参議院選挙

参議院選挙2019鹿児島県選挙区の開票結果速報と情勢出口調査|立候補者の当落予想も

ここでは第25回参議院議員選挙(2019年7月21日投開票)から鹿児島県選挙区の開票速報・開票結果・当選者落選者の当確出口調査についてご紹介しています。

また、立候補者一覧情報と、当落予想、最新の情勢調査もご紹介しています。

目次

参議院選挙2019鹿児島県選挙区の開票速報・開票結果・NHK出口調査当確速報

参議院選挙2019鹿児島県選挙区の開票速報・開票結果は各種報道メディアによる開票速報やNHKなどの当確出口調査情報が発表され次第随時、記事を更新していきます。投開票まで今しばらくお待ち下さい。

結果氏名年齢党派新旧主な肩書き
前田 終止71無所属元霧島市長
合原 千尋39無所属行政書士
当選尾辻 秀久78自民参院議員(5期)

参議院選挙2019|鹿児島県選挙区の立候補者一覧

今回の鹿児島県選挙区は改選数1で、立候補者は3名です。

  • 尾辻 秀久(おつじ ひでひさ) 78歳 自民・現
  • 合原 千尋(ごうはら ちひろ) 38歳 国民・新
  • 前田 終止(まえだ しゅうじ) 71歳 無所属・新

 

鹿児島県選挙区の立候補者

尾辻 秀久(おつじ ひでひさ)の経歴やプロフィール

  • 名前:尾辻 秀久(おつじ ひでひさ)
  • 現年齢:78歳
  • 性別:男
  • 党派:自民・現
  • 肩書き:元厚生労働相
  • 学歴:東京大学 中退
  • 職歴:防衛大在学中、20歳のときに母親が急死。当時高校在学中だった妹を進学させるため退学し、酒屋のアルバイトなどで、妹を大学へ進学させる。※父親は3歳のときに戦死。
    1964年23歳で東京大学入学。当時、学園紛争で授業がなく、国産車にて世界一周の旅に出る。アルバイトをしながら5年をかけて70ケ国を周った。帰国後東大を中退、旅行家兼ルポライターとなる。
    1979年鹿児島県議選に初当選、2期務めたのち、1989年には参議院比例代表選挙に初当選。1995年、2001年、2007年、2013年と連続当選し、現在にいたる。
    これまでに、厚生労働大臣、財務副大臣、総務政務次官、沖縄開発政務次官等を歴任。
主な公約・政策主張

おつじ秀久の政策

平和な国

  • 初心を忘れず、恩を忘れず、いつまでも「ご英霊 (国のために亡くなった方) の心を心として」平和な国を護ります。
  • 調和のとれた社会が理想です。
  • 国と地方、政と官と民、共にぎすぎすしないように「和をもって尊し」とします。

生涯現役社会の実現

  • 健康寿命(健康に生きている年齢)を85歳(女性の平均寿命)に引き上げられるように、がん対策、生活習慣病対策、自殺対策、運動器健康維持対策など、保険と医療の充実・促進に努めます。
  • 定年制の廃止を目指します。

ユニバーサル(共生)社会の実現

  • 人間一人ひとりが、尊厳を持って生きることのできる社会づくりをいたします。
  • みんなが「誇りと役割を持って生きていくことの大切さ」を実感できる社会を目指します。
  • 「機会均等社会」にします。生まれや育ちでスタートラインに差があってはいけません。(3歳で父を亡くし、20歳で両親を失った私の痛切な思いです)

心と体に優しい国

  • 「食育」は、個々の健康のためにも、美しい家庭を守るためにも重要なことです。「食育」という日本の伝統を大切にします。

子供は日本の宝

  • 産みやすい環境をつくることももちろん大切ですが、生まれてきた子どもを大切に育てることが最優先の少子化対策であると考えています。そのために保育所の役割はますます重要です。保育制度を死守します。
  • 地域全体による子育て、教育は薩摩の文化・伝統です。

