参議院選挙

参議院選挙2019石川県選挙区の開票結果速報と情勢出口調査|立候補者の当落予想も

石川県といえば、ふと能登半島の白米千枚田のことを思い出しました。本当に景色がキレイなところです。ここでは「千枚田オーナー・トラスト制度というものがあります。年間いくらか支援をすると、お米が送られてきたり、農業体験ができます。詳細はこちら。このような地域支援も楽しいですね。

美しい自然と歴史を刻む石川県。こちらの記事では第25回参議院議員選挙(2019年7月21日投開票)から石川県選挙区の開票速報・開票結果・当選者落選者の当確出口調査についてご紹介しています。

また、立候補者一覧情報と、当落予想、最新の情勢調査もご紹介しています。

目次

参議院選挙2019石川県選挙区の開票速報・開票結果・NHK出口調査当確速報

参議院選挙2019石川県選挙区の開票速報・開票結果は各種報道メディアによる開票速報やNHKなどの当確出口調査情報が発表され次第随時、記事を更新していきます。投開票まで今しばらくお待ち下さい。

結果氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
開票待ち山田 修路65自民参院議員(1期)
開票待ち田辺 徹58国民オペラ歌手

参議院選挙2019|石川県選挙区の立候補者一覧

今回の石川県選挙区は改選数1で、立候補者は2名です。

  • 田辺 徹  58歳 国民・新 オペラ歌手
  • 山田 修路 65歳 自民・現 元総務政務官

 

石川県選挙区の立候補者

田辺 徹(たなべ とおる)の経歴やプロフィール

  • 名前:田辺 徹(たなべ とおる)
  • 現年齢:58歳
  • 性別:男
  • 党派:国民・新
  • 肩書き:オペラ歌手
  • 学歴:東京外国語大学大学院 修了、武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科 卒業
  • 職歴:20年ドイツにて各劇場の専属オペラ歌手、俳優、声優を務めてきた。2007年に帰国、オペラ劇場あらかわバイロイト、オペラ監督・主演歌手を務める。現在は、名古屋芸術大学 客員教授、名古屋音楽大学 客員教授。

高校では新聞部に所属しつつ、落語とフルートに熱中。大学か落語家かフルート奏者か悩んだ末、海外留学に憧れてオーストリアの音楽大学に進学。3年次に声楽科へ転向し、さらにドイツの音楽大学で学ぶ。その後帰国し武蔵野音楽大学を卒業、銀座のドイツレストランでデビューする。

1991年再びオーストリアへオペラ留学。その後、ドイツのオペラハウスと専属契約を結び、外国人としては異例の年間最多150公演に出演。2000年にフリーとなり、ドイツと日本で歌手・俳優・声優活動を展開。映画「ラストサムライ」では渡辺謙氏のドイツ・フランス・スペイン語吹き替えを担当、欧州、中南米では、渡辺氏より自分の声を聞いた人が多いことがひそかな自慢だそう。

座右の銘は「一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ。」(ドン・キホーテ ミュージカル「ラマンチャの男」)

きっとドン・キホーテのように、人生を無骨に楽しみながら前に進まれることでしょう。

公式HPプロフィールより

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主な公約・政策主張

6つの政策

  1. 消費増税の検討
    • 消費増税は、消費を冷え込ませるだけでなく、低所得者に大きな負担を強います。少ない所得や自己責任と突き放すのではなく、まず低所得者をケアする体制が必要です。
  2. 社会保障をもっと手厚く
    • ドイツでは、出産時の経済的な負担はほぼありません。子供手当や失業手当、生活保護の給付に対する世間の理解もあります。日本の社会保障もこのような水準まで充実させるべきです。
  3. 教育予算を先進国水準に
    • 日本の教育機関に対する公的支出は、経済協力開発機構(OECD)加盟の34カ国中、GDP比で最も低い数字です。子供の教育費などはもっと国が負担すべきであり、これが少子化対策の強化にもつながります。
  4. 世界110位の男女格差を改善
    • 149カ国を対象にした世界経済フォーラムの男女格差調査で、日本の順位は何と110位。女性の社会進出は女性の権利であるだけでなく、男性の責務でもあり、格差解消に全力を挙げなければなりません。
  5. 文化行政を拡充し、心の余裕を醸成
    • 文化が育む心のゆとりは、暮らしに潤いを与えてくれます。文化を保護育成しながら、国民一人一人の心を豊かに耕す種まきをし、社会への還元と経済を活性化させる仕組みを作ります。
  6. 地方の声をくみ取る政治に
    • 遺伝子組み換え種子の流入を許す種子法の廃止。自分の家の前で優先的に魚をとれなくなる漁業や料金値上げとサービス低下が懸念される水道民営化など、安倍政権が推し進める政策は地方の活力と国民の安全を損なうもので、これらをゼロベースで見直します。

