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参議院選挙2019【滋賀県選挙区】当落予想と立候補者一覧の最新情勢まとめ

こちらの記事では参議院選挙2019滋賀県選挙区の立候補者一覧と経歴や政策、最新情勢から当落予想をまとめてご紹介します。

情報は随時更新していきますので参考にしてくださいね。

目次

参議院選挙2019【滋賀県選挙区】の立候補者名一覧

滋賀県選挙区の立候補者

二之湯 武史(にのゆ たけし)の経歴やプロフィール

出典元:https://pbs.twimg.com/

  • 名前:二之湯 武史(にのゆ たけし)
  • 現年齢:42歳
  • 性別:男
  • 党派:自由民主党(公明党推薦)
  • 肩書き:参議院議員
  • 学歴:洛南高等学校、京都大学経済学部経済学科卒業
  • 職歴:松下政経塾(第21期生)、財団法人稲盛財団イナモリ・フェロー(第1期生)、学習塾「CLアカデミー」(自営)、参議院議員(1期)

二之湯武史氏は、1977年1月21日に京都市で生まれます。

父親は京都市会議員を5期、参議院議員(京都府選挙区)を3期務める智氏、弟の真士氏も現在京都府議を務めています。

大学卒業後、松下政経塾を経て、イナモリ・フェロー第一期生に選出。

米国ワシントンD.C.の戦略国際問題研究所に設立されたアブシャイア・イナモリ リーダーシップアカデミーに派遣されます。

2003年に学習塾・予備校運営会社を設立し、自ら講師として指導を行います。

その後、自民党参院選滋賀県選挙区候補者公募で合格し、2013年の参院選に自民党公認で出馬し、初当選。

参議院で54年ぶりに親子同時在職となり話題に。

現在、予算委員会理事、憲法審査会幹事、参議院自民党副幹事長などを務めています。

主な公約・政策主張

二之湯氏が掲げる政策の柱は以下のとおり。

  1. 成長と共生が両立する、持続可能な社会
    価値の循環で、都市と地方が共に発展していける仕組みをつくる
    都市を中心に成長していく日本経済。この経済成長をさらに加速させていくことは決して欠かせません。一方で地方の経済社会にもまた、価値が循環する仕組みを作ることが大事です。これにより、都市の人たちだけが成長するのではなく、都市も地方も共生できる社会を目指します。
  2. クリエイティブな社会
    個々の多様性を活かすことで生まれるクリエイティビティが必要
    一昔前の「人口増加」「内需拡大」が起こっていた日本にとっては画一・管理的な社会はとても効率的でした。しかし人口減少社会である今の日本では、旧来モデルが通用しづらく、 さらなる成長にも繋がりません。そんな社会では、世の中に停滞が生まれがちです。多様で調和した中で、新しいものが生まれていく。そんなクリエイティブな社会というものが、 今の日本には特に求められると考えています。
  3. 誰もが取り残されない包摂社会
    個々の多様性を活かすことで、すべての人が生きやすい社会に
    誰もが取り残されない包摂社会というのは、効率性を追求することで画一型、管理型にした社会が変わるべき先の未来です。みんな一人ずつが持っている個性や能力を、それぞれ の個性や能力に応じてこの社会に還元していく、そんな未来です。
  4. みんながフラットに横で繋がる共感社会
    個々の多様性を活かすことで、すべての人が生きやすい社会に
    一人ひとりの個性を十分に活かすことで、社会のクリエイティビティや包摂性を高めることができます。しかしそれらを実現するためには、命令中心の管理型社会ではなく、フラットな関係性を持てる社会であることが求められます。特にスポーツの世界で、必要以上に「管理」が行われている現場に、個性を活かすための取り組みに力を入れています。
  5. あらゆるものがマッチングされる最適化社会
    個性・能力を活かすことで、価値が最大化される社会に
    今日、AIやIoTなど、私たちの暮らしをより「最適化」してくれる技術は日々進歩し、少しずつ私たちの社会の中に取り込まれています。しかし、暮らしや技術だけでなく、私たち一人ひとりも、それぞれの思いが仕事をはじめとする様々な場所で繋がり、マッチングされる。それがあるべき「最適化社会」の姿だと考えます。

嘉田 由紀子(かだ ゆきこ)の経歴やプロフィール

出典元:https://pbs.twimg.com/

  • 名前:嘉田 由紀子(かだ ゆきこ)
  • 現年齢:69歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属(立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党推薦)
  • 肩書き:元滋賀県知事
  • 学歴:埼玉県立熊谷女子高等学校、京都大学農学部卒業、京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了
  • 職歴:滋賀県琵琶湖研究所学芸員、県立琵琶湖博物館学芸員、京都精華大学人文学部環境社会学科教授、滋賀県知事(2期)、びわこ成蹊スポーツ大学学長