社会保障の拡充

  • 日本の宝である国民皆年金(みんなが年金に加入している)制度と皆保険(みんなが医療保険証を持っている)制度は、どんなことがあっても守っていきます。
  • 負担された保険料は、全て年金給付につながるよう必ずします。
  • 国民負担率(収入のうち、公的保険の保険料を含めて税金を納める割合)を50%にして、弱者に優しい国にしたいと考えています。
  • 「消費税を上げ、その分を福祉に使う目的税にすべき」が私の持論です。

公式HPより

合原 千尋(ごうはら ちひろ)の経歴やプロフィール

  • 名前:合原 千尋(ごうはら ちひろ)
  • 現年齢:38歳
  • 性別:女
  • 党派:国民・新(無所属?)
  • 肩書き:行政書士
  • 学歴:九州大学法学部 卒業
  • 職歴:大学卒業後、株式会社昴(学習塾)に勤務。2013年に合原行政書士事務所開業。行政書士であり、終活アドバイザー、整理収納アドバイザーの資格を持つ。NPO法人生き生きサポートシルバーエイジ理事。
主な公約・政策主張

“政治を市民の手に” 元気な鹿児島が日本の力

  1. 生きる喜びをすべての国民が実感できる共生社会をめざします。
    子どもの貪困対策をはじめ、人への投資を拡大して生きる喜びを実感できる共生社会を確立します。
  2. 戸別所得補償制度の復活、持続できる農林水産業と農漁村をつくります。
    鹿児島の農漁村を衰退させる現行制度を見直し、持続可能な農林水産業と農漁村をつくります。
  3. 男女が平等に活躍できる社会をつくります。
    女性に対する差別や経済的な不利益を解消し、女性の立場の向上をはかります。
  4. 離島の魅力を活かし観光交流で鹿児島をおこします。
    「地図の上に離島が存在しても政冶の離島は許さない」をモット一に半島、離島振興に取り組みます。
  5. 環境保全で持続可能な社会をめざします。
    温室効果ガスの削減をはじめ、現実を見据え、子々孫々の未来に責任を持つ環境政策を進めます。
  6. リフレッシュ・日本、安心して働ける社会を実現します。時給1,000円の実現。
    すべての働く人たちの安定と安心のために、本人の希望やニーズに応じた多様な選択ができる労働環境を整備します。
  7. 専守防衛に徹し、対話と協調で平和と安全保障を構築します。
    「専守防衛に徹し、近くは現実的に、遠くは抑制的に、人道支援は積極的に」の方針で臨みます。

公式HPより

前田 終止(まえだ しゅうじ)の経歴やプロフィール

  • 名前:前田 終止(まえだ しゅうじ)
  • 現年齢:71歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属・新
  • 肩書き:元霧島市長
  • 学歴:亜細亜大学法学部 卒業
  • 職歴:大学卒業後の1971年衆議院議員中尾宏の秘書になる。1972年に自由民主党入党。1977年、衆議院議員二階堂進の秘書になる。1987年、鹿児島県議会議員選挙で初当選。県議を4期務める。2004年、霧島市への合併を前提とした牧園町長選挙に立候補、当選する。2005年市町村合併により霧島市が誕生。霧島市長選に立候補し、当選。以後3期務める。2017年の市長選にて惜敗。現在にいたる。
主な公約・政策主張

