参議院選挙

参議院選挙2019【大阪府選挙区】当落予想と立候補者一覧の最新情勢まとめ

今年は選挙イヤーの亥年。

大阪では統一選、知事・大阪市長のW選挙、堺市長選などで維新勢が次々と勝利を収める中、7月には参議院議員通常選挙が行われます。

大阪府選挙区の候補者はどんな顔触れなのでしょうか?

こちらの記事では2019年の参議院選挙から大阪府選挙区の候補者の経歴や政策、最新情勢からの当落予想をまとめてご紹介します。

目次

参議院選挙2019【大阪府選挙区】の立候補者名一覧

大阪府選挙区の立候補者

太田 房江(おおた ふさえ)の経歴やプロフィール

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  • 名前:太田 房江(おおた ふさえ)
  • 現年齢:67歳(※6/26~ 68歳)
  • 性別:女
  • 党派:自由民主党
  • 肩書き:参議院議員(元大阪府知事)
  • 学歴:愛知県立時習館高等学校、東京大学経済学部経済学科卒業
  • 職歴:通商産業省(現・経済産業省)職員、大阪府知事(2期)、エア・ウォーター株式会社取締役、エア・ウォーター農園代表取締役、関西大学客員教授、大阪産業大学客員教授、参議院議員(1期)

太田房江氏は、1951年6月26日に広島県呉市で生まれます。

大学卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。

政策局消費経済課長、近畿通産局総務企画部長、岡山県副知事、大臣官房審議官などを歴任します。

横山ノック氏の辞職に伴い2000年に実施された大阪府知事選に自民党・民主党・公明党などの推薦を受けて臨み、初当選。

日本初の女性知事となった太田氏は、2004年の選挙でも圧勝で再選を果たし、2期の任期満了をもって退任。

ガス事業会社の取締役や関連会社の代表取締役、大学の客員教授などを歴任後、2013年の参院選に比例代表候補で出馬し初当選を果たします。

第3次安倍第1次改造内閣で厚生労働大臣政務官、2017年8月8日からは自由民主党女性局長を務めました。

主な公約・政策主張

「ふさえ式9つの提案」と題する政策の柱は以下のとおり。

  • 賑わいをふやす
    ・中小企業のまち・大阪の生産性向上、事業承継円滑化
    ・インバウンド(外国人観光客)のさらなる拡大
    ・まちの耐震・強靭化、北陸新幹線を関空へ、リニア中央新幹線
  • 家族をささえる
    ・日本人版「ネウボラ」導入で子供と親を支える切れ目のない子育て支援
    ・人生100年時代、地域の見守る力をアップ!
    ・女性の多様な働き方、女性活躍推進を後押しする改革
  • 未来をえがく
    ・大阪・関西万博の効果をより広く、より永く
    ・健康未来都市「大阪モデル」の確立
    ・地域や職場、みんなで備える防災力の強化

杉 久武(すぎ ひさたけ)の経歴やプロフィール

  • 名前:杉 久武(すぎ ひさたけ)
  • 現年齢:43歳
  • 性別:男
  • 党派:公明党
  • 肩書き:参議院議員(公明党大阪府本部副代表;公認会計士、税理士、米国公認会計士(デラウェア州))
  • 学歴:関西創価高等学校、創価大学経営学部卒業
  • 職歴:中央監査法人(現・みすず監査法人)勤務、あらた監査法人勤務、参議院議員(1期)

杉久武氏は、1976年1月4日に大阪市西成区で生まれます。

大学在学中に公認会計士試験2次試験に合格し、卒業後、中央監査法人(現・みすず監査法人)に入所。

東京事務所国際部、大阪事務所での勤務を経て、世界4大会計事務所の一角をなすプライスウォーターハウスクーパースの米国オハイオ州コロンバス事務所に赴任。

その後、あらた監査法人への勤務を経て、2012年10月に退職します。

2013年の参院選に公明党公認で大阪府選挙区から臨み、3位で初当選。

第3次安倍第2次改造内閣で財務大臣政務官に就任しました。

現在、公明党参議院政策審議副会長、青年委員会副委員長、国際局次長、大阪府本部副代表を務めています。

主な公約・政策主張

杉氏が掲げる政策の柱は以下のとおり。

  1. 未来が輝く希望社会へ
    ・待機児童の解消
    ・幼児教育の無償化
    ・私立高校授業料の実質無償化
    ・高等教育の無償化
  2. 人が輝く安心社会へ
    ・認知症対策の前進
    ・児童虐待対策の充実
    ・受動喫煙防止の実現
    ・ギャンブル依存症対策の前進
  3. 力強い日本経済へ
    ・消費税引き上げに備えた対応
    ・自動車や住宅など耐久消費財の購入を支援
  4. 地方が輝く共生社会へ
    ・防災・減災対策の強化
    ・バリアフリーのまちづくりを推進

