参議院選挙

参議院選挙2019和歌山県選挙区の開票結果速報と情勢出口調査|立候補者の当落予想も

和歌山県。和歌山県といえば世界遺産熊野古道。行ってみたい場所の一つではありましたが、遠いイメージが。

ところが、東京・横浜から夜行高速バス、名古屋・京都・大阪からは定期高速バスがあり、電車でも京都・大阪からなら特急くろしお、名古屋からならワイドビュー南紀と、意外と便利に行けそうです。今年の夏は参院選の投票してから熊野古道で癒やしの旅へいこうかな。参考サイトはこちら電車バス時刻表

本記事ではそんな和歌山県選挙区の第25回参議院議員選挙(2019年7月21日)の開票速報・開票結果、立候補者一覧情報、当落予想、情勢調査について、判明した情報をまとめていきます。

目次

参議院選挙2019和歌山県選挙区の開票速報・開票結果・NHK出口調査当確速報

参議院選挙2019和歌山県選挙区の開票速報・開票結果は各種報道メディアによる開票速報やNHKなどの当確出口調査情報が発表され次第随時、記事を更新していきます。投開票まで今しばらくお待ち下さい。

結果氏名年齢党派新旧主な肩書き
藤井 幹雄58無所属弁護士
当選世耕 弘成56自民参院議員(4期)

参議院選挙2019|和歌山県選挙区の立候補者一覧

今回の和歌山県選挙区は改選数1で立候補者は2名です。

  • 世耕 弘成 56歳 自民・現
  • 藤井 幹雄 58歳 無所属・新

 

和歌山県選挙区の立候補者

世耕 弘成(せこう ひろしげ)の経歴やプロフィール

  • 名前:世耕 弘成(せこう ひろしげ)
  • 現年齢:56歳
  • 性別:男
  • 党派:自民・現
  • 肩書き:経済産業相
  • 学歴:早稲田大学政治経済学部政治学科 卒業
  • 職歴:日本電信電話株式会社(現:NTT)入社、アメリカ留学期間を含み12年間勤務。1998年参議院和歌山県選挙区補欠選挙に当選し、連続4期務め現在にいたる。第1次安倍内閣から第4次安倍内閣までに、内閣総理大臣補佐官、内閣官房副長官、経済産業大臣を歴任。

公式HPはこちら。日々の活動が更新されています。ブログのような構成になっています。

ツイッター※ツイッターでは、日々のニュースに関する経済産業大臣としての見解、政府の考えなどを詳しく発信されています。

G20の様子が頻繁にツイートされていますが、添付されている写真はご本人が撮影しているのしょうか・・・。

 

主な公約・政策主張

日本経済の牽引役である「経済産業大臣」として、地方経済再生に最優先で取り組んでいきます!

  1. ガンバル中小企業・小規模事業者を全面的に応援
    • 下請け取引の適正化を最優先で支援
    • 事業継承支援の拡充で後継者不足を解消
    • キャッシュレス対応による生産性向上を推進
    • 「中小企業強靭化法」で事前防災力を強化
    • 高度専門職の外国人、留学生の積極的受け入れ奨励
    • 新しい技術を活用した起業・創業を積極的に支援
  2. 農林水産物の輸出を促進!
    • TPP、日EU・EPAの活用促進
    • 県庁内「ジェトロ事務所」を活用し、海外への販路開拓を後押し
    • 輸出向け商品開発や生産力強化の支援策を充実させ、雇用を創出
  3. 「明るい社会保障改革」を実現!
    • 持続可能な前世代社会保障制度を確立し、将来の不安を解消
    • 障害現役時代に対応した雇用制度の改革
    • 新技術などを利用し、病気や要介護となる前の予防重視の社会保障を推進
  4. 和歌山を水素活用社会へけん引
    • 環境にやさしい水素エネルギー社会の実現に向け、各種の取り組みを加速
  5. 「大阪・関西万博」で和歌山を活性化!
    • 万博会場と和歌山と関空を「水素高速船」で結び、海上交通で外国人観光客を呼び込み

そのためには政治の安定を

選挙公報より

藤井 幹雄(ふじい みきお)の経歴やプロフィール

  • 名前:藤井 幹雄(ふじい みきお)
  • 現年齢:58歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属・新
  • 肩書き:弁護士
  • 学歴:東京大学法学部 卒業
  • 職歴:1989年司法試験合格、1989年沖縄弁護士会に弁護士登録。1995年に和歌山県弁護士会に弁護士登録し、「トライ弁護士事務所」を開設。
    子どもの権利委員会委員長、人権擁護委員会委員長、和歌山弁護士会会長などを歴任。

宮古島トライアスロンに26回完走だそうです。トライアスロンにチャレンジするだけでも超人的だと思いますが、26回も参加し、すべて完走。
想いを実現する信念と努力に、突出したエネルギーを感じました。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。公式HPはこちら

