こちらでは、参議院選挙2019の宮城県選挙区の立候補者や当落予想、最新の情勢調査をご紹介します。
選挙イヤーの亥年、2019年4月には統一地方選挙、そしていよいよ7月には参議院議員通常選挙が行われます。
宮城県選挙区にはどのような候補者が立ち、どんな情勢なのか、早速見ていきましょう。
目次
参議院選挙2019【宮城県選挙区】の立候補者名一覧
宮城県選挙区の立候補者
愛知 治郎(あいち じろう)の経歴やプロフィール
- 名前:愛知 治郎(あいち じろう)
- 現年齢:49歳(6/23~ 50歳)
- 性別:男
- 党派:自由民主党
- 肩書き:参議院議員
- 学歴:宮城県仙台第一高等学校、中央大学法学部政治学科を卒業
- 職歴:法律事務所勤務、愛知和男衆議院議員秘書、参議院議員(3期)
現職の愛知治郎氏は、1969年6月23日に父親の赴任先の米国・ニューヨーク州で生まれます。
外務大臣や大蔵大臣を歴任した揆一氏を祖父に、防衛庁長官や環境庁長官などを歴任した和男氏を父に持つ愛知氏は、大学卒業後、法律事務所勤務を経て、父親・和男氏の秘書を務めます。
2001年の参院選に宮城選挙区から無所属(自民党・公明党・保守新党推薦)で出馬し、初当選を果たします。
2007年・2013年の選挙は自民党公認で出馬し、いずれも当選。
現在、参議院自由民主党政策審議会会長、参議院自民党議員副会長などを務めています。
愛知氏が掲げる政策は以下のとおり。
- 誇りある日本を、郷土を、取り戻す!
復興のスピードを上げ、美しい郷土と真の笑顔を取り戻すために、持続的に発展する強い日本経済を再生させます。
また、そのためにも「がんばる人」を後押しする仕組みを整えます - 社会と政治を立て直す!
人間力を育む教育の再生と、安心して子供を産み育てられる環境を整えます。
そして、国民のための抜本的な政治制度改革を行い、未来に責任の持てる政治、国民に信頼のされる政治を目指します。 - 3つの安全保障で、国民の笑顔を守り抜く!
・外交を立て直し、自国を守る体制を強化することで、平和の構築と国土・国民の生命を守る「国土の安全保障」
・将来に責任の持てる安定したエネルギー供給を確保する「エネルギーの安全保障」
・食料を守る=命を守ること、魅力ある農林水産業を作り上げ、食料自給力を守りぬく「食の安全保障」
私は、国民が心から安心できる国づくりのため、基本となる3つの安全保障に力を注ぎます。
石垣 のり子(いしがき のりこ)の経歴やプロフィール
- 名前:石垣 のり子(いしがき のりこ)
- 現年齢:44歳
- 性別:女
- 党派:立憲民主党
- 肩書き:元エフエム仙台アナウンサー
- 学歴:宮城県第二女子高等学校(現・宮城県仙台二華高等学校)、宮城教育大学小学校教員養成課程教育心理学コース卒業
- 職歴:エフエム仙台勤務
石垣のり子氏は、1974年8月1日に仙台市宮城野区で生まれます。
高校時代は生徒会長を務め、大学時代は「1996年度 みやぎ米キャンペーンキャラクター」に就任するなど積極的な石垣氏は、大学卒業後、エフエム仙台に入社。
制作部に所属し、パーソナリティと番組制作全般を務め、「Hope for MIYAGI」や「J-SIDE STATION」など多くの番組を担当します。
主要政策に、消費税率引き上げや憲法改正への反対、脱原発などを掲げる石垣氏。
出馬表明の記者会見でその思いを次のように述べています。
「国会での熟議が、数の力を前に軽んじられている。国民が置き去りになっている状況を変えなければならない」
立憲民主党が掲げる「国民との約束」の骨子をご紹介します。
- 生活の現場から暮らしを立て直します
- 1日も早く原発ゼロへ
- 個人の権利を尊重し、ともに支え合う社会を実現します
- 徹底して行政の情報を公開します
- 立憲主義を回復させます
三宅 紀昭(みやけ のりあき)の経歴やプロフィール
出典元:https://pbs.twimg.com/
- 名前:三宅 紀昭(みやけ のりあき)
- 現年齢:57歳
- 性別:男
- 党派:政治団体「NHKから国民を守る党」
- 肩書き:「NHKから国民を守る党」党員
- 学歴:日本大学卒業
- 職歴:通信機器製造会社勤務
三宅紀昭氏は、1961年8月23日に生まれます。
大学卒業後、通信機器製造会社に勤務し、2009年に退職。
現在は神奈川県海老名市に居住し、NHKから国民を守る党の活動を行っています。
「NHKから国民を守る党」が掲げる主な政策をご紹介します。
- NHKが頑なに行わないスクランブル放送の導入を実現し、平等な受信料制度に改めるとともにNHK集金人の廃絶を目指します。
- ワンセグやインターネット配信へのNHK受信料の拡大に対して断固として反対し法令の変更に向けて注力していきます。
参議院選挙2019【宮城県選挙区】の当落予想と情勢調査
参院選2019宮城県選挙区の改選数は、2名→1名となります。
今回改選を迎える現職は、愛知治郎氏(自民党・3期)と和田政宗氏(みんなの党→自民党・1期)。
このうち和田氏は候補者調整のため、比例区からの出馬となります。
ここへ新人の石垣のり子氏(立憲民主党)、三宅紀昭氏(NHKから国民を守る党)が参戦。
野党候補一本化のため、立候補表明していた舩山由美氏(日本共産党)は選挙区での出馬を取り下げ、比例区に回ります。
2013年の選挙では、候補者5名が臨み、現職の愛知氏(自民党)が421,634票、新人の和田氏(みんなの党)が220,207票を得て当選。
現職の岡崎トミ子氏(民主党)が215,105票、新人の岩渕彩子氏(日本共産党)が76,515票、皀智子氏(幸福実現党)9,662票で落選します。
改選数1名となった前回2016年の選挙では、現職の桜井充氏(民進党)が日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちの推薦を受けて、510,450票を得て当選。
現職の熊谷大氏(自由民主党/公明党・日本のこころを大切にする党推薦)が約4万1千票差の469,268票、油井哲史氏(幸福実現党)が19,129票で落選しました。
前回同様、野党共闘で候補者一本化となったため、選挙戦は激しいつばぜり合いとなるでしょう。
まとめ
参院選2019宮城県選挙区は、自民党の愛知治郎氏VS野党統一候補で立憲民主党の石垣のり子氏との事実上の一騎打ちに。
2016年の選挙では野党統一候補が僅差で制しているため、今回もどうなるかわかりません。
自民党が議席を守るか、それとも野党が奪還するか、要注目の選挙区です。