亀石 倫子(かめいし みちこ)の経歴やプロフィール

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  • 名前:亀石 倫子(かめいし みちこ)
  • 現年齢:44歳(※6/22~ 45歳)
  • 性別:女
  • 党派:立憲民主党
  • 肩書き:弁護士
  • 学歴:北海道小樽湖陵高等学校、東京女子大学文理学部英米文学科卒業、大阪市立大学法科大学院修了
  • 職歴:株式会社NTT北海道移動通信網勤務、弁護士法人大阪パブリック法律事務所勤務、法律事務所エクラうめだ代表者

亀石倫子氏は、1974年6月22日に北海道小樽市で生まれます。

大学卒業後、NTTドコモ北海道勤務を経て、結婚を機に大阪へ。

弁護士を志し、大阪市立大学法科大学院修了後、2回目の挑戦で司法試験に合格し、2009年に大阪弁護士会に弁護士登録。

大阪パブリック法律事務所勤務を経て、2016年に独立し、法律事務所を立ち上げます。

主な公約・政策主張

スローガンは「ささやかで、かけがえのない自由を守る。」

立憲民主党が掲げる「国民との約束」をご紹介します。

  1. 生活の現場から暮らしを立て直します
    アベノミクスの成果は上がらず、国民の所得を削り、中間層を激減させたままでは、本当の意味で活力ある経済は再生しません。誰もが安心して暮らせる社会のビジョンを示さなければいけません。保育・教育、医療・介護の各分野の賃金を底上げします。女性に対する雇用・賃金差別をなくします。社会全体ですべての子どもの育ちを支援します。将来的な国民負担を議論することは必要ですが、直ちに、消費税率10%へ引き上げることはできません。実質賃金の上昇によって中間層を再生します。
    また、地方の基幹産業である第1次産業を支え、食と地域の安心を守ります。
  2. 1日も早く原発ゼロへ
    原発ゼロを単なるスローガンとして語る次元はとうに過ぎています。原発ゼロは、未来に対する私たちの世代の責任です。再稼働は現状では認められません。原発の稼働がなくとも日本経済は成り立ちます。再生可能エネルギーや省エネ等の技術開発によって、もはや原発ゼロはリアリズムです。
    東京電力福島第一原発事故の被害者に責任ある対応を取り、原発立地自治体への対策、使用済み核燃料の処理などに関する具体的なロードマップを示す原発ゼロ基本法を策定し、1日も早く原発ゼロを実現します。
  3. 個人の権利を尊重し、ともに支え合う社会を実現します
    日本はすでに高度成長を経験した成熟社会です。画一的で、大量生産型の社会モデルから、個性や独創性を活かした社会モデルへと移行しなければなりません。人種や性などによる違いを尊重し、社会を彩る多様性こそが、その社会を豊かで、活力あるものにするのです。多様性は、強さです。あらゆる差別に反対し、社会の分断を許しません。LGBT差別解消、選択的夫婦別姓やクオータ制の実現などによって、互いに支え合う、社会的な包摂を実現します。
  4. 徹底して行政の情報を公開します
    知ること、議論すること、そして声を上げること。それは民主主義の根本です。しかし、2012年に安倍政権が誕生してから、政治は一部の権力者に私物化され、大切な情報が隠蔽されてきました。私たちは、現在の政治に違和感や怒り、不満を持つ人たちの声を、しっかりと受け止めます。適切なルールにもとづいて情報を公開し、オープンでクリーンな政治を実現します。
  5. 立憲主義を回復させます
    アジア、そして世界の中で、国際協調にもとづく、日本の安全保障に関する基本姿勢を守ります。2015年に強行採決された違憲の安保法制の問題をうやむやにしたままに、理念なき憲法改正が叫ばれています。専守防衛を逸脱し、立憲主義を破壊する、安保法制を前提とした憲法9条の改悪とは、徹底的に闘います。現下の安全保障環境を鑑み、領域警備法の制定と憲法の枠内での周辺事態法の強化をめざします。基本的人権の尊重、立憲主義、民主主義といった原則は、決して揺るがしません。解散権の制約や知る権利など、この原則を深化するための憲法論議を進めます。

