町長選挙

【結果確定】白浜町長選挙 開票速報2020 情勢予想や出口調査・立候補者の公約・投票率まとめ

※確定済みの開票結果を更新しました

2020年4月26日に投開票となる和歌山県、白浜町長選挙(白浜町町長選挙)。

本記事でわかること

  • 白浜町長選挙2020の開票速報及び確定した開票結果
  • 白浜町長選挙2020の当選者・落選者の得票数や投票率
  • 白浜町長選挙2020の選挙情勢や争点
  • 白浜町長選挙2020の立候補者の公約や経歴・プロフィール

※情報はNHK選挙WEBや各報道メディアによる最新の出口調査から随時まとめていきます。

 

2020年の白浜町長に立候補者したのはいずれも無所属で3名です。

■白浜町長選挙2020の立候補者

  • 新人で元参院議員の大江康弘氏(66)
  • 現職町長の井澗誠氏(65)
  • 新人で元衆院議員の玉置公良氏(65)

 

4月20日時点での有権者数は1万8410人(男8633人、女9777人)です。

それでは白浜町長選挙2020についてご紹介します。

目次

【結果確定】和歌山県白浜町町長選挙2020|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

白浜町町長選挙2020の開票結果については地元選挙管理委員会やNHK選挙WEBなどの開票速報・出口調査情報が入り次第こちらに追記していきます。

▼確定済み開票結果▼

※横スクロールできます

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
3559大江 康弘66無所属無職、元参院議員
おおえ やすひろ
当選4370井澗 誠65無所属白浜町長
いたに まこと
3523玉置 公良65無所属会社役員、元衆院議員
たまき きみよし
  • 告示日:2020年4月21日
  • 投票日:2020年4月26日
  • 定数 / 候補者数:1 / 3
  • 執行理由:任期満了
  • 有権者数:
  • 投票率:

 

白浜町長選挙|2020年の争点や最新情勢・優勢や当確予想

2020年の白浜町長選挙は現職の井澗誠氏に、元国会議員の新人2名が挑戦する三つ巴の構図となりました。

 

前回2016年の同町長選は、自民党県連からの推薦や前々回町長選で争った西尾、溝口両町議など町議の約半数からの支援を受けた現職の井澗誠が、選挙戦を優位に進め2度目の当選を果たしました。

結果氏名党派新旧得票
井澗 誠無所属(自民推薦)現職5,804
玉置 公良無所属新人4,620
内海 洋一無所属新人1,236

 

元衆議院議員の玉置氏は知名度の高さを活かし懸命に追い上げましたが、出馬表明が告示2ケ月前とやや遅れたこともあり、届きませんでした。

 

また、ごみ焼却施設の使用期限延長問題での混乱で前町長が辞職したことにより行われた前々回2012年の同町長選は、「オール白浜」を打ち出し町の結束を訴えた学習塾経営の井澗氏が町議の新人候補2名を破り初当選しました。

結果氏名党派新旧得票
井澗 誠無所属新人6,780
西尾 智朗無所属新人3,254
溝口 耕太郎無所属新人2,726

 

約2年の間に前町長・水本氏、その前の町長・立谷氏が相次ぎ辞任し3回目の町長選となる町政混乱のなか行われた選挙でしたが、有権者は町議の2候補ではなく政治経験のなく「しがらみのない」井澗氏に新風を求めたという形になりました。

 

さて、2020年の白浜町長選挙は、自民・公明から推薦を受ける現職の井澗氏と、元国会議員で知名度十分の大江氏、玉置氏の3氏がぶつかりあう興味深い構図となりました。

しかも、3氏とも昨年10月までに出馬表明を済ませており、準備期間不足の言い訳もできない現時点での実力がぶつかり合う激しい戦いとなりそうです。

 

勝敗を左右する最大のポイントは、井澗氏の2期8年の町政に対する町民の評価がどうなのか?でしょうが、井澗氏は前回選挙で前々回よりも大きく得票を減らしており、その後の趨勢が気になるところです。

白浜町の有権者は町政の継続を選ぶのか、あるいは変化を求めるのか?

投開票日まで選挙戦の行方に注目してまいりましょう。

白浜町長選挙 2020年立候補者の政策(公約・マニフェスト)やプロフィール経歴など

大江 康弘(おおえ やすひろ)の経歴やプロフィール

  • 名前:大江 康弘(おおえ やすひろ)
  • 現年齢:66歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元参院議員
  • 学歴:和歌山県立田辺高等学校、芦屋大学教育学部卒業
  • 職歴:和歌山県議(6期)、参議院議員(2期)

芦屋大学卒業後、参議院議員秘書を経て1979年和歌山県議選に初当選。県議を6期務め、県議任期中に自民党を離党し新生党、新進党結成に参加した。2000年和歌山県知事選に無所属で出馬するも落選。その後2001年、2007年参院選比例区にそれぞれ自由党、民主党から出馬し当選。ただ2013年、2016年参院選は自民党から出馬するも落選した。

