小山 日奈子 53  諸派・新

 

青森県選挙区の立候補者

小田切 達(おだぎり さとる)の経歴やプロフィール

  • 名前:小田切 達(おだぎり さとる)
  • 現年齢:61歳
  • 性別:男
  • 党派:立憲・新
  • 肩書き:元県弁護士会会長
  • 学歴:北海道大学法学部 卒業
  • 職歴:1991年弁護士登録、弁護士活動を始める。2000年小田切さとる法律事務所開設。
    以後、青森県弁護士会長(2期)、日本弁護連合会理事(2期)、東北弁護士会連合会副会長(2期) 県弁護士会消費者問題対策委員長、法律相談センター委員長 などを歴任。現在は、弁護士活動の傍ら、「STOP秘密保護法つがるの会」代表、「市民カフェ弘前」店主(弘前市政を考える集い)を務める。

小田切氏の公式HPはこちら

ツイッターは「#小田切さとる」で賑わっています。

こちらで立候補の記者会見(動画)を見ることができます。
立憲民主党「小田切さとる」PR動画

主な公約・政策主張

私は、28年間、弁護士として活動して来ました。
市民運動の経験はありますが、政治に携わった経験はありません。
そんな私が、このたび、7月の参院選に立候補することを決断したのは、次の思いからです。

第一に法律家として危機感がありました。

6年間の安倍政権の下で、平和主義や基本的人権、地方自治など、憲法の基本原理が攻撃され掘り崩されて来ました。
国民一人一人が、平和な環境の中で、生き生きと自己実現をする。これが憲法の目指す社会です。(略)

第二に格差の問題があります。

私は、これまで労働問題と消費者問題を弁護士活動の柱として来ましたが、弁護士活動をする現場の実感として、格差が拡大し、しかも固定化しつつあるのではないかとの危惧を抱くようになりました。
「個人の努力によって生活に格差が出るのは当然だ」というのが、日本社会における大方の受け止め方だったかも知れません。

しかし、格差が固定化するということは、人々が公平な条件に下に置かれない、個人の努力が報われるとは限らないことを意味します。
この問題は、とりわけ青森県にとっては深刻です。もともと青森県民の所得は多くなく、それに加えて地域的なハンディキャップがあるからです。豊かな人はより豊かに、貧しい人はより貧しくなる社会。

いくら努力しても苦しい生活、不安定な生活から抜け出せない社会。 そういう不公平で不公正な社会を、子どもたちや孫たちに引き継ぐわけには行きません。

公平な条件の下で競争できる社会、努力がきちんと報われる社会、そういう社会を取り戻さなければいけないと、私は考えます。
(略)

公式HP「決意表明」より

 

滝沢 求(たきざわ もとめ)の経歴やプロフィール

  • 名前:滝沢 求(たきざわ もとめ)
  • 現年齢:60歳
  • 性別:男
  • 党派:自民・現
  • 肩書き:元外務大臣政務官
  • 学歴:中央大学法学部 卒業
  • 職歴:1983年より中曽根康弘元内閣総理大臣公設秘書を13年務める。1998年県議会議員初当選。県議を15年務める。2013年参議院議員初当選、2016年参議院環境委員会 筆頭理事、外務大臣政務官を、2018年自民党国土交通部会長代理を務める。

公式HPはこちら

ツイッター・フェイスブックとも、最新の活動の様子が更新されています。
公式ツイッター公式フェイスブック

主な公約・政策主張

更なる成長戦略で確かな青森県の明日を切り拓く

経済再生を成し遂げます。

  • ロボット・IOT・AIといった「生産性革命」で生産性を向上させ、働く皆さんの所得増大につなげます。
  • 消費税引上げに伴う経済への影響を最小限にするため、大型耐久消費財への支援、中小企業・小規模事業者支援、税率引上げの影響を受けやすい消費者への支援を実施します。
  • 人手不足に対応するため、特定の産業14分野に限って、一定の専門性・技能を有する即戦力の外国人受け入れ制度を導入します。

地方が主役の地方創生を推進します。

  • 大都市に税収が集中している地方法人課税を見直し、都市・地方の税収の偏差を是正し、地方の安定的な財政基盤を確保します。
  • TPP11などに対する不安を払拭するために「総合的なTPP等関連政策大綱」による農林漁業者の経営発展を全力で支援します。
  • 鳥インフルエンザ、豚コレラ等の家畜伝染病や病害虫の侵入・まん延防止対策に万全を尽くします。
  • 水産政策の改革を推進するとともに、資源管理・収益向上の両立に向け、漁船等の導入支援、収入安定対策等を実行します。
  • 地域経済の主役である中小企業・小規模事業者に対し、IT化等による生産性向上、創業、地域の強みを活かした商品開発、販路開拓、商店街振興を積極的に支援します。
  • 観光を地方創生の切り札と位置付け、地方の隅々までインバウンドの恩恵が行き渡るようにします。
  • 交通(バス・電車)、金融(地方銀行等)、医療・介護(病院等)をはじめ、上下水道の老朽化対策など、不可欠な生活インフラを維持する施策を展開します。