にしゃんた(にしゃんた)の経歴やプロフィール

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  • 名前:にしゃんた(にしゃんた ※本名:ジャヤシンハ・アーラッチラーゲー・トシタ・デーワップリヤ・ニシャンタ)
  • 現年齢:49歳(※7/18~ 50歳)
  • 性別:男
  • 党派:国民民主党
  • 肩書き:羽衣国際大学現代社会学部教授
  • 学歴:立命館大学経営学部卒業、名城大学大学院商学研究科修士課程修了(商学)、龍谷大学大学院 経済学研究科博士後期課程修了
  • 職歴:株式会社グローバルコンテンツ代表取締役、山口県立大学勤務(准教授)、羽衣国際大学勤務(准教授→教授)

にしゃんた氏は、1969年7月18日にイギリス連邦セイロン自治領(現・スリランカ)キャンディ市で生まれます。

高校のときに留学で来日し、大学院在学中に携帯電話ポータルサイト「@nippon」を運営する会社を設立。

修了後、山口県立大学准教授を経て、2010年から羽衣国際大学教授を務めています

主な公約・政策主張

スローガンは、「真剣に、正直に、全力でええやん!」

国民民主党の基本政策の柱は以下のとおり。

  • 子育て、仕事、人生を楽しめる共生社会のために・・・
    〇「チルドレンファースト」―すべての子どもと若者たちに夢とチャンスを
    〇多様できめ細かい教育を
    〇働く人に誇りとやりがいを
    〇100歳時代に安心を
    〇多様な価値観と人権の尊重を
    〇消費者の権利保障と食の安全・安心を
    〇みんなの税を暮らしの支えに
  • 豊かで安全で持続可能な未来のために・・・
    〇地域主権改革を進め、自立した活力ある地域を
    〇次世代につなぐ農林水産業を
    〇世界水準の最先端技術立国を
    〇原子力エネルギーに依存しない社会のシナリオを
    〇環境保全の推進を
    〇国民の命を守る災害対策を
    〇平和主義を守り、現実的な安全保障を
    〇開かれた国益と平和創造外交を
    〇未来志向の憲法を
    〇大胆な政治・行財政改革を

辰巳 孝太郎(たつみ こうたろう)の経歴やプロフィール

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  • 名前:辰巳 孝太郎(たつみ こうたろう)
  • 現年齢:42歳
  • 性別:男
  • 党派:日本共産党
  • 肩書き:参議院議員
  • 学歴:府立北野高等学校、米国マサチューセッツ州・エマーソン大学映画学科卒業
  • 職歴:映像制作会社勤務、「コソボ高校生の日本招聘プロジェクト」事務局長、「此花生活と健康を守る会」生活相談所長、ラジオパーソナリティー・映画評論家、参議院議員(1期)

辰巳孝太郎氏は、1976年8月21日に大阪市西淀川区で生まれます。

日本共産党の大阪市議を務めた正夫氏を父親に持つ辰巳氏。

米国の大学を卒業後帰国し、映像制作会社勤務を経て、「コソボ高校生の日本招聘プロジェクト」事務局長に就任。

2002年に日本共産党に入党し、2003年・2007年・2011年の大阪府議選に挑むも落選。

この間、此花区の市民団体の生活相談所長を務めます。

その後、ラジオパーソナリティーや映画評論家として活動します。

2013年の参院選に日本共産党公認で大阪府選挙区から出馬し、共産党勢として15年ぶりに議席を得ました。

主な公約・政策主張

辰巳氏が掲げる公約は以下のとおり。

  • 最低賃金いますぐ1000円、1500円に!
  • 学費をいますぐ半分、さらに無償に!
  • 国保料を大幅値下げ、「減らない年金」に。
  • 大阪にカジノは持ち込ませない。
  • 国政の私物化ゆるさない。原発ゼロ。