嘉田由紀子氏は、1950年5月18日に埼玉県本庄市で生まれます。

父親は本庄市議を務めた渡辺康雄氏、姉の明堂純子氏も2018年まで同市議・議長を務めていました。

大学院修了後、県琵琶湖研究所や県立琵琶湖博物館で学芸員として勤務し、2000年から京都精華大学の教授に。

「もったいない」をスローガンに掲げ、2006年の滋賀県知事選挙で初当選を果たし、以後2期務めます。

民進党の川端達夫氏の後継として2017年の衆院選に希望の党からの出馬を希望するも叶わず、無所属で立候補するも落選しました。

今回の参院選出馬にあたり、立憲民主党などからの支持を得るために所属する国民民主党を離党して臨みます。

なお、2015年から次男の修平氏が大津市議を務めています。

主な公約・政策主張

嘉田氏が掲げる政策は以下のとおり。

  1. 人口減少に対する、新しい答え
    ・未就学児の保育・教育や、大学生の授業料の無償化を進め、教育費の負担を減らします
    ・子どもの虐待をなくし、命をつなぎ、医療福祉の充実や在宅支援を進めます
    ・「人生の応援団の政治」で赤ちゃん生まれて「おめでとう」、高齢者が大往生できて「ありがとう」を実現します
    ・子どもと家族の幸せづくりを目的とする「子ども・家族省」(仮)を提案します
  2. 格差社会に対する、新しい答え
    ・統計不正の抜本的解決を目指し、男女間、非正規・正規間の平均賃金の格差解消を求めます
    ・中小企業や新しい公共領域にもお金が回り、女性や若者の安定的な雇用創出に努めます
    ・子どもや若者が貧困から脱却するための家族支援など、きめ細やかな政策を充実させます
  3. 元気な経済に対する、新しい答え
    ・AIやITを活用した未来型研究開発を含む雇用支援を拡充し、若者のふるさと雇用を支えます
    ・農林水産業やサービス業など、身近なところでの仕事づくりを進め、地域のブランド化を支えます
    ・大企業も中小企業も潤う地域と密着した企業支援を強化します
    ・必要性の高い道路やスマートインターなどの整備を進めます
  4. 災害や環境破壊に対する、新しい答え
    ・多発する災害に備え、ダムなどの施設だけに依存しない、命を守る災害対策を進めます
    ・森や川・琵琶湖までの流域生態系や、水位操作規則の見直しを含めた琵琶湖の再生に努めます
    ・災害予防から発災後の復興・支援を一貫して担う「防災・復興省」(仮)を提案します
  5. 原発依存社会に対する、新しい答え
    ・知事時代から訴え続けてきた、原子力エネルギーに依存しない(原発ゼロ)社会の実現を目指します
    ・省エネや節エネ住宅の町づくりを進め、再生可能エネルギーの活用・拡大に努めます
    ・エネルギー政策の人材育成と、関連産業の振興による地域経済活性化を目指します

服部 修(はっとり おさむ)の経歴やプロフィール

出典元:https://scontent-lax3-1.xx.fbcdn.net/

  • 名前:服部 修(はっとり おさむ)
  • 現年齢:45歳
  • 性別:男
  • 党派:政治団体「NHKから国民を守る党」
  • 肩書き:音楽教室代表・ミュージシャン
  • 学歴:東京成徳大学
  • 職歴:ミュージシャン(ドラム奏者)、音楽教室代表

服部修氏は、1974年5月25日に長野県長野市で生まれます。

中学時代からドラムを始めた服部氏。

大学卒業後は大阪に拠点を移し、バンドのドラム奏者として活動。

現在、音楽教室を経営する傍ら、献血の啓発やホームレス支援活動にも取り組んでいます。

主な公約・政策主張

「NHKから国民を守る党」が掲げる主な政策をご紹介します。

  • NHKが頑なに行わないスクランブル放送の導入を実現し、平等な受信料制度に改めるとともにNHK集金人の廃絶を目指します。
  • ワンセグやインターネット配信へのNHK受信料の拡大に対して断固として反対し法令の変更に向けて注力していきます。

参議院選挙2019【滋賀県選挙区】の当落予想と情勢調査

参院選2019滋賀県選挙区の改選数は1名。

今回改選を迎える現職は、二之湯武史氏(自民党・1期)。

新人は、野党統一候補の嘉田由紀子氏(無所属)、服部修氏(NHKから国民を守る党)が出馬。

 

なお、佐藤耕平氏(日本共産党)は野党候補一本化に伴い立候補を取り下げました。

2013年の選挙では、新人の二之湯武史氏(自民党)が305,872票で初当選を果たし、現職の徳永久志氏(民主党)は167,399票で大敗し、坪田五久男氏(日本共産党)は86,587票、荒川雅司氏(幸福実現党)は12,731票で落選。

 

前回2016年の選挙では、新人の小鑓隆史氏(自民党)が332,248票で初当選、現職の林久美子氏(民進党)は291,290票で及ばず、荒川雅司氏(幸福実現党)も12,705票で敗れます。

今回、与党候補の二之湯氏と野党統一候補の嘉田氏との事実上の一騎打ちに。

嘉田氏は2010年の知事選で419,921票もの得票で再選しており、二之湯氏にとってはかなり厳しい戦いとなっています。

まとめ

改選数1名の参院選2019滋賀県選挙区。

現職の二之湯武史氏(自民党)と元知事で野党統一候補の嘉田由紀子氏とが激しいつばぜり合いを繰り広げています。

二之湯氏が議席を守るか、元知事の嘉田氏が初当選を果たすか、最後まで目が離せません。

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