市長選挙

宇陀市長選挙2018の開票結果速報|情勢予想と候補者(勝井/高見/西浦)当確まとめ

ここでは4月15日に告示、4月22日投開票の奈良県、宇陀市長選挙2018の開票速報及び開票結果についてまとめています。

最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の宇陀市長選の立候補者はいずれも無所属新人で、元市議の勝井太郎氏(39)、元市議の高見省次氏(57)、元市議の西浦正哲氏(62)の3名です。

 

有権者数は4月14日時点で27,314人(男12,916人人、女14,398人)となっています。

激しい三つ巴の選挙戦を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。

目次

宇陀市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

宇陀市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

 

開票は4月22日午後9時から「宇陀市総合体育館」で即日開票され、大勢判明は午後11時ごろを見込んでいます。

投票率72.77%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
3718勝井 太郎39無所属自営業、元市議
8515高見 省次57無所属無職、元市議
6645西浦 正哲62無所属無職、元市議

以下は前回(2014年4月27日執行)の宇陀市長選挙の開票結果となります。

投票率は有権者数28353人に対して76.21%でした。

投票率76.21%
結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
10856竹内 幹郎65無所属農業、宇陀市長
8198高見 省次54無所属無職
1888滝谷 宗宏52無所属日の丸交通株式会社社員
  • [告示日]2014年4月20日
  • [投票日]2014年4月27日
  • [有権者数(人)]28353
  • [投票率(%)]76.21

[執行理由]任期満了

[定数 / 候補者数] 1 / 3

宇陀市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は

ここでは宇陀市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

宇陀市長選挙2018の主な争点は何か

宇陀市長選挙2018における主な争点は以下の通りです。

  • 少子高齢化による急激な人口減少への対策
  • 財政の健全化
  • 若年層を中心とした定住・移住促進、雇用の創出

各候補者の政策主張や公約は後述します。

宇陀市長選挙2018の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をしてみると、2014年度の宇陀市長選で、2番目に得票数を得た高見氏が優勢との見方が強いようです。

高見氏を勝井氏、西浦氏が追う展開になっているとのことです。

宇陀市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

4月22日に投開票が行われ、新しい市政のリーダーが決定する宇陀市長選挙。

2期にわたり市長を務めている現職の竹内幹郎が引退を表明。

 

これを受けて立候補の名乗りを上げているのは、いずれも元宇陀市議会議員の勝井太郎氏、高見省次氏、西浦正哲氏の無所属新人3名。

なお、高見氏は前回に続いての挑戦です。

新人同士の三つ巴の戦いを制し、市長の座に就くのはどの候補でしょうか。

 

それでは、立候補者である勝井氏、高見氏、西浦氏の経歴や公約をご紹介します。

勝井 太郎(かつい たろう)

  • 名前:勝井 太郎(カツイ タロウ)
  • 現年齢:39歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元宇陀市議会議員
  • 学歴:室生村立大野小学校(2002年閉校)、室生村立(現・宇陀市立)室生中学校、近畿大学附属高等学校、近畿大学商経学部卒業
  • 職歴:グルメ杵屋、AIGエジソン生命保険、東京都議会議員花輪智史秘書、宇陀市議会議員(2期)

勝井太郎氏は、1978年7月23日に室生村(現・宇陀市室生)大野で生まれます。

近畿大学付属高校を経て、近畿大学商経学部に進学。

卒業後、飲食店運営会社に就職。

 

その後、外資系保険会社勤務、東京都議会議員花輪智史氏秘書を経て、2010年に行われた宇陀市議会議員選挙に31歳で出馬。

立候補者中トップの得票となる2,227票で初当選を飾ります。

 

2014年の選挙では立候補者中2位の1,761票を得て再選。市議を2期務めます。

なお、誤った内容をFacebookに書き込み発信したとして、昨年12月と今年3月の2度にわたって議会で辞職勧告決議を受けています。

 

また、市議の仕事の傍ら、大阪市立大学大学院創造都市研究科に在籍し、地方自治について研究を行っているということです。

 

そんな勝井氏は、告示が迫る4月12日に

「執行権を持たない議員の限界を痛感した。まず入札制度を改革し、地域の強みを生かした産業振興に取り組みたい」

と述べ、市長選への出馬を表明。

 

>>スローガンは、「すべては、宇陀の未来のために~信じよう宇陀の力。~」

 