(番外編)

  1. 消費増税の検討
    • 消費増税は、消費を冷え込ませるだけでなく、低所得者に大きな負担を強います。少ない所得や自己責任と突き放すのではなく、まず低所得者をケアする体制が必要です。
  2. 社会保障をもっと手厚く
    • ドイツでは、出産時の経済的な負担はほぼありません。子供手当や失業手当、生活保護の給付に対する世間の理解もあります。日本の社会保障もこのような水準まで充実させるべきです。
  3. 教育予算を先進国水準に
    • 日本の教育機関に対する公的支出は、経済協力開発機構(OECD)加盟の34カ国中、GDP比で最も低い数字です。子供の教育費などはもっと国が負担すべきであり、これが少子化対策の強化にもつながります。
  4. 世界110位の男女格差を改善
    • 149カ国を対象にした世界経済フォーラムの男女格差調査で、日本の順位は何と110位。女性の社会進出は女性の権利であるだけでなく、男性の責務でもあり、格差解消に全力を挙げなければなりません。
  5. 文化行政を拡充し、心の余裕を醸成
    • 文化が育む心のゆとりは、暮らしに潤いを与えてくれます。文化を保護育成しながら、国民一人一人の心を豊かに耕す種まきをし、社会への還元と経済を活性化させる仕組みを作ります。
  6. 地方の声をくみ取る政治に
    • 遺伝子組み換え種子の流入を許す種子法の廃止。自分の家の前で優先的に魚をとれなくなる漁業や料金値上げとサービス低下が懸念される水道民営化など、安倍政権が推し進める政策は地方の活力と国民の安全を損なうもので、これらをゼロベースで見直します。
  7. なぜオペラ歌手が国政?
    • オペラ歌手として20年暮らしたドイツから帰国し、庶民が普通に生活できない日本の現状に驚きました。特に、教育や福祉に対する公的支援のレベルが、ドイツとは雲泥の差でした。私は庶民の犠牲の上に成り立つような今の政治を改革し、庶民が普通に暮らせる国を取り戻します。

公式HP「政策」より

山田 修路(やまだ しゅうじ)の経歴やプロフィール

  • 名前:山田 修路(やまだ しゅうじ)
  • 現年齢:65歳
  • 性別:男
  • 党派:自民・現
  • 肩書き:元総務政務官
  • 学歴:東京大学法学部 卒業
  • 職歴:大学法学部卒業後、農林省に入省、埼玉県庁農政課長に出向し経験を積む。1994年経済協力開発機構(OECD)の日本政府代表部参事官としてパリ勤務。農林水産省生産局長、水産庁長官などを歴任。
    2012年農林水産省を退職。2013年の参院選に初当選。2017年総務大臣政務官に就任した。

公式HP
※HP内にブログがあります。日々の活動内容がまとまっています。

Facebookツイッターでは、もう少し細かい状況が確認できます。

主な公約・政策主張

地域を活性化します!

