2019年7月21日執行予定の参議院選挙から佐賀県選挙区の立候補者プロフィールや政策、最新情勢からの当落予想をまとめていきます。
今年は選挙イヤーの亥年…春の統一選に続いて、7月には参院選が行われます。
佐賀県選挙区にはどんな候補が名乗りを上げているのか?
情報は随時追加していきますのでお楽しみください。
目次
参議院選挙2019【佐賀県選挙区】の立候補者名一覧
佐賀県選挙区の立候補者
山下 雄平(やました ゆうへい)の経歴やプロフィール
出典元:https://scontent-lax3-1.xx.fbcdn.net/
- 名前:山下 雄平(やました ゆうへい)
- 現年齢:39歳
- 性別:男
- 党派:自由民主党
- 肩書き:参議院議員
- 学歴:弘学館高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業
- 職歴:株式会社時事通信社勤務、株式会社日本経済新聞社勤務、参議院議員(1期)
山下雄平氏は、1979年8月27日に唐津市で生まれます。
大学卒業後、時事通信社を経て、日本経済新聞社政治部に所属し、自民党の谷垣禎一氏などの記者として活動。
2012年に退職後、翌2013年の参院選に自民党公認で佐賀県選挙区から出馬し、初当選を果たします。
第3次安倍第3次改造内閣・第4次安倍内閣で内閣府大臣政務官を務めていました。
「豊かな地方が豊かな国をつくる。」がテーマの「山下雄平5つの約束」をご紹介します。
- 約束1 次代につなぐ農林水産産業
佐賀県が世界に誇る農林水産業を応援し、所得を上げていくことで、子や孫の代に豊かな農山漁村を引き継いでいきます。 - 約束2 災害に強い国土造り
起こりうる災害に備え、国土強靭化を加速します。幹線道路や港湾などの整備で、災害に強く暮らしやすい賑わいあふれる佐賀県を造ります。 - 約束3 社会全体で子育て
結婚・出産・育児・就学・進学など各階段を社会全体で切れ目なくサポートする体制をつくることで、最も子育てしやすい国にしていきます。 - 約束4 温かく多様な社会
社会保障などをブラッシュアップして、若い人も高齢者も、男性も女性も、障碍がある方も難病の方も、すべての人にとって温かく、多様でフェアな社会を実現していきます。 - 約束5 中小・地方こそ牽引役
地域に根ざした会社やNPOなどがさらに活躍できるように、税制などで支援し、活力ある地方をつくっていきます。さらに事業承継がしやすい制度を目指します。
犬塚 直史(いぬづか ただし)の経歴やプロフィール
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- 名前:犬塚 直史(いぬづか ただし)
- 現年齢:64歳
- 性別:男
- 党派:国民民主党
- 肩書き:会社役員(元参議院議員)
- 学歴:立教大学経済学部卒業、米国ダラス大学院経営学修士課程(MBA)修了
- 職歴:ビー・ザ・ワン日本代表、EWA HOTEL WAIKIKI代表取締役社長、参議院議員(1期)、株式会社アイランドボイス代表取締役社長
犬塚直史氏は、1954年9月28日に東京都新宿区で生まれます。
大学卒業後、サラリーマンとして多くの転職を経て、職業紹介会社代表やハワイのホテル経営会社社長などを務めます。
2000年の衆院選に長崎3区から民主党公認で出馬するも、落選。
2004年には参院選に同党公認で長崎県選挙区から出馬し初当選を果たすも、2010年の選挙で落選。
2012年には衆院選に同党公認で東京14区から出馬するも、落選。
現在、会社社長を務めるほか、1995年に立ち上げたNPO法人「世界の医療団日本」の副理事長に就任しています。
出馬表明の記者会見の中でその思いを次のように述べています。
「政権交代の原点に戻り、佐賀から日本を変えていく。今ここでわれわれが受け皿にならないと、取り返しのつかない事態になる。そんな思いで立候補した」
「両親は五島列島出身で、犬塚姓の親戚は佐賀に多い。ルーツはこの地域にあると思う。長崎から佐賀に来たというより、この地域のために同志と一緒に新しい世界をつくりたい」
出典:https://www.saga-s.co.jp/articles/-/384244
参議院選挙2019【佐賀県選挙区】の当落予想と情勢調査
参院選2019佐賀県選挙区の改選数は1名。
今回改選を迎える現職は、山下雄平氏(自民党・1期)。
その他、現在までに立候補を表明している候補は、2004年に民主党から長崎県選挙区で当選し1期務めた元職の犬塚直史氏(国民民主党)。
すでに立候補を表明していた大森斉氏(日本共産党)は取り下げ、野党統一候補として犬塚氏を支援します。
2013年の選挙では、山下氏(自民党)が次点にダブルスコア以上の大差をつける223,810票で初当選。
青木一功氏(民主党)は83,447票、上村泰稔氏(日本共産党)は30,920票、中島徹氏(幸福実現党)は8,067票で落選しました。
前回2016年の選挙では、現職の福岡資麿氏(自民党)が251,601票を得て、次点にダブルスコア以上の大差で再選。
元職の中村哲治氏(民進党)は119,908票、中島徹氏(幸福実現党)は12,152票で落選しました。
今回、野党統一候補として6月に入って犬塚氏擁立が決定したため、知名度不足が懸念されます。
さらに、犬塚氏がかつて長崎や東京で出馬していたことから、果たして佐賀の有権者に受け入れられるのかどうかも懸案材料のひとつといえるでしょう。
したがって、今回も山下氏が有利に戦いを進めるものと予想されます。
まとめ
参院選2019佐賀県選挙区は、野党統一候補の調整が遅れ、6月に入って元職の犬塚直史氏(国民民主党)の擁立が決定。
長崎で1期務めた犬塚氏は、短期間でどこまで支持が拡げられるのか、甚だ疑問です。
したがって、自民党の現職・山下雄平氏が盤石な戦いを展開するでしょう。