市長選挙

新庄市長選挙2019の結果と開票速報|立候補者の公約・当選者の得票数・投票率まとめ

任期満了に伴い、2019年9月8日に山形県新庄市長選挙が投開票となります。

本記事では新庄市市長選挙2019における開票速報と開票結果(当選者・落選者)、立候補者の経歴プロフィールや選挙情勢、公約などについてご紹介しています。

2019年の新庄市市長選挙には、いずれも無所属で4選目当選を狙う現職市長の山尾順紀氏(67)と、元市議で新人の小関淳氏(63)の2名となりました。

激しい選挙戦の結果はどのようになったのか、早速ご紹介します。

目次

新庄市長選挙2019年の開票結果速報とNHK当確出口調査

新庄市市長選挙2019年の開票結果は選挙管理委員会事務局による開票速報やNHK出口調査最新情報が入り次第随時本記事を更新していきます。(開票は午後8時から)

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
当選9,187山尾 順紀67無所属新庄市長
やまお じゅんき
9,132小関 淳63無所属自営業、元市議
こせき あつし

新庄市市長選挙2019年の立候補者のプロフィールや公約

山尾 順紀(やまお じゅんき)の経歴やプロフィール

  • 名前:山尾 順紀(やまお じゅんき)
  • 現年齢:67歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党、公明党推薦)
  • 肩書き:新庄市長(3期目)
  • 学歴:山形県立新庄北高等学校、大正大学仏教学部卒業
  • 職歴:新庄市役所職員、新庄市議(2期)、住職、新庄市長(3期目)

大学卒業後、新庄市役所に入所。庶務課、市民プラザ、福祉事務所などに勤務。その後実家の円満寺を継ぎ住職を務める。

1999年に新庄市議会議員選挙に立候補して当選、2期務める。2007年に新庄市長の高橋榮一郎氏が任期中に死去したのに伴って行われた市長選挙に立候補して当選、現在3期目。

主な公約・政策主張

山尾氏は、「令和の時代を迎え新庄市も市制70周年という節目を迎えます。これまでの便利さを求めた成熟社会から、 一人一人が自分を表現する文化創造の時代に向かっています。

これまで培った国政を含めた人・情報力や行動力を駆使して、『誰もがこのまちに住んで良かった』『一人一人が輝き、元気で笑顔あふれるまち新庄』のまちづくりを目指してまいります。」と抱負を語っています。

 

そして、「まちづくりは人づくり」のスローガンのもと、最重要課題であった財政再建がなった今、「地方創生への新たな挑戦!」として、 「財政再建の実績」と「着実な政策の実現力」「超高齢社会 障がい者にやさしいまちづくり」を政策のキーワード! として、次のような公約を掲げています。

★人行きかうまち~雇用・交流・観光の拡大

  • 高規格道路の整備促進と「まゆの駅」の開設
  • 農業所得拡大にネギ、にら、そば、大豆など園芸作物への支援拡充
  • 企業の人材確保に支援メニューの強化
  • 工業団地協議会及び東京圏域部会との情報交換の交流促進

★人ふれあうまち~安全・安心の充実

  • スーパー高齢社会に向け「障がい者に優しいまちづくり」を進める
  • 温泉入浴施設について市民会議の設置
  • 防災無線の活用について市民検討委員会を開催
  • 雪対策「流雪溝整備」「除排雪の強化」「雪下ろしできない家庭支援の充実」「空き家解体補助の検討」

★人学びあえるまち~子育て人づくり

  • わらすこ広場の使用料を無料化
  • 自然を体験できる「遠足村」をエコロジーガーデンに併設開園
  • 学力向上に向けた科目別スーパーバイザーの設置
  • 子ども食堂への支援
  • 3歳児検診及び5歳児検診の検討

★財政再建した今こそ、子どもたちに夢と希望を

住んでいる人を大切にすることは当然のことです。しかし、少子高齢、人口減少の流れは止まりません。原因は、若者の圏域流出です。

何もしなければ歯止めをかけることはできません。対策としてハード・ソフトの両面があります。

若者の人口流出に歯止めをかけ、街中のにぎわいの起爆剤としての正看護師養成学校は、ふるさと創生への挑戦です。挑戦無くして活性化はありません。

小関 淳(こせき あつし)の経歴やプロフィール

  • 名前:小関 淳(こせき あつし)
  • 現年齢:63歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:新庄市議(4期目)
  • 学歴:山形県立新庄北高等学校、法政大学経済学部卒業
  • 職歴:書店経営、新庄市議(4期目)

大学卒業後、書店を営む傍ら、2007年に新庄市議会議員選挙に立候補して当選、現在4期目。この間、市議会副議長を務める。

「現市政が進める看護学校の開設は、慎重に議論するというプロセスがない。次世代のためにも現状を変える必要がある」と、今回立候補を決意。

主な公約・政策主張

小関氏は、「このまんまではだめだべや!! 市立看護学校の白紙撤回! 」を訴え、「医療従事者全体を支援する 給付型奨学金などの支援策を講じます!! 」と主張しながら、他に6つの公約を掲げています。

  1. 誰もが元気に暮らせるまちにします
  2. 経済の地域内循環をめざします
  3. 「地域を守る農業!」に積極的に取り組みます
  4. 教育・文化施策を充実させます
  5. 地域の課題解決を積極的に進めます
  6. 市長退職金(1期4年ごと約2,500万円)は、 もらいません

新庄市市長選挙2019年の情勢や争点・当選予想など

4選を目指す現職の山尾氏と新人の小関氏の一騎打ちとなりました。

新庄が開設を目指す看護師養成所開設の是非が大きな争点となっていますが、小関氏としては、無党派層にどれだけ食い込めるかがカギとなるでしょう。

今のところ、自民党・公明党の推薦を受けている山尾氏がやや優位に立っているといえます。

こちらの記事も読まれています