市長選挙

栃木市長選挙2018の開票結果速報|情勢予想と候補者(大川/鈴木)公約まとめ

ここでは4月15日に告示、4月22日投開票の栃木県、栃木市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の栃木市長選の立候補者はいずれも無所属の、現職市長で3期目当選を目指す鈴木俊美氏(67)と、新人で前市議の大川秀子氏(70)の2名です。

 

有権者数は4月14日時点で135,155人(男66,552人、女68,603人)人となっています。

現職VS新人の激しい選挙戦を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

栃木市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

栃木市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

開票は4月22日午後9時10分から「同市川原田町の市総合体育館」で開票され、大勢判明は午後11時頃を見込んでいます。

投票率58.54%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
38076鈴木 俊美67無所属栃木市長
38994大川 秀子70無所属農業

以下は前回(2014年4月13日執行)の栃木長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数133413人に対して64.48%でした。

投票率64.48%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
46639鈴木 俊美63無所属栃木市長
37929琴寄 昌男52無所属元県議、
(株)グローバル代表取締役
  • [告示日]2014年4月13日
  • [投票日]2014年4月20日
  • [有権者数(人)]133413
  • [投票率(%)]64.48

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 2

栃木市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は

ここでは栃木市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

栃木市長選挙2018の主な争点は何か

栃木市長選挙2018における主な争点は以下の通りです。

  • 合併を経て人口16万人超となった市内各地の地域の融和
  • 一体的な地域活性化

争点に対する各候補者の政策主張や公約は後述します。

栃木市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をしてみると、現職の鈴木市長が優勢との見方が強いようです。

過去2期8年に及ぶ市政運営は公約を実現させるなど一定の評価を得ているようです。

一方の大川氏は市政刷新としての票をどこまで集められるかが鍵となりそうです。

栃木市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

4月22日に投開票が行われ、新しい市長が決まる栃木市長選挙。

立候補の名乗りを上げているのは、現職市長で3選をめざす鈴木俊美氏と、新人で元栃木市議会議員の大川秀子氏の2名。

前回、鈴木氏に挑んだ琴寄昌男氏が今回も出馬表明したものの、大川氏の出馬を受けて断念したという経緯もあり、保守同士の激戦が予想されます。

 

現新一騎打ちの戦いを制するのはどちらの候補でしょうか。

それでは、立候補者である鈴木氏、大川氏のプロフィールや公約をご紹介します。

鈴木 俊美(すずき としみ/現職市長)

  • 名前:鈴木 俊美(スズキ トシミ)
  • 現年齢:67歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:栃木市長
  • 学歴:大平町立大平中学校、県立栃木高等学校、中央大学法学部卒業
  • 職歴:弁護士(四谷中央法律事務所創設)、栃木県議会議員(1期)、大平町長(3期)、栃木市長(2期)

鈴木俊美氏は、1950年7月10日に下都賀郡大平町(現・栃木市)で生まれます。

県立栃木高校を経て、中央大学法学部に進学。

 

卒業後の1980年に弁護士登録し、1984年に四谷中央法律事務所を創立しました。

そして鈴木氏は、1999年に行われた栃木県議会議員選挙に下都賀郡南部選挙区から無所属で出馬し、14,148票を得て選挙区トップで初当選を飾ります。

 

翌年2000年9月に行われた大平町長選挙に出馬し、初当選。以後、町長を3期務めます。

2010年3月に大平町が旧制・栃木市、下都賀郡藤岡町、都賀町と合併して新制・栃木市が発足すると、鈴木氏は大平町長を失職。

 

この合併に伴い、同年4月に行われた新制・栃木市長選挙に鈴木氏は出馬。

旧制・栃木市で市長を2期務めた日向野義幸氏との一騎打ちとなるも、47,212票を得た鈴木氏は13,000票以上の差をつけて日向野氏を破り、初当選。新制・栃木市の初代市長に就任します。

 

2期目を賭けた2014年の選挙戦では、元栃木県議会議員の琴寄昌男氏との一騎打ちを46,639票を得て制し、再選を果たします。

 

そして3期を賭けた今回の選挙戦。

「他都市と比べても、まとまった市にしないといけない。それが私の役目ではないかと思う。来期以降も務めさせていただきたい」

と出馬を決意。

 

