刻一刻と迫る2019年夏の参議院選挙ですが、こちらの記事では参議院選挙2019宮崎県選挙区の立候補者の情報や当落予想をご紹介します。
安倍一強政治を打開すべく野党は1人区の候補者1本化を進めていますが、宮崎県はまさに主力野党候補者が1人となっています。
そんな宮崎県選挙区の候補者はどんな顔触れなのか、早速見ていきたいと思います。
目次
参議院選挙2019【宮崎県選挙区】の立候補者名一覧
宮崎県選挙区の立候補者
長峯 誠(ながみね まこと)の経歴やプロフィール
出典元:https://www.jimin.jp
- 名前:長峯 誠(ながみね まこと)
- 現年齢:49歳
- 性別:男
- 党派:自由民主党
- 肩書き:参議院議員
- 学歴:県立都城泉ヶ丘高等学校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
- 職歴:長峯基参議院議員秘書、宮崎県議会議員(3期)、都城市長(旧制市1期、新制市2期、通算3期)、参議院議員(1期)
現職の長峯誠氏は、1969年8月2日に都城市で生まれます。
県議を4期、参議院議員を1期務めた基氏を父親に持つ長峯氏は、父親の秘書を経て、1997年の県議補選から県議を3期務めます。
その後、都城市長を通算3期務め、2013年の参院選に自民党公認で出馬し、初当選。
第3次安倍第3次改造内閣で財務大臣政務官に就任しました。
長峯氏が掲げる政策は以下のとおり。
- 地方が豊かになる地方分権を推進します!
今までの地方分権は、国の経費節減のための「リストラ」の色合いを帯びていました。財源に裏付けられた自由な裁量権を自治体の「固有の権利」として発揮できるようにすることで、豊かな地域づくりを促進します。 - 実感の持てる地域経済の活性化を創出します!
農林水産業・小規模事業者など地域経済は、いくら平均株価が上がっても実感を持てずにいます。都市と地方とでは産業構造が大きく異なっているためです。実体経済を再生させるため地方の経済構造に適した景気対策を推進します。 - 防災減災・危機管理体制を構築します!
南海トラフ地震への備えをはじめ、防災減災は全国民上げて取り組むべき喫緊の課題です。特に本県は甚大な被害が想定されており、一刻も早い対策が急がれます。ハード・ソフト両面の対策を進め、さらに常設の危機管理機関の創設を提言します。 - 持続可能な社会保障制度を構築します!
世界に誇る国民皆保険を堅持し、国民に信頼される社会保障制度を目指します。受益と負担のバランスがとれた持続可能な制度を構築し、消費税は社会保障財源とします。良質なサービスを堅持するため医療・福祉・子育てに過度な自由競争の導入は認めません。 - 道徳心と創造性豊かな人材育成を推進します!
東日本大震災の際に多くの人が感動した、日本が世界に誇る道徳心をはぐくむ教育を充実強化していきます。社会に貢献できる規範意識と積極性を持つ子供を育て、内向き志向を打破し創造性豊かな人材を育成する体制づくりを推進します。 - 生命と領土を守り世界の平和に貢献します!
国民の生命・領土を敢然と守り抜き、自由人権思想や法の支配という普遍的価値を世界へ普及させる役割を我が国が担ってゆくべきと考えます。公正公平なルールの下で共存共栄による世界平和を維持するリーダーとして、日本が世界に貢献すべきです。
河野 一郎(こうの いちろう)の経歴やプロフィール
出典元:https://candidates.hr-party.jp/
- 名前:河野 一郎(こうの いちろう)
- 現年齢:59歳
- 性別:男
- 党派:幸福実現党
- 肩書き:幸福実現党宮崎県役員
- 学歴:名古屋学院高等学校、宮崎大学教育学部卒業
- 職歴:県立日向養護学校教諭、幸福の科学宮崎南部支部長
河野一郎氏は、1959年11月21日に宮崎市で生まれます。
3歳で名古屋市に移るも、大学で宮崎に戻ります。
大学卒業後、養護学校教諭などを経て、1991年に幸福の科学の職員に。
これまでに2009年の衆院選熊本4区、2013年・2016年の参院選宮崎県選挙区、2014年の衆院選比例区(九州ブロック)、2017年の衆院選宮崎2区に挑戦するも、落選しました。
河野氏が掲げる「宮崎政策」の柱は以下のとおり。
- 豊かな宮崎
☆減税による景気回復で県民・企業・お店を豊かにします。
☆交通インフラを整え、観光・ビジネスの機会を増やします。
☆観光宮崎に力を注ぎ、自然・食・レジャーなど豊かな宮崎をPRします。
☆UIJターンを推進しつつ、企業誘致も積極的に行います。
☆宮崎の特色を活かした魅力ある農林水産業を国内外に推進します。 - 優しい宮崎
☆医療費を削減し、自宅や施設での介護や医療施術を積極的に提供します。
☆少子化を止め、家族の絆・助け合う家族を支援します。
☆防災・減災に向けてのインフラ整備をします。
☆障害を持った方の社会復帰の機会を増やします。 - 誇り高き宮崎
☆宮崎県は神々が降臨され、日本の源流の一つであり、聖地です。
☆郷土の偉人、郷土史を学ぶ機会を増やし、郷土愛を培います。
☆平和台公園にある「八紘一宇」の文字を中国の南京民間抗日戦争博物館の使節団から守ります。
☆地域を支える神楽やお祭り、お寺の縁日等の維持・保存・支援をします。
☆信仰教育、世界宗教や宮崎に縁のある神様や高僧の教えを学びます。
参議院選挙2019【宮崎県選挙区】の当落予想と情勢調査
参院選2019宮崎県選挙区の改選数は1名。
今回改選を迎えるのは、再選を目指す長峯誠氏(自民党)。
一方、新人は、園生裕造氏(立憲民主党)のほか、2013年・2016年に続き挑戦の河野一郎氏(幸福実現党)が名乗りを上げました。
過去の結果を振り返ると、4名の新人で争った2013年は、長峯誠氏(自民党)が次点の候補にトリプルスコア以上の差をつける314,599票で元衆議院議員の道休誠一郎氏(民主党)などを破り、制します。
前回2016年の選挙は、現職の松下新平氏(自民党)が282,407票を得て3選。
民進党・社民党推薦の野党共闘候補の読谷山洋司氏(無所属)は152,470票、河野一郎氏(幸福実現党)は20,354票で落選しました。
今回、野党候補擁立が大幅に遅れ、6月11日になり園生氏が出馬表明。
出遅れに加え、宮崎に地縁がないいわゆる落下傘候補が相手であるため、今回も長峯氏優勢と予想されます。
まとめ
野党統一候補の擁立がかなり出遅れた参院選2019宮崎県選挙区。
6月11日になり、和歌山出身で札幌在住の園生裕造氏(立憲民主党)が立候補を表明。
地縁もないことから、長峯誠氏の再選は堅いでしょう。