東 徹(あずま とおる)の経歴やプロフィール

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  • 名前:東 徹(あずま とおる)
  • 現年齢:52歳
  • 性別:男
  • 党派:日本維新の会
  • 肩書き:参議院議員(日本維新の会総務会長)
  • 学歴:桃山学院高等学校、近畿大学法学部経営法学科卒業。東洋大学大学院修士課程(福祉社会システム専攻)修了
  • 職歴:大和団地(現・大和ハウス工業)勤務、社会福祉法人信愛報恩会勤務、学校法人大阪滋慶学園大阪保健福祉専門学校勤務、中山太郎衆議院議員秘書、大阪府議会議員(3期)、参議院議員(1期)

東徹氏は、1966年9月16日に大阪市で生まれます。

大学卒業後、民間企業勤務を経て、米国連邦下院議員インターンに。

その後、特養職員として働きながら大学院を修了し、大阪保健福祉専門学校社会福祉学科副学科長を経て、衆議院議員を務めた中山太郎氏の秘書に。

父親の武氏の後継として、2003年の大阪府議選に自民党公認で大阪市住之江区選挙区から初当選を果たします。

2期目の途中の2010年に自民党を離党し、大阪維新の会の立ち上げに携わり、翌2011年の府議選には同会公認で臨み、3選。

府議を辞職し、2013年の参院選に日本維新の会公認で大阪府選挙区から出馬し、トップの得票で初当選を果たしました。

主な公約・政策主張

日本維新の会が掲げる政策をご紹介します。

  1. 憲法改正への取り組み
    70年前に施行されて以来一言一句の改正も行われていない現行憲法を、時代の変化に合わせ、わが国が抱える具体的問題を解決するために改正する。
    わが党は、教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所の設置という3点に絞り込み憲法改正原案を取りまとめた。
    憲法改正に前向きな国会議員が衆参両院で3分の2以上を占め、改正の発議が現実的となった今日、議論を深めて国民に選択肢を示すため、各党に具体的改正項目を速やかに提案することを促し衆参両院の憲法審査会をリードして行く。
  2. 身を切る改革を含む政治改革
    まず議員が身を切る改革を実践し覚悟を示す。
    ・議員の定数を削減し、議員報酬も削減する。
    ・領収書のいらない第二の報酬と言われている国会議員一人あたり月額100万円の文書通信交通滞在費の使途を公開する。
  3. 徹底した行革
    議員は身を切り、行政は無駄を省く。
    ・公務員の人員を削減、人事院勧告制度を見直し、勤務評価の適正化と年功序列制度を排除、官民給与格差を是正し公務員の人件費を削減する。
    ・外郭団体の完全民営化を進める。
    ・公務員管理職にあった者は、原則、独立行政法人や特殊法人等への再就職、いわゆる天下りを禁止する。
  4. 財政政策・制度
    ・行政の縦割りを排除し歳入庁を設置。徴税と社会保険料の徴収を一元化し、行政の効率化を図りつつ納税者の公平・公正感を醸成する。
    ・官民ファンド、基金、特別会計等を整理し硬直化した予算配分を見直す等、歳入と歳出の抜本的な見直しにより財政の健全化を図る。
    ・国民への負担を求める消費税の10%への増税は、身を切る改革と充分な歳出削減を前提とすべきであり、それまでは凍結する。
  5. 教育・子育て・労働・社会保障
    ・経済格差が教育格差とならぬよう教育機会平等社会を実現する。
    ・幼稚園や保育園をはじめ、全ての教育を無償化する。
    ・労働市場のニーズを踏まえ、公的職業訓練を時代に即したものに見直す。
    ・医療費に関わる消費税制の見直し。
  6. 規制改革・地方分権
    ・規制緩和を断行し、新たな民間活力を育成し産業の振興と経済の活性化を図る。
    ・保育サービス・介護サービスに係る各種規制を緩和し、地域の実情に応じた保育・介護サービスが可能となるよう地方に権限を移譲する。
  7. 外交安保
    政権を担える政党として現実的な外交と安全保障政策を展開する。
    ・日米同盟を基軸とし、日米のチームワークで我が国の防衛力を強化し世界の平和に貢献する。
    ・アジア地域の安定のため、日本と中国が戦略的互恵関係の原則に立脚し、緊密に対話を重ねていくことが重要。日本と韓国には歴史問題等に関して意見の違いはあるものの、未来志向の関係を再構築する。
    ・北朝鮮による核、ミサイル、拉致問題等解決のため日米中韓の連携を強化する。

