亥年の2019年は選挙イヤーです。
この7月にはいよいよ参議院議員通常選挙が行われます。
福島県選挙区の候補者もだんだん出揃ってきました。
それでは、参議院選挙2019の福島県選挙区の候補者の情報や当落予想をご紹介します。
目次
参議院選挙2019【福島県選挙区】の立候補者名一覧
福島県選挙区の立候補者
森 雅子(もり まさこ)の経歴やプロフィール
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- 名前:森 雅子(もり まさこ)
- 現年齢:54歳
- 性別:女
- 党派:自由民主党
- 肩書き:参議院議員(弁護士)
- 学歴:県立磐城女子高等高校(現・福島県立磐城桜が丘高等学校)、東北大学法学部卒業
- 職歴:弁護士、米国ニューヨーク大学法科大学院客員研究員、金融庁職員、参議院議員(2期)
現職の森雅子氏は、1964年8月22日にいわき市で生まれます。
弁護士を志していた森氏は、大学卒業後、27歳で司法試験に合格し、司法修習を経て、1995年に弁護士登録。
以後、弁護士として活動し、ニューヨーク大学ロースクールへの留学、金融庁勤務を経て、2006年の福島県知事選に無所属(自民党・公明党・新党日本推薦)で出馬するも、民主党・社民党推薦の佐藤雄平氏に敗れます。
翌2007年の参院選に自民党公認で出馬し、初当選。
1期生ながら第2次安倍内閣で内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画)に就任。
2013年には再選を果たしました。
スローガンは「ふくしまを守る。」
森氏の3選にかける思いを、オフィシャル動画からご紹介します。
生まれ育った福島。
家族や仲間がいるこの故郷が大好きです。
福島の復興が前に進んできたとはいえ
まだまだ課題もあります福島のいいところ 日本中に世界中に広めていきたいんです
そのためには何でもします
それに加えて新しい福島の魅力をつくっていきたいんです例えば災害を経験した私たちだからこそできることがあると思います
防災の知識、被害に学んだ教訓、これを世界中に人たちに伝えることで
みんなが福島に学びにくる
防災タウンディザスターシティ構想を持っていますこれから皆さんとともに福島を新しくつくりあげていきたいと思っています
福島を前へ 復興を前へ あなたの人生を前へ 進めてまいりたい
どうか福島県を私に任せてください
水野 さち子(みずの さちこ)の経歴やプロフィール
- 名前:水野 さち子(みずの さちこ)
- 現年齢:57歳
- 性別:女
- 党派:無所属
- 肩書き:福島県議会議員
- 学歴:県立若松女子高等学校、郡山女子大学短期大学部保育課卒業
- 職歴:保育士、フリー司会者、エフエム会津パーソナリティー、福島県議会議員(2期)
水野さち子氏は、1962年4月2日に会津若松市で生まれます。
大学卒業後、6年間保育士として務め、ブライダルなどの司会者に。
開局した1996年からエフエム会津のパーソナリティーを務めます。
2011年に退職後、同年の県議選にみんなの党公認で出馬し、初当選。
2015年の選挙は無所属で臨み再選を果たします。
その後国民民主党に所属していましたが、無所属での参院選出馬に伴い、離党しました。
水野氏は出馬表明の記者会見の中で、その思いを次のように述べています。
「県民目線を大事に、本県の身近な課題を国政の場にぶつけていきたい」
大きな政策の柱として、「消費増税の中止」や「原発ゼロ」を掲げています。
田山 雅仁(たやま まさひと)の経歴やプロフィール
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- 名前:田山 雅仁(たやま まさひと)
- 現年齢:35歳
- 性別:男
- 党派:政治団体「NHKから国民を守る党」
- 肩書き:会社役員
- 学歴:東海大学理学部卒卒業
- 職歴:会社勤務、株式会社ティークワイト(代表取締役)
田山雅仁氏は、1983年12月5日にいわき市で生まれます。
大学卒業後、会社勤務を経て、2009年にIT企業を立ち上げます。
翌2010年にはすれ違い情報交換アプリ「Peoplech」をリリースし話題に。
2015年には東京都江戸川区長選、2019年の千葉県市原市議選に出馬するも、いずれも落選しました。
「NHKから国民を守る党」が掲げる主な政策をご紹介します。
- NHKが頑なに行わないスクランブル放送の導入を実現し、平等な受信料制度に改めるとともにNHK集金人の廃絶を目指します。
- ワンセグやインターネット配信へのNHK受信料の拡大に対して断固として反対し法令の変更に向けて注力していきます。
参議院選挙2019【福島県選挙区】の当落予想と情勢調査
参院選2019福島県選挙区の定数は1名。
今回改選を迎える現職は、森雅子氏(自民党・2期)。
対する新人は、野党統一候補の水野さち子氏(無所属)、田山雅仁(NHKから国民を守る党)が名乗りを上げました。
事実上、「自民」森氏VS「非自民」水野氏の女性同士の一騎打ちの戦いに。
改選数が2名→1名となった2013年の選挙では、6名の候補が乱立する中で自民党の現職の森氏が484,089票を得て再選。
現職の金子恵美氏(民主党)が240,842票、新人の岩渕友氏(日本共産党)が77,401票、遠藤陽子氏(社会民主党)が35,801票、酒井秀光氏(幸福実現党)が9,860票、杉内一成 氏(財政再建党)が7,425票で落選しました。
2016年の選挙では、現職で野党統一候補の増子輝彦氏(民進党 ※現・国民民主党)が462,852票で当選。
同じく現職の岩城光英氏(自由民主党)は432,982票で一歩及ばず、また矢内筆勝氏(幸福実現党)も20,653票で落選しました。
新人の水野氏は今年4月になり出馬が決定したため、知名度不足が懸念されます。
これに加え、過去の結果からみれば、現職の森氏が有利な戦いを行うのではないでしょうか。
まとめ
参院選2019福島県選挙区は、自民党の現職・森雅子氏と非自民の野党統一候補の新人・水野さち子氏が議席を争うでしょう。
前回は野党統一候補で民主党の現職が自民党の現職を破っていることから、森氏にとって決して楽な選挙ではないと考えます。
女性同士の戦いを制するのはどちらの候補か、注目してまいりましょう。