主な公約・政策主張

大江氏は「トップが何もできない。何もやろうとしない。本来、町のトップは進むべき方向をしっかり町民に示さなければならない。だから元気のない白浜町になっている」と現在の井澗町政を批判しています。

また「町に足りないのは旧白浜町と日置川町の連帯感。週に何度かは日置川に常駐し、一つになれる雰囲気をつくりたい」と話しています。

町の課題に対しては、「あれもこれもではなく、町民の皆さんにしっかり説明をして、優先順位を決める。メリハリのない予算は付けない」と力を込めています。

また、観光産業を町内経済の中心と位置付けて「宿泊客数が伸び悩んでおり、観光産業の振興は最重要課題だ」と語り、地震などによる自然災害について「国土を強固にし、町民の命と財産を守ることは喫緊の課題だ」と訴えています。

新型コロナウイルスに関しては、基金の創設などの公約を示し、町の財産を担保に金融機関から借り入れた資金を無利子無担保で困窮している町民に融資し現金給付もするとしています。

井澗 誠(いたに まこと)の経歴やプロフィール

  • 名前:井澗 誠(いたに まこと)
  • 現年齢:65歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属(自民・公明推薦)
  • 肩書き:白浜町長
  • 学歴:和歌山県立田辺高等学校、早稲田大学卒業
  • 職歴:旅行・観光業、学習塾経営、白浜町長(2期)

早稲田大学卒業後、約20年間旅行・観光業界に勤め29か国を訪問し、その後学習塾を経営。2012年の白浜町長選に無所属で立候補し初当選し、以来、白浜町長を2期務めている。

主な公約・政策主張

井澗氏は「課題は山積しているが、2期8年の仕事ぶりを町民の皆さまに評価していただき、引き続きお任せいただけるなら、全身全霊で立ち向かう所存だ」と語っています。

また「白浜創生と世界に誇れる観光リゾート白浜の実現は道半ば。人口減少や少子高齢化、雇用創出などの山積する課題に全身全霊で立ち向かいたい」と述べています。

そのうえで、今回町長選の最大の争点は新型コロナウィルス対策だとし、選挙戦を戦い抜いた後は、国や県の力も借りて速やかに対策を講じると繰り返し訴えています。

また、水道料金の減額や旅行券、プレミアム付き商品券の発行などの緊急経済対策を既に打ち出していることをアピールするとともに、今後は感染予防も進めていくとしています。

玉置 公良(たまき きみよし) の経歴やプロフィール

  • 名前:玉置 公良(たまき きみよし)
  • 現年齢:65歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元衆院議員
  • 学歴:和歌山県立田辺高等学校卒業
  • 職歴:電器店勤務、白浜町職員、和歌山県議(4期)、衆議院議員(1期)

和歌山県立田辺高等学校卒業後、電器店勤務、白浜町役場勤務を経て1990年衆院選旧和歌山2区に社会党公認で出馬するも落選。1995年和歌山県議選に無所属で出馬・初当選し、県議を4期務めた。2008年衆院選和歌山3区に民主党公認で出馬し比例復活当選。また、2016年白浜町長選に無所属で出馬したが落選した。

主な公約・政策主張

玉置氏は「ふるさとへの思いが強い。白浜には素晴らしい宝があるのに、それが生かされていない。立て直すのは今しかない」と出馬に至った理由を語っています。

また、既成政党の後押しを受けていないと強調し「発想力と実現力には自信がある。革新も保守もない。町民みんなで新しい白浜をつくる」と力を込めています。

政策としては、白浜の資源を生かした観光振興策のほか、町長直轄の部署を設けてスピード感ある政策実現を図ること、廃校舎の活用なども挙げています。

また、新型コロナウィルス対策については「危機管理能力が問われる。私は紀伊半島大水害の際、政権与党で復興を担当した。町民目線で実態を調査し、希望の持てる具体策を打ち出す」としており、失職者の緊急雇用、耕作放棄地の活用や住民税の減免などを提案しています。

白浜町長選挙の2016年の開票結果(当選者・落選者)や投票率

下記は前回2016年の白浜町長選挙の開票結果となります。参考情報としてご確認ください。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
5804井澗 誠61無所属白浜町長
いたに まこと
4620玉置 公良61無所属病院顧問、元衆院議員
たまき きみよし
1236内海 洋一67無所属自営業
うつみ よういち
  • 告示日:2016年4月19日
  • 投票日:2016年4月24日
  • 定数 / 候補者数:1 / 3
  • 執行理由:任期満了
  • 有権者数:18,503人
  • 投票率:63.72%

2020年4月26日投開票の選挙

首長選挙

議会議員選挙

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