命を守る災害に強い国をつくります。

  • 日本海溝・千島海溝等の巨大地震に対応した新たな避難対策・企業対策を加速化させます。
  • あらゆる自然災害に際して国民経済・生活を支えることができるように、道路・鉄道等の社会資本整備や情報通信・電力・医療等の生活インフラ整備を進めます。
  • 東日本大震災の復興・創生期間の終了(2020年度末)まであと2年足らずとなる中、復興の「総仕上げ」を最加速させます。

人づくり・社会づくりを進めます。

  • 人生100年時代・生涯現役の社会を目指し、誰もが安心できる全世代型の社会保障に転換します。
  • 長時間労働の是正や雇用形態にかかわらない公正な待遇確保など、働き方改革を実行します。
  • 3歳から5歳までの全ての子供と、所得の低い世帯の0歳から2歳の子供を対象に、幼稚園や保育所などを無償化します。「待機児童ゼロ」「介護離職ゼロ」の目標に向けて、全力で取り組みます。
  • 来年4月から公立高校だけではなく私立高校も実質無償化を実現します。
    真に必要な子供たちの高等教育(大学等)も無償化し、生活費をカバーするため十分な給付型奨学金を支給します。
  • 児童虐待の根絶に向けて児童保護司を2000人程度増員するほか、児童しつけに対する体罰を禁止する関係法律の整備に取り組みます。
  • 女性が活躍し女性の視点が加わることで日本は変わります。政治分野においても、女性の政治参加を促進します。
  • 障がい者の皆さんが希望を持って参加できる社会づくりを目指します。

国の基盤を強化、国益を守り抜きます。

  • 国際協調主義に基づく積極的平和主義のもと「地球儀を俯瞰する外交」を展開し、「自由で開かれたインド太平洋戦略」を具体化します。
  • 領土・主権問題や歴史認識等に関する問題は、毅然とした外交姿勢を貫くとともに、戦略的対外発信を強化して、わが国の国益と名誉を守り抜きます。
  • 北朝鮮に対して完全で検証可能かつ不可逆的な非核化を迫るとともに、あらゆる手段を尽くして全力で拉致被害者全員の即時帰国を実現します。

みなさまと共に創る未来の「あおもり」

公式HP「政策・理念」より

小山 日奈子(こやま ひなこ)の経歴やプロフィール

  • 名前:小山 日奈子(こやま ひなこ)
  • 現年齢:53歳
  • 性別:女
  • 党派:諸派・新(NHKから国民を守る党)
  • 肩書き:罪被害者支援員、元衆議院議員秘書
  • 学歴:戸板女子短大 卒業
  • 職歴:元代議士秘書、自民党政経塾第5期生 自殺防止ゲートキーパー講師、現在は犯罪被害者支援に携わる。
主な公約・政策主張

NHKをぶっ壊す!
来年からインターネットでもNHKが視聴できるように国会で決定しました。

このままでは、「テレビがない」「NHKをみてない」でも支払いの義務が発生します!!!!

NHKから国民を守る党はNHKスクランブル放送の実現に向け、国の中心から変えていくため全国から立候補しています。

選挙公報より

参議院選挙2019|青森県選挙区の情勢と当落予想

今回の選挙は、2013年の参院選で選出された滝沢氏の任期満了による選挙となります。そこで2013年の選挙の結果を見てみます。

 

氏名得票数得票率政党新旧
当選滝沢 求261,57551.33%自民
平山 幸司76,43215.00%生活
波多野 里奈63,52812.47%みんな
工藤 信53,06210.41%無所
吉俣 洋48,2909.48%共産
石田 昭弘6,6591.31%諸派

朝日デジタル 2013参院選 選挙区開票速報:青森県(改選数1)より

 

2013年の選挙では野党候補が5人立候補され、票が割れたために滝沢氏の圧勝となりました。しかし、今回は野党が統一候補を立て、万全の体制を整えています。

 

そこで、2013年の選挙の各得票数を比較してみましょう。野党立候補者の票を合計すると約24.8万票となり、滝沢氏の26.1万票に肉薄してきます。

 

そして、先日の統一地方選の、青森県での立憲民主は5戦5勝の躍進。県民の方々の期待が目に浮かびます。

 

しかし、先日の知事選では現職の三村申吾氏が再選され、自民の三村ー滝沢ラインは県民として重要視すべきポイントでもあります。

 

「現職」の優位さで、滝沢氏が一歩リードの印象ですが、今後の小田切氏の活動次第で結果が変わりそうな風も感じる、青森県選挙区です。

まとめ

参議員選挙2019青森県選挙区は、

  • 野党統一候補の擁立に成功
  • 統一地方選挙での立憲民主の躍進
  • 三村県知事と滝沢氏の太いパイプ

これら3点から、激しい選挙戦になりそうな印象です。

 

ぜひ青森県の発展、日本の発展につながる投票結果になるよう、自覚をもって投票に参加しませんか?私も心して一票を投じたいと感じました。

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