  1. 鹿児島県の持つ農林水産業・観光の魅力を内外に発信します
    • 農林水産物を国内外に発信し、鹿児島の農林水産業、ひいては6次産業化の支援をするこで、世界に売り込む営業マンとなります。
    • 文化・伝統・歴史・自然を国内外に発信し、魅力的な観光地のさらなる立県・立国を目指し、国内外からのお客様と多種多様な交流ができるよう機会を作ります。
  2. 元気な日本!元気で安全安全な鹿児島!を創ろう
    • 防災・減災や危機管理に万全を尽くし、災害に強く、美しい自然に満ちた国土づくりを勧め、安心安全の元気な鹿児島!と地域づくりを目指します。
    • オリンピック、パラリンピック、鹿児島国体、全国障がい者スポーツ大会、和牛オリンピックなどを全力応援します。また霧島国際音楽祭など文化的な取り組みにも大いに力を注ぎ、心身ともに健全な青少年の育成に努めます。
  3. 鹿児島の歴史・自然を活かした地域産業の振興策を一緒に考え実現
    • 歴史を大事にし、文化的で元気な強度づくりのために、鹿児島の誇る「宝」をもっと活かし、女性・若者・高齢者からの知恵をいただき、全世代で取り組む地域産業の振興策を作り上げていきます。
  4. 安心して子どもを産み、働くことのできる社会の実現
    • いじめや事故の解消を目指し、安心して親子ともに過ごせる環境づくりを勧め、子育て中のお母さんが安心して働けるような就労環境の整備に取り組みます。
  5. 人生100年時代・健康長寿!安心の医療・福祉社会の実現へ
    • いつでも・どこでも・誰もが安心して適切な医療を受けられ、誰もが安心して福祉を受けられるような環境づくりを進めます。

選挙公報より

参議院選挙2019|鹿児島県選挙区の当落予想や情勢調査【随時更新】

今回の選挙は自民・現職の尾辻氏、野党から新人の合原氏、自民党籍を持つ無所属・新人前田氏の3人が立候補されました。

現職尾辻氏は2013年の参院選で選出されています。

そこで2013年の選挙の結果を見てみましょう。

氏名得票数得票率政党新旧略歴
当選尾辻 秀久403,45059.02%自民〈元〉厚労相
皆吉 稲生120,80317.67%民主〈元〉衆院議員
岩重 仁子99,35514.53%維新〈元〉海外協力隊員
野口 寛50,3417.36%共産党地区委員長
松沢 力9,6291.41%諸派幸福の科学職員

朝日デジタル 2013参院選 選挙区開票速報:鹿児島県(改選数1)より

 

2013年の尾辻氏の得票率は全体の過半数を超えています。

鹿児島県選挙区は「あの」与野党逆転した2007年の参院選でも自民党候補が勝利する自民王国です。

現職で実績もある自民尾辻氏が優勢でしょう。

 

尾辻氏に不安要素があるとすれば、5期30年の実績に伴う年齢の問題でしょう。

すでに78歳、任期終了時には84歳となります。

不安を覚えるのは私だけではないでしょう。

 

日本中で最後まで調整がつかなかった野党の一本化。

有権者は一本化を臨んでいるのに、国民民主は、「ほかの候補者に一本化が決まっても、立候補は取り下げない」社民党は「一人区唯一の社民党候補者だから、ぜひ残してほしい」と調整がつかなかったそうです。

結局連合の推薦を取り付けていた合原氏に決まり、社民党は一人区での立候補者擁立をあきらめざるを得ない状況に。

 

「しびれを切らすほど」「有権者は一本化を臨んでいたのに」ここまでグダグダになってしまった野党一本化。

各党の、「有権者よりも大切ななにか」がある、この後味の悪さが戦局に影響しないことを祈るばかりです。

まとめ

以上、参議員選挙2019鹿児島県選挙区の開票速報・開票結果、当落予想と立候補者一覧情報についてでした。

 

調べれば調べるほど、グダグダ感がつのった鹿児島県選挙区ですが、せっかく一本化できたのですから、立候補を取り下げた社民の伊藤氏・共産松崎氏の分まで反自民系有権者の受け皿となれるよう、合原氏には各政党への対応を細やかにしていただきたいと思います。

 

また野党統一候補とは別に立候補した自民系前田氏の影響が、現職尾辻氏の得票率に影響するのか、そんな影響などもろともせず尾辻氏が突っ走るのか等、いろいろな面で注目しています。

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