本記事では参議院選挙2019から長崎県選挙区の立候補者情報や当落予想をご紹介します。
今年は、12年に一度の統一選と参院選が同じ年に行われる亥年で、7月にはいよいよ参議院議員通常選挙が行われます。
長崎県選挙区の候補者はどんな顔触れなのか、気になりますよね?
それでは早速見ていきましょう。
目次
参議院選挙2019【長崎県選挙区】の立候補者名一覧
長崎県選挙区の立候補者
古賀 友一郎(こが ゆういちろう)の経歴やプロフィール
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- 名前:古賀 友一郎(こが ゆういちろう)
- 現年齢:51歳
- 性別:男
- 党派:自由民主党
- 肩書き:参議院議員(総務政務官兼内閣府政務官)
- 学歴:私立青雲高等学校、東京大学法学部卒業
- 職歴:自治省(現・総務省)職員、参議院議員(1期)
古賀友一郎氏は、1967年11月2日に諫早市で生まれます。
大学卒業後、自治省(現・総務省)に入省。
和歌山市、岡山県、北九州市への出向を経験するほか、本省では消防庁国民保護・防災部防災課広域応援対策官、総務省自治行政局公務員部公務員課高齢対策室室長などを歴任します。
2011年7月から長崎市に出向し副市長を務め、2013年2月に退任及び総務省を退職。
同年の参院選に自民党公認で長崎県選挙区から出馬し、初当選を果たします。
第4次安倍改造内閣で総務政務官兼内閣府政務官に就任しています。
古賀氏が掲げる政策は以下のとおり。
- つよい日本をつくる
・国力の基盤である経済力を強化するため、科学技術の振興、規制改革などを通じて、新産業の成長を促進するとともに、企業が活動しやすい環境を整備します。
・国の将来を支える人材を育成するため、真の生きる力を育む教育を推進します。
・世界の平和を推進するとともに、日本の主権と国益、国民の生命・財産を守るため、毅然とした外交と国防を展開します。
・再生可能エネルギーの開発・普及、省エネルギーの推進等によって、できるだけ原子力に依存しなくてすむ安定的なエネルギー供給体制の確立を目指します。
・国・地方を通じた危機的な財政状況を踏まえ、持続可能な財政への転換を目指すとともに、地方分権を推進し、地方税財源を確保します。 - 安全安心な日本をつくる
・民間主導の経済成長を通じ、国民生活の基盤となる雇用の拡大や所得の向上を目指します。
・国民生活の安心を支える医療、福祉・介護、年金等の社会保障制度を確立します。
・子どもを生み育てやすい環境を整備するため、子育て支援対策を推進します。
・災害や事故から国民生活の安全を守るため、ハード・ソフトの両面から防災対策を推進するとともに、公共施設や公共インフラの維持補修を推進します。 - 元気なふるさとをつくる
・西九州自動車道、島原道路、西彼杵道路等の交通インフラを整備するとともに、企業誘致を推進し、雇用の場を創出します。
・離島の魅力を生かすとともに、国境離島が果たす国家的役割の重要性にかんがみ、離島振興対策を推進します。
・長崎の誇る造船業や農林水産業の振興を図るとともに、地域経済を支える中小企業・地場産業を支援します。
・「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を推進するなど、文化観光立県ながさきを推進します。
・スポーツの振興を通じて、健康づくり、人づくりを推進します。
白川 鮎美(しらかわ あゆみ)の経歴やプロフィール
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- 名前:白川 鮎美(しらかわ あゆみ)
- 現年齢:39歳
- 性別:女
- 党派:国民民主党
- 肩書き:会社社長
- 学歴:国立佐世保工業高等専門学校卒業
- 職歴:IT会社員、美容コンサルティング会社員、株式会社Ash(自営)
白川鮎美氏は、1980年2月6日に佐世保市で生まれます。
高専を卒業後、プログラマーを経てネイリストとして美容コンサルティング会社に勤務。
ミス・ユニバース長崎大会の立ち上げに尽力し、その経験をもとに2015年に人材育成を行う会社を立ち上げます。
現在、同社の代表取締役のほか、NPO法人ピンクリボンながさきの理事を務めています。
白川氏が掲げる政策は以下のとおり。
- 共生社会を実現する!
男女差別、障がい者差別、人種差別をなくし、全ての人の人権が尊重され、多様な価値観と生き方を認め合い共に生きていく世界を目指します。 - 活力ある地方をつくる!
東京一極集中の経済、人口流出を防ぐため、長崎の歴史、文化、地域特性を活かし、世界に通じる魅力と活力ある地方をつくります。 - 命と平和を守りぬく!
唯一の被爆国として私たちが追求してきた平和主義を守り抜き、戦争の惨禍を繰り返すことなく非核化と世界平和を牽引します。
神谷 幸太郎(かみや こうたろう)の経歴やプロフィール
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※右側
- 名前:神谷 幸太郎(かみや こうたろう)
- 現年齢:43歳
- 性別:男
- 党派:政治団体「NHKから国民を守る党」
- 肩書き:元タクシードライバー
- 学歴:愛知県立碧南工業高等学校卒業
- 職歴:タクシー会社勤務
神谷幸太郎氏は、1976年5月31日に 愛知県碧南市で生まれます。
タクシードライバーを務めていた神谷氏は、NHK訪問員から強引に契約を結ばされたことがきっかけとなり、NHKから国民を守る党の選挙ボランティアを務めます。
今年4月の所沢市議選に出馬。1,530票を得るも落選しました。
「NHKから国民を守る党」が掲げる主な政策をご紹介します。
- NHKが頑なに行わないスクランブル放送の導入を実現し、平等な受信料制度に改めるとともにNHK集金人の廃絶を目指します。
- ワンセグやインターネット配信へのNHK受信料の拡大に対して断固として反対し法令の変更に向けて注力していきます。
参議院選挙2019【長崎県選挙区】の当落予想と情勢調査
参院選2019長崎県選挙区の改選数は1名。
今回改選となる現職は、再選を目指す古賀友一郎氏(自民党)。
一方、新人は、野党統一候補の白川鮎美氏(国民民主党)、神谷幸太郎氏(NHKから国民を守る党)が名乗りを上げました。
なお、岩永千秋氏(日本共産党)は野党候補一本化のため立候補を取り下げました。
2013年の選挙では、古賀氏が359,805票を得て当選。
現職の大久保潔重氏(民主党)は大きく票を減らし186,402票、新人の原口敏彦氏(日本共産党)は45,638票、山田聖人氏(幸福実現党)は15,586票で落選しました。
前回2016年の選挙では、元知事の金子原二郎氏(自民党)が336,612票で再選。
衆・参両院で長らく議員を務めた西岡武夫氏の長女で野党統一候補の西岡秀子氏(民進党 ※現・国民民主党衆院議員)は285,743票、江夏正敏氏(幸福実現党)は13,936票で落選しました。
今回の選挙でも前回同様、事実上、自民党の現職VS非自民の新人の一騎打ちという構図になるでしょう。
過去の選挙結果からみると古賀氏が優勢と思われますが、無党派層を取り込めば白川氏が猛追するかもしれません。
まとめ
参院選2019長崎県選挙区は、再選を目指す現職の古賀友一郎氏(自民党)と野党統一候補で新人の白川鮎美氏(国民民主党)による事実上の一騎打ちに。
古賀氏が手堅く議席を守ると予想されますが、野党に追い風が吹けば白川氏も勝機をつかむ可能性があるでしょう。
与党候補が勝つか、それとも野党統一候補が勝つか、動向を注視してまいりましょう。