公約は次のとおりです。

  • 市民の税金を無駄に使う入札制度を改革
  • 住宅地や中山間地へのUターンや若者・専門家人材の流入を促進
  • IoTやAI技術を活用し、医療や公共交通における高齢者の安心確保
  • 農業を圧倒的な競争力を持つ産業に 農家の所得向上へ
  • 日本一の毛皮革産業のブランド化を支援
  • 観光振興を小売店の売上向上へ
  • 市民の電気料金等節約につながる再生エネルギーのあり方を検討
  • 子どもたちの学力向上策を強化
  • 宇陀市で若者が働けるよう、雇用を創出
  • 障がい者の健康や体力向上の支援策強化
  • 官民のチームからなる財政改革検討プロジェクトの立ち上げ

高見 省次(たかみ しょうじ)

  • 名前:高見 省次(タカミ ショウジ)
  • 現年齢:57歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元宇陀市議会議員
  • 学歴:私立灘高等学校、東京大学法学部卒業
  • 職歴:富士通、財団法人国際協力推進協会、新党さきがけ政策スタッフ、メディアネット宇陀運営委員、「宇陀のはな」記者、宇陀市議会議員、新聞配達員、塾講師

高見省次氏は、1960年4月18日に福岡県で生まれます。

名門校として知られる私立灘高等学校を経て、東京大学法学部に進学。

卒業後、富士通社員や政党などへの勤務し、両親が在住する旧榛原町へ。

 

そして、2010年に行われた宇陀市議会議員選挙に出馬し、1,476票を得て初当選。

その後、2014年に行われた宇陀市長選挙に挑戦。

 

再選をめざす現職市長の竹内氏、新人で元旧・大宇陀町議会議員の滝谷宗宏氏との現新三つ巴の戦いで、8,198票を得た高見氏は、竹内氏に2,600余りの票差をつけられ涙を呑みます。

 

そしてリベンジを期して臨む今回の選挙戦。

高見氏は、

「今の市政のあり方では急速に進む過疎化・少子高齢化に対応できない」

「合併前の4つの地域に対して公平な行政を行う」

と述べて、出馬を表明します。

 

>>スローガンは、「宇陀市を一緒に変えましょう。」

 

改革の方向性として次の3項目を挙げています。

  • 職員の意識改革を行い、情報公開、市民への説明を徹底します!
  • 合併前の旧4町村に対して公平な行政を行います!
  • 国民健康保険、介護保険は保険料を引き上げず、徹底した歳出削減を進めます!

 

また、公約の柱は以下の7本です。

  1. 公共交通を再整備します!
  2. 医療・介護・高齢者福祉・市民病院を充実させます!
  3. 情報公開を徹底します!
  4. 宇陀市定住を促進します!
  5. 新しい農業・林業・観光を促進します!
  6. うだチャンを改革します!
  7. 障がい者政策を進めます!

西浦 正哲(にしうら まさのり)

  • 名前:西浦 正哲(ニシウラ マサノリ)
  • 現年齢:62歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:元宇陀市議会議員
  • 学歴:県立榛原高等学校(閉校)、大阪学院大学卒業
  • 職歴:旧・榛原町(現・宇陀市)職員、宇陀広域消防組合(現・奈良県広域消防組合)職員、宇陀市議会議員

西浦正哲氏は、現在62歳。

2006年に閉校となった県立榛原高校を経て、大阪学院大学に進学。

卒業後、旧榛原町に入庁し、救急隊員として業務にあたります。

 

1980年に宇陀広域消防組合(現・奈良県広域消防組合)が発足し、引き続き救急隊員として活動。

また、消防長などの役職を歴任します。

 

そして西浦氏は、2014年に行われた宇陀市議会議員選挙に出馬し、初当選。

市議として1期活動を行っていた西浦氏は、

「(現在の市政について)市民に政策の説明が足りない」

「市長選では市の財政再建と、消防長を務めた経験から市立病院や市東部地域の医療の充実を訴えたい」

と、現市政への批判や市政への思いを述べて、今回の市長選への出馬を表明します。

 

なお、出馬表明をした昨年11月2日に議員を辞職しています。

 

>>スローガンは、「決断と実行」。

 

重点政策は次の4項目。

  1. 財政再建計画に基づく活力あるまちづくりの実現
  2. 安全で安心できるまちづくり
  3. 産業振興政策(働ける場づくりの実現)
  4. 教育環境の整備

 

具体的政策のうち主なものをご紹介します。

  • 高速道路(自動車専用道路)の整備
  • 地域防災計画の見直しによる市民との連携強化
  • 宇陀市立病院のさらなる充実と救急医療体制の強化
  • 農林業の活性化を目的として6次産業化の推進
  • 起業家を目指す意欲のある者への支援対策
  • 子どもたちが学びやすい環境整備(空調設備、スクールカウンセラー配置など)を図る
  • 給食費の一部無料化
  • 教育施設の統合
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