梅村 みずほ(うめむら みずほ)の経歴やプロフィール

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  • 名前:梅村 みずほ(うめむら みずほ)
  • 現年齢:40歳
  • 性別:女
  • 党派:日本維新の会
  • 肩書き:フリーアナウンサー
  • 学歴:立命館大学文学部卒業
  • 職歴:旅行会社勤務、タレント、フリーアナウンサー

梅村 みずほ氏は、1978年9月10日に愛知県名古屋市で生まれます。

大学卒業後、旅行会社への勤務を経て、タレントに転身。

京都を中心に関西圏でテレビやラジオのリポーター・キャスター、イベントMCや司会などを務めます。

現在はトークスクールの運営や大学非常勤講師など幅広く活動しています。

主な公約・政策主張

日本維新の会が掲げる政策をご紹介します。

  1. 憲法改正への取り組み
    70年前に施行されて以来一言一句の改正も行われていない現行憲法を、時代の変化に合わせ、わが国が抱える具体的問題を解決するために改正する。
    わが党は、教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所の設置という3点に絞り込み憲法改正原案を取りまとめた。
    憲法改正に前向きな国会議員が衆参両院で3分の2以上を占め、改正の発議が現実的となった今日、議論を深めて国民に選択肢を示すため、各党に具体的改正項目を速やかに提案することを促し衆参両院の憲法審査会をリードして行く。
  2. 身を切る改革を含む政治改革
    まず議員が身を切る改革を実践し覚悟を示す。
    ・議員の定数を削減し、議員報酬も削減する。
    ・領収書のいらない第二の報酬と言われている国会議員一人あたり月額100万円の文書通信交通滞在費の使途を公開する。
  3. 徹底した行革
    議員は身を切り、行政は無駄を省く。
    ・公務員の人員を削減、人事院勧告制度を見直し、勤務評価の適正化と年功序列制度を排除、官民給与格差を是正し公務員の人件費を削減する。
    ・外郭団体の完全民営化を進める。
    ・公務員管理職にあった者は、原則、独立行政法人や特殊法人等への再就職、いわゆる天下りを禁止する。
  4. 財政政策・制度
    ・行政の縦割りを排除し歳入庁を設置。徴税と社会保険料の徴収を一元化し、行政の効率化を図りつつ納税者の公平・公正感を醸成する。
    ・官民ファンド、基金、特別会計等を整理し硬直化した予算配分を見直す等、歳入と歳出の抜本的な見直しにより財政の健全化を図る。
    ・国民への負担を求める消費税の10%への増税は、身を切る改革と充分な歳出削減を前提とすべきであり、それまでは凍結する。
  5. 教育・子育て・労働・社会保障
    ・経済格差が教育格差とならぬよう教育機会平等社会を実現する。
    ・幼稚園や保育園をはじめ、全ての教育を無償化する。
    ・労働市場のニーズを踏まえ、公的職業訓練を時代に即したものに見直す。
    ・医療費に関わる消費税制の見直し。
  6. 規制改革・地方分権
    ・規制緩和を断行し、新たな民間活力を育成し産業の振興と経済の活性化を図る。
    ・保育サービス・介護サービスに係る各種規制を緩和し、地域の実情に応じた保育・介護サービスが可能となるよう地方に権限を移譲する。
  7. 外交安保
    政権を担える政党として現実的な外交と安全保障政策を展開する。
    ・日米同盟を基軸とし、日米のチームワークで我が国の防衛力を強化し世界の平和に貢献する。
    ・アジア地域の安定のため、日本と中国が戦略的互恵関係の原則に立脚し、緊密に対話を重ねていくことが重要。日本と韓国には歴史問題等に関して意見の違いはあるものの、未来志向の関係を再構築する。
    ・北朝鮮による核、ミサイル、拉致問題等解決のため日米中韓の連携を強化する。

佐々木 一郎(ささき いちろう)の経歴やプロフィール

  • 名前:佐々木 一郎(ささき いちろう)
  • 現年齢:68歳
  • 性別:男
  • 党派:政治団体「労働の解放をめざす労働者党」
  • 肩書き:会社員(「労働の解放をめざす労働者党」大阪北支部支部長)
  • 学歴:北海道大学農学部林学科卒業
  • 職歴:建設会社勤務、設計会社勤務

