滋賀県といえば、新幹線新駅建設を直前で撤回した知事が印象深いのですが、その元知事が今回野党統一候補として立候補された、嘉田由紀子氏だったのです!驚きました。
ここでは第25回参議院議員選挙(2019年夏)から滋賀県選挙区の開票速報・開票結果・当選者落選者の当確出口調査についてご紹介しています。
目次
参議院選挙2019滋賀県選挙区の開票速報・開票結果・NHK出口調査当確速報
参議院選挙2019滋賀県選挙区の開票速報・開票結果は各種報道メディアによる開票速報やNHKなどの当確出口調査情報が発表され次第随時、記事を更新していきます。投開票まで今しばらくお待ち下さい。
結果 | 氏名 | 年齢 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
服部 修 | 45 | N国 | 新 | 音楽塾代表 | |
当選 | 嘉田 由紀子 | 69 | 無所属 | 新 | 元滋賀県知事 |
二ノ湯 武史 | 42 | 自民 | 現 | 参院議員(1期) |
参議院選挙2019|滋賀県選挙区の立候補者一覧
今回の滋賀県選挙区は改選数1で立候補者は3名です。
- 嘉田 由紀子 69 無所属・新
- 二之湯 武史 42 自民・現
- 服部 修 45 諸派・新
滋賀県選挙区の立候補者
嘉田 由紀子(かだ ゆきこ)の経歴やプロフィール
- 名前:嘉田 由紀子(かだ ゆきこ)
- 現年齢:69歳
- 性別:女
- 党派:無所属・新
- 肩書き:元知事
- 学歴:京都大学大学院 農学研究科博士後期課程 修了
- 職歴:滋賀県庁入庁、琵琶湖研究所研究員となる。1987年「琵琶湖の水問題をめぐる生活環境史的研究」で京都大学農学博士号取得。1997年琵琶湖博物館総括学芸員、2000年に琵琶湖博物館研究顧問、京都精華大学人文学部教授となる。2006年滋賀県知事選のため、琵琶湖博物館、京都精華大学人文学部を退職。知事選に当選、滋賀県知事となる。2期8年務める。びわこ成蹊スポーツ大学学長、滋賀県立琵琶湖博物館総括学芸員等を歴任。
より豊かな実り実感 滋賀
- 人口減少に対する、新しい答え
- 未就学児の保育・教育や、大学生の授業料の無償化を進め、教育費の負担を減らします
- 子どもの虐待をなくし、命をつなぎ、医療福祉の充実や在宅支援を進めます
「人生の応援団の政治」で赤ちゃん生まれて「おめでとう」、高齢者が大往生できて「ありがとう」を実現します - 子どもと家族の幸せづくりを目的とする「子ども・家族省」(仮)を提案します
- 格差社会に対する、新しい答え
- 統計不正の抜本的解決を目指し、男女間、非正規・正規間の平均賃金の格差解消を求めます
- 中小企業や新しい公共領域にもお金が回り、女性や若者の安定的な雇用創出に努めます
- 子どもや若者が貧困から脱却するための家族支援など、きめ細やかな政策を充実させます
- 元気な経済に対する、新しい答え
- AIやITを活用した未来型研究開発を含む雇用支援を拡充し、若者のふるさと雇用を支えます
- 農林水産業やサービス業など、身近なところでの仕事づくりを進め、地域のブランド化を支えます
- 大企業も中小企業も潤う地域と密着した企業支援を強化します
- 必要性の高い道路やスマートインターなどの整備を進めます
- 災害や環境破壊に対する、新しい答え
- 多発する災害に備え、ダムなどの施設だけに依存しない、命を守る災害対策を進めます
- 森や川・琵琶湖までの流域生態系や、水位操作規則の見直しを含めた琵琶湖の再生に努めます
- 災害予防から発災後の復興・支援を一貫して担う「防災・復興省」(仮)を提案します
- 原発依存社会に対する、新しい答え
- 知事時代から訴え続けてきた、原子力エネルギーに依存しない(原発ゼロ)社会の実現を目指します
- 省エネや節エネ住宅の町づくりを進め、再生可能エネルギーの活用・拡大に努めます
- エネルギー政策の人材育成と、関連産業の振興による地域経済活性化を目指します
知事としての実績と経験を、より豊かな実りを支える土壌とします
公式HPより
二之湯 武史(にのゆ たけし)の経歴やプロフィール
- 名前:二之湯 武史(にのゆ たけし)
- 現年齢:42歳
- 性別:男
- 党派:自民・現
- 肩書き:予算委理事
- 学歴:京都大学経済学部 卒業
- 職歴:2000年に大学を卒業後、財団法人松下政経塾第21期生として入塾。2002年卒塾、財団法人稲盛財団イナモリ・フェロー第1期生となる。2006年、塾・予備校を経営する会社を設立。塾講師をしつつ2007年から2年間、桜美林大学研究員として外交について研究。2013年の参議院選挙にて、自民党から公募により立候補、初当選。現在決算委員会理事、環境委員会委員、憲法審査会幹事等を務める。