元気な産業

<地場産業・中小企業を支える>

  • 地域産業の発展と付加価値の向上、IT活用、人材確保を支援
  • 輪島塗、山中漆器、九谷焼、加賀友禅、金沢金箔などの産地の活性化
  • 能楽、茶道、華道などの伝統文化・芸能の振興と担い手の育成

<農林水産業を元気に>

  • 6次産業化とブランド化により競争力を強化
  • 地産地消により消費を拡大
  • 漁業の安全操業と経営の安定、水産施設の充実
  • 森林の整備や環境の保全、木材の利用促進
  • 活力ある農村漁村づくり

<企業を誘致し、雇用を確保>

  • 石川の特性を活かした企業を誘致
  • 人材確保・育成と働き手不足への対応を促進
  • 若者から女性、中高年までの雇用安定

交流と賑わい

<豊かな観光資源を発掘・発信>

  • 世界農業遺産「能登の里山・里海」による地域おこし
  • 食、自然、温泉、祭り、街並みなどの魅力向上と積極的発信
  • 体験型、滞在型ツーリズムでリピーターを拡大
  • 東京オリンピック・パラリンピック開催効果の波及

<北陸新幹線の建設促進、開業効果拡大>

  • 新幹線と小松空港、のと里山空港との連携
  • 観光客の利便性向上と観光情報の発信
  • 福井・富山・岐阜の観光地等と連携

<交通網を整備し、建設産業も応援>

  • 小松空港、のと里山空港の整備と就航路線の確保
  • 七尾線、のと鉄道の経営安定
  • のと里山海道、金沢外環状道路、国道8号、能越道、加賀海浜産業道路、小松-白川道路などの整備
  • 地場建設産業の振興

安心・安全な暮らし

<命とくらしを守る施策を積極的に推進>

  • 災害対策に必要な公共事業・社会資本整備の促進
  • 地震、豪雪、豪雨などの対策強化
  • 千里浜などの海岸保全
  • 河川・湖沼の浸水対策、水質浄化

<地域包括ケアシステムを推進>

  • 地域包括支援センターの機能強化
  • 地域包括ケアシステムを担う人材の確保と労働環境の改善
  • 口腔保健医療の充実
  • 救急医療体制の整備

<女性の活躍、高齢者、障害者をしっかり支援>

  • 少子・高齢化対策を充実・強化
  • 女性の健康を守り、働きやすい環境を整備
  • 産休、育休の充実と子育て支援
  • 老人福祉施設の整備と介護職員の確保
  • 高齢者や障害者にやさしい街づくり

<知・徳・体、バランスの取れた教育実現>

  • 教職員の確保など幼児教育・保育・高等教育の充実
  • 教育施設・設備の整備
  • スポーツ施設の充実

公式HP「政策について」より

参議院選挙2019|石川県選挙区の情勢と当落予想

今回の選挙は、2013年の参院選で選出された山田氏任期満了による選挙となります。

2013年の選挙結果を見てみましょう。

氏名得票数得票率政党新旧
当選山田 修路321,28664.85%自民
一川 保夫113,81722.97%民主
亀田 良典40,2958.13%共産
浜崎 茂10,1142.04%無所
宮元 智9,9352.01%諸派

朝日デジタル 2013参院選 選挙区開票速報:石川県(改選数1)より

 

現職の民主一川氏を抑え、得票率65%を獲得して、自民山田氏が余裕の当選でした。

2016年の参院選、2010年の参院選も、自民岡田氏が32万票、30万票と、安定して30万票を獲得しており、潜在的に自民党の基盤がある地域と言えそうです。

 

得票率50%を超えるためにはざっくり25万票~30票は必要でしょう。

田辺氏は人間味あふれる興味深い方ですが、当落ラインに乗るためには、相当支持を広げる必要がありそうです。

現状では自民・山田氏が優勢でしょう。国民・田辺氏がどこまで追い上げることができるかにも注目していきたいです。

まとめ

保守基盤の強い印象の石川県。

国民民主の田辺氏が善戦するためのハードルは高そうです。

田辺氏は興味深い経歴の持ち主ですので、なんとか理解者を増やし、善戦していただきたいです。

情報は随時アップデートしていきます。

「千里の道も一歩から」「打たぬ鐘は鳴らぬ」です。期日前投票も投票しやすくなりました。「私が投票したってかわらない」、「私が投票しなくても結果は決まっている」などと感じることもありますが、気楽に一票を投じてみてはいかがでしょうか。

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