佐々木一郎氏は、1951年に大阪府大東市で生まれます。

大学卒業後、建設会社で土木地質技術者として勤務。

その傍ら、1976年にマルクス主義労働者同盟(マル労同)に加入し、ビラ配布などの活動を行います。

その後、設計会社に転職し、現在は嘱託社員として勤務しています。

2017年4月に労働者党の大阪北支部支部長に就任しました。

主な公約・政策主張

佐々木氏が所属する労働者党は以下の政策を掲げています。

  1. 労働者の政党としての原則的な立場と政策
  2. バラまき「成長」やバラまき「福祉」は幻想であり、空手形だ
  3. モリ・カケ事件は日本を最悪、最低の国に堕落させた国家ぐるみの大犯罪
  4. 真実の歴史を否定、「修正」して再び戦争と帝国主義国家への危険な道へ
  5. 安倍の9条改憲を許すな!改憲するなら、天皇制条項の削除から始めよ!
  6. 反安倍勢力は「別個に進んで一緒に撃て」!野党共闘を名目に半自民候補を押しつけるな!

数森 圭吾(かずもり けいご)の経歴やプロフィール

出典元:https://pbs.twimg.com/

  • 名前:数森 圭吾(かずもり けいご)
  • 現年齢:39歳
  • 性別:男
  • 党派:幸福実現党
  • 肩書き:幸福実現党大阪府役員
  • 学歴:阪南大学高等学校、早稲田大学社会科学部卒業
  • 職歴:JFE商事株式会社勤務、幸福実現党

数森圭吾氏は、1979年9月24日に大阪狭山市で生まれます。

10代の頃から政治家を志していた数森氏は、大学卒業後、鉄鋼商社勤務を経て、幸福の科学の社会人教育機関である「HS政経塾」に入塾。

中小企業支援政策について研究を行います。

これまでに、2014年の衆院選(比例近畿ブロック)、2016年の参院選(大阪府選挙区)、2017年の衆院選(大阪5区)に挑むも、いずれも落選しました。

主な公約・政策主張

数森氏の思いは以下のとおり。

「この大阪が元気にならずして日本を元気にすることはできない!」という思いで、減税や中小企業支援政策を掲げて活動しております。

また、昨今、北朝鮮の挑発行動が過激化しています。毎日の生活や企業活動など、日常を支える基盤となる国防を、今こそ真剣に考えなければなりません。

大阪が持つ自由で人情味ある文化は日本の経済も人も豊かにするものです。大阪と日本を守り、大阪から日本経済を活性化させて参ります。

出典:https://candidates.hr-party.jp/keigo-kazumori/

浜田 健(はまだ たけし)の経歴やプロフィール

出典元:http://honshitsu.org/

  • 名前:浜田 健(はまだ たけし)
  • 現年齢:53歳
  • 性別:男
  • 党派:政治団体「安楽死制度を考える会」
  • 肩書き:整体師
  • 学歴:日本大学法学部卒業
  • 職歴:自然食品会社勤務、漁網製造会社勤務、整体師

浜田健氏は、1966年4月11日に神奈川県で生まれます。

自然食品会社や漁網製造会社への勤務などを経て、現在は整体師として活動しています。

主な公約・政策主張

「安楽死制度を考える会」が掲げるスローガンは、「日本でも安楽死制度を」。

また、同会の主張は以下のとおり。

  • 自分の最後は自分で決めたい
  • 制度を使いたくない人は無視すればよい
  • 耐え難い痛みや辛い思いをしてまで延命したくない
  • 人生の選択肢の一つとしてあると「お守り」の様に安心
  • 家族などに世話や迷惑を掛けたくない
  • 将来の不安に備えた貯金をする必要がない
  • 予算を掛けずに国民が安心感を感じれる

足立 美生代(あだち みきよ)の経歴やプロフィール

出典元:https://oliveparty.jp/

  • 名前:足立 美生代(あだち みきよ)
  • 現年齢:47歳
  • 性別:女
  • 党派:政治団体「オリーブの木」
  • 肩書き:「オリーブの木」党員(元日本母親連盟常務理事)
  • 学歴:兵庫県立三木高等学校卒業
  • 職歴:派遣社員

足立美生代氏は、1972年5月18日に兵庫県三木市で生まれます。

高校卒業後、派遣社員などを経験。

また、日本母親連盟の常任理事を務めていました。

主な公約・政策主張

「オリーブの木」の共通政策は以下のとおり。

  • 対米自立(普天間基地の辺野古移設反対、地位協定の見直し、専守防衛等)
  • 官民格差(1.6倍)是正
  • ベーシック・インカム(政府が生活費を国民に配る。当面は低所得層が対象)
  • 消費税を5%に戻し景気を良くする
  • 原発即時ゼロ