5つの政策
- 持続可能
都市を中心に成長していく日本経済。この経済成長をさらに加速させていくことは決して欠かせません。一方で地方の経済社会にもまた、価値が循環する仕組みを作ることが大事です。これにより、都市の人たちだけが成長するのではなく、都市も地方も共生できる社会を目指します。 - クリエイティブ
一昔前の「人口増加」「内需拡大」が起こっていた日本にとっては画一・管理的な社会はとても効率的でした。しかし人口減少社会である今の日本では、旧来モデルが通用しづらく、 さらなる成長にも繋がりません。そんな社会では、世の中に停滞が生まれがちです。多様で調和した中で、新しいものが生まれていく。そんなクリエイティブな社会というものが、 今の日本には特に求められると考えています。 - 包摂社会
誰もが取り残されない包摂社会というのは、効率性を追求することで画一型、管理型にした社会が変わるべき先の未来です。みんな一人ずつが持っている個性や能力を、それぞれ の個性や能力に応じてこの社会に還元していく、そんな未来です。 - 共感社会
一人ひとりの個性を十分に活かすことで、社会のクリエイティビティや包摂性を高めることができます。しかしそれらを実現するためには、命令中心の管理型社会ではなく、フラットな関係性を持てる社会であることが求められます。特にスポーツの世界で、必要以上に「管理」が行われている現場に、個性を活かすための取り組みに力を入れています。 - 最適化社会
今日、AIやIoTなど、私たちの暮らしをより「最適化」してくれる技術は日々進歩し、少しずつ私たちの社会の中に取り込まれています。しかし、暮らしや技術だけでなく、私たち一人ひとりも、それぞれの思いが仕事をはじめとする様々な場所で繋がり、マッチングされる。それがあるべき「最適化社会」の姿だと考えます。
公式HPより
服部 修(はっとり おさむ)の経歴やプロフィール
- 名前:服部 修(はっとり おさむ)
- 現年齢:45歳
- 性別:男
- 党派:諸派・新(NHKから国民を守る党)
- 肩書き:音楽教室経営・ドラム奏者
- 学歴:(確認できませんでした)
- 職歴:新聞配達で稼いでスタンドやシンバルをそろえた。大学卒業後は大阪市を拠点にバンド活動を続ける。現在は音楽教室を経営しながら、献血啓発やホームレス支援を進める市民団体の代表も務める。
NHKをぶっ壊す!
来年からインターネットでもNHKが視聴できるように国会で決定しました。
このままでは、「テレビがない」「NHKをみてない」でも支払いの義務が発生します!!!!
NHKから国民を守る党はNHKスクランブル放送の実現に向け、国の中心から変えていくため全国から立候補しています。
選挙公報より
参議院選挙2019|滋賀県選挙区の情勢と当落予想
今回の選挙は、2013年の参院選で選出された方の任期満了による選挙となります。
そこで2013年の選挙の結果を見てみます。
氏名 | 得票数 | 得票率 | 政党 | 新旧 | 略歴 | |
当選 | 二之湯 武史 | 305,872 | 53.42% | 自民 | 新 | 進学塾社長 |
徳永 久志 | 167,399 | 29.24% | 民主 | 現 | 〈元〉外務政務官 | |
坪田 五久男 | 86,587 | 15.12% | 共産 | 新 | 党県常任委員 | |
荒川 雅司 | 12,731 | 2.22% | 諸派 | 新 | 幸福の科学職員 |
朝日デジタル 2013参院選 選挙区開票速報:滋賀県(改選数1)より
2013年の選挙は二之湯氏の政治デビューの選挙でした。
現職を抑えて当選しています。
得票率は53.4%。野党が3人立候補したためか余裕の選挙結果となりました。
今回の選挙は、野党は統一候補を立ててきました。
2013年の野党の得票率の合計は、46.6%です。
4万票の差となります。安心できる戦いとは言えなくなってきます。
そして相手は元滋賀知事の嘉田氏です。
二之湯氏にとって、とても厳しい戦いとなるでしょう。
もちろん 嘉田氏にとっても余裕があるわけではありません。
各政党への細かな配慮等乗り越えるべき課題が山積みでしょう。
2007年の新幹線新駅撤回問題を乗り越えた嘉田氏。
あの時のゴタゴタを思い出すと「できないことはない」イメージがあります。
滋賀県選挙区は県を二分するほどの接戦になりそうです。
まとめ
以上、参議員選挙2019滋賀県選挙区の開票速報・開票結果、当落予想と立候補者一覧情報についてでした。
現職で2期目再選を狙う自民の若手の二之湯氏と、実績のあるベテランの嘉田氏の戦い。
結果の行方だけでなく、投票率にも注目の選挙区です。
ぜひ一票を投じて、国政の決断に参加してください!