>>スローガンは、「未来創造 Jump Up Tochigi City!~子どもたちへつなぐまちづくり~」。

 

 

「活気と優しさにあふれる日本一住みよい都市“とちぎ”」をテーマとするマニフェスト「栃木クリエイト宣言 第3章」に掲げる政策の柱は次の8本です。

  • 創造プラン1 安全・安心に暮らせるまちづくり
  • 創造プラン2 市民の健康としあわせを守るまちづくり
  • 創造プラン3 子どもたちが健やかに成長し楽しく学べるまちづくり
  • 創造プラン4 快適に暮らせて環境にやさしいまちづくり
  • 創造プラン5 活気ある産業で生き生きと働けるまちづくり
  • 創造プラン6 人が集い魅力と活気あふれるまちづくり
  • 創造プラン7 16万市民の誰もが主役のまちづくり
  • 創造プラン8 市民に信頼され持続可能な市役所づくり

さらに、地域版のマニフェストも掲げています。

 

出陣式には、2010年の選挙で破った旧制市市長で現在自民党県議の日向野義幸氏、同じく自民党県議の増山敬之氏、県民クラブ所属の県議・保母欽一郎氏などが応援に駆けつけています。

大川 秀子(おおかわ ひでこ)

  • 名前:大川 秀子(オオカワ ヒデコ)
  • 現年齢:70歳
  • 性別:女
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元栃木市議会議員
  • 学歴:市立吹上小学校、市立吹上中学校、県立栃木女子高等学校卒業
  • 職歴:農業、栃木市議会議員(旧・栃木市:3期、新・栃木市:2期)

大川秀子氏は、1947年11月9日に栃木市細堀町で生まれます。

市立吹上中学校を経て、県立栃木女子高校を卒業。

 

1970年に農業の夫と結婚し、3人の女の子に恵まれた大川氏。

子どもを保育園に預けて、農業に従事します。

 

1993年に栃木市女性問題懇話会委員に就任し、市の女性プラン策定に携わります。

また、その翌年の1994年には中国・北京で開かれた第四回世界女性会議に参加します。

 

そこで、女性が政治の場に参画することの大切さを感じた大川氏は、1999年に行われた旧・栃木市議会議員選挙に出馬し、初当選を飾ります。

以後、当選を重ね、旧制市で3期市議を務めます。

 

2010年3月に旧制・栃木市、下都賀郡大平町、藤岡町、都賀町と合併して新制・栃木市が発足。

これに伴い行われた市議選で自民党公認で出馬し、当選。さらに2014年の選挙戦でも当選し、新制市で2期市議を務めます。

 

旧制市から通算し、5期にわたり市議を務めた大川氏。

2010年から2年間の任期で、新制市初、そして栃木市議会初の女性議長に就任します。

 

そんな大川氏は、合併して8年経つが地域の一体感が生まれていない現状を改めたいと、今回の市長選への出馬を決意。

 

出馬表明の記者会見の中でその意気込みを次のように述べています。

「積極的に住民の中に入っていき、地域間の融和を目指す」

 

>>スローガンは、「栃木市の未来に新しい風」。

 

 

基本理念を「女性の視点で 市民の目線で」とする大川氏が掲げる政策の柱は次の3本です。

  1. 地域間の融和と発展
  2. 財政の健全化
  3. 100年人生の都市づくり

 

また、「10の約束」と題し、次の10項目の公約を掲げています。

  1. 安心して子どもを産み育てられる社会をつくります
  2. 次代を担う子どもたちの健全育成を図ります
  3. 若者が活躍できる環境づくりをします
  4. 地域産業の発展に取り組みます
  5. 男女が互いに認め合い協力しあう社会をつくります
  6. 誰もが普通に暮らせる社会づくりをします
  7. 安心して老後が迎えられる社会・生涯現役の社会づくりをします
  8. 災害に強いまちづくりをします
  9. 歴史文化の薫るまちづくりを推進します
  10. 市民協働のまちづくりをします

 

出陣式には、親戚にあたる参議院議員の三原じゅん子氏や自民党県議の平池秀光氏、出馬辞退した琴寄氏などが応援に駆けつけています。

大川氏は、栃木市初の女性市長の座に就くことができるのでしょうか。

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