尾崎 全紀(おざき まさのり)の経歴やプロフィール

出典元:https://www.jiji.com/

  • 名前:尾崎 全紀(おざき まさのり)
  • 現年齢:48歳
  • 性別:男
  • 党派:政治団体「NHKから国民を守る党」
  • 肩書き:出版プロデューサー
  • 学歴:早稲田大学卒業、京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学
  • 職歴:出版プロデューサー

尾崎全紀氏は、1971年5月8日に堺市で生まれます。

早大を経て、京大大学院法学研究科博士課程を満期退学。

現在、出版プロデューサーとして活動しています。

2016年の青森市長選に出馬を表明するも、直前で取り下げました。

主な公約・政策主張

「NHKから国民を守る党」が掲げる主な政策をご紹介します。

  • NHKが頑なに行わないスクランブル放送の導入を実現し、平等な受信料制度に改めるとともにNHK集金人の廃絶を目指します。
  • ワンセグやインターネット配信へのNHK受信料の拡大に対して断固として反対し法令の変更に向けて注力していきます。

参議院選挙2019【大阪府選挙区】の当落予想と情勢調査

参院選2019大阪府選挙区の改選数は4名。

今回、改選を迎える現職は、柳本卓治氏(自民党・1期)、杉久武氏(公明党・1期)、東徹氏(日本維新の会・1期)、辰巳孝太郎氏(日本共産党)。

 

なお、柳本氏は今期をもって引退し、自民党からは比例区から転出の太田房江氏が出馬します。

新人は、亀石倫子氏(立憲民主党)、にしゃんた氏(国民民主党)、梅村みずほ氏(日本維新の会)、佐々木一郎氏(労働の解放をめざす労働者党)、数森圭吾氏(幸福実現党)、浜田健氏(安楽死制度を考える会)、足立美生代氏(オリーブの木)、尾崎全紀氏(NHKから国民を守る党)が出馬。

 

総勢12名の候補が名乗りを上げました。

11名が立候補した2013年の選挙では、東徹氏(日本維新の会)が1,056,815票、 柳本卓治氏(自民党)が817,943票、杉久武氏(公明党)が697,219票、辰巳孝太郎氏(日本共産党)が468,904票で当選。

 

現職の梅村聡氏(民主党)は337,378票で及ばず、安座間肇氏(みんなの党)、吉羽美華氏(新党大地)、藤島利久氏(無所属)、中村勝氏(二十一世紀日本維新会)、長嶺忠氏(無所属)、森悦宏氏(幸福実現党)も落選しました。

 

9名が立候補した2016年の選挙では、松川るい氏(自民党)が761,424票、浅田均氏(おおさか維新の会)が727,495票、 石川博崇氏(公明党)が679,378票、 高木佳保里(おおさか維新の会)が669,719票で当選。

 

渡部結氏(日本共産党)は454,502票、現職の尾立源幸氏(民進党)は347,753票で及ばず、古川秀雄氏(日本のこころを大切にする党)、佐野明美氏(「支持政党なし」)、数森圭吾氏(幸福実現党)も落選しました。

 

今回、堅い支持基盤を持つ東氏(日本維新の会)、杉氏(公明党)の当選は確実でしょう。

 

太田氏(自民党)も自民党が候補者を一本化したため、当選圏内に入る可能性は高いと考えられます。

 

残り1議席を辰巳氏(日本共産党)、亀石氏(立憲民主党)、維新の2人目の候補の梅村氏(日本維新の会)が争う形となるでしょう。

まとめ

参院選2019大阪府選挙区は、4議席をめぐり幅広い政党や諸派などから候補者が名乗りを上げるでしょう。

 

大阪で堅い支持を持つ東徹氏(日本維新の会)、杉久武氏(公明党)は優勢。

比例区から鞍替えの太田房江氏(自民党)も盤石なのではないでしょうか。

 

残り1議席を現職の辰巳孝太郎氏(日本共産党)が守るか、新人の亀石倫子氏(立憲民主党)か梅村みずほ氏(日本維新の会)が奪取するか、注目してまいりましょう。

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