主な公約・政策主張

私の政策

  1. 安倍改憲を許さない。
    • 日本を再び戦争する国にしてはならない。
  2. 沖縄県民の民意を尊重し、 辺野古の新基地建設を一旦中止に。
    • 辺野古新基地建設反対という沖縄県民の民意は明確に示されています。
      埋め立てを強行するのではなく、建設を一旦中止にすべきです。
  3. 再生可能なエネルギーを推進し、 原発に依存しない社会を目指します。
    • 「2030年代原発ゼロ」に向けたスケジュールを具体化します。
  4. 日本を、ふるさとを守る。
    • 安倍政権の日本を外国資本に売り渡すような政策をあらため、南海トラフ・地震津波対策を強め、日本、ふるさとを守る。
  5. 和歌山の農業・林業・漁業を守り育てる。
    • 日本、ふるさとを守るために、我が国、和歌山の農業、林業、漁業を守り育てる。
      私自身、百姓の倅として、農業者、林業者、漁業者の気持ち・声を政治に届けます。
  6. 働くもの一人ひとりが輝く社会をつくる。
    • 労働者は機械の部品ではない。最低賃金を欧米並みにし、同一労働同一賃金など、生身の働く人々の視点に立った政策を進めます。
  7. 安心して子どもを生み育てることができる社会に。
    • これからの我が国を考えるとき、少子化対策は避けては通れません。待機児童を解消し、教育予算を増やして社会全体で子どもを守り育てる社会、お父さんお母さんが安心して子どもを産み育てることができる社会をつくります。
  8. 中小企業者が活躍できる社会。
    • あまたの中小企業の方々の活躍によって我が国の経済が支えられてきました。中小企業者の法律相談を数多く受けてきた経験から、中小企業者の視点からの政策を進め、和歌山の経済再生に努めます。
  9. あらゆる差別のない共生社会をつくる。
    • 私は、部落問題を知ったことから弁護士を目指し、基本的人権の擁護を旨とする弁護士活動を行ってきました。すべての人が個人として尊重され、あらゆる差別のない共生社会づくりを目指します。
  10. 10月の消費税増税に反対。
    • 安倍政権が計画している10%への消費税増税は、矛盾だらけです。景気に悪影響を及ぼすとともに、国民の経済的格差を拡大します。議員定数も削減せず、軽減税率を導入する増税には反対です。
  11. 格差解消社会へ。
    • これまで弁護士活動の経験から、格差が拡大し、いわゆる中流層が崩壊し、国民の二極化、貧困化が進んでいることを実感してきました。普通の国民すべてが豊かになれる、本来の日本の姿を取り戻します。

公式HP「政策」より

参議院選挙2019|和歌山県選挙区の情勢と当落予想

今回の選挙は、2013年の参院選で選出された世耕氏の任期満了による選挙となります。そこで2013年の選挙の結果を見てみましょう。

氏名得票数得票率政党新旧
当選世耕 弘成337,47777.25%自民
原 矢寸久83,17219.04%共産
久保 美也子16,1873.71%諸派

朝日デジタル 2013参院選 選挙区開票速報:和歌山県(改選数1)より

 

前回、77%を超える得票率で当選した世耕氏。和歌山選挙区の投票率は59.38%で、全国平均とほぼ同じであることから、積極的な支持者が多いのでしょう。(消極的な支持者は当選が確実だから投票しない)

 

野党統一候補の藤井氏は、とても興味深い方ですが、世耕氏の当選は揺るがないでしょう

一つ気になったのは、世耕氏が支持者への講演会での発言、

「もっと上に行かなければいけない。金メダル(得票率全国1位)を取らせていただきたい」
参院選2019選挙区情勢/上 「不在は影響ない」 世耕氏陣営、国政の実績強調 /和歌山(毎日新聞)より

です。

 

少し立ち止まり「本当にこのまま進」んでよいのか、問い直す心の余裕を、だれもが持ちたいものです。

そしてこの逆風の中で、藤井氏がどこまで票を伸ばすことができるのか。世耕氏が金メダルを獲得するのか。注目しています。

まとめ

以上、参議員選挙2019和歌山県選挙区の開票速報・開票結果、当落予想と立候補者一覧情報についてでした。

 

安倍政権で経済産業大臣の世耕氏と、野党統一候補の弁護士藤井氏。豪華客船に挑む小型船舶の印象は否めません…。

しかし、選択することが出来る選挙だからこそ意義があるのです。

 

そういった意味から、藤井氏には、一人でも多くの支持者を獲得してほしいし、今後の日本の発展につながる活動をしていただきたいと願っています。

そして、日本丸の帆先をどちらに向けるべきか、ゆっくりじっくり考えて投票しませんか。

こちらの記事も読まれています