市長選挙

牛久市長選挙2019の開票結果速報|立候補者の公約や当選者の出口調査・投票率を紹介

任期満了に伴い、2019年9月8日に茨城県牛久市長選挙が投開票となります。

本記事では牛久市市長選挙2019における開票速報と開票結果(当選者・落選者)、立候補者の経歴プロフィールや選挙情勢、公約などについてご紹介しています。

2019年の牛久市長選挙は2名の候補者が立候補し、いずれも無所属で新人で元市議の小松崎伸氏(61)と、再選を狙う現職市長の根本洋治氏(67)の2名となります。

激しい選挙戦の結果はどのようになったのか、早速ご紹介します。

目次

牛久市長選挙2019年の開票結果速報とNHK当確出口調査

牛久市市長選挙2019年の開票結果は選挙管理委員会事務局による開票速報やNHK出口調査最新情報が入り次第随時本記事を更新していきます。(開票は午後9時から下根町の市運動公園体育館にて)

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
9633小松崎 伸61無所属会社顧問、元市議
こまつざき しん
当選16367根本 洋治67無所属牛久市長
ねもと ようじ

牛久市市長選挙2019年の立候補者のプロフィールや公約

根本 洋治(ねもと ようじ)の経歴やプロフィール

  • 名前:根本 洋治(ねもと ようじ)
  • 現年齢:67歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党牛久支部推薦)
  • 肩書き:牛久市長(1期目)
  • 学歴:茨城県立竜ヶ崎第一高等学校、駒澤大学経営学部卒業
  • 職歴:牛久市議(3期)、牛久市長(1期目)

1999年に牛久市議会議員選挙に立候補して当選、3期務める。その間、牛久市議会議長議長も務めた。2015年に牛久市長選挙に市政刷新を訴え立候補して当選、現在1期目。

主な公約・政策主張

根本氏は、「2つの復活と8つの新たな挑戦! 」という名の公約を掲げています。

★2つの「復活」

①エスカード牛久ビル

イズミヤ牛久店撤退後、いち早く食品スーパー、スポーツジムに出店いただきました。また、駐車場から3階までの所有権を安価で購入することができました。総合衣料をはじめオフィス・学習施設等の誘致活動や、公共的利活用の検討中。新たな付加価値をつけ復活させます!

②牛久シャトー

飲食物販の一部撤退後、平成31年3月に所有者であるオエノンホールディングス株式会社と今後の運営に関し包括連携協定を締結することができま した。市のランドマーク的な存在として賑わいを取り戻し、新たな時代にふさわしい姿で復活させます!

★8つの「挑戦」

①ひたち野地区に隣接する市街化調整区域の宅地化

人口増の鈍化要因として、供給できる土地の減少があります。人口増の流れを引き戻すため宅地化を検討します。

②子育て環境のさらなる充実

通学路の安全確保や予防接種費用の助成拡大を図るほか、待機児童解消に向けた取組を進めます。

③観光資源を活用した地域活性化

(牛久沼、雲魚亭、(仮称)住井すゑ記念館等) 牛久沼隣接6市町村首長会議が設置され、今後牛久沼の活用が見込まれるため、周辺観光資源へ誘導を図ります。

④公共交通利用困難地域の解消

デマンド型公共交通の在り方について検討を進めます。

⑤安心安全のさらなる充実

牛久消防署の建て替えが予定されています。救急体制を再構築し効率化を図ります。また、防犯カメラの設置を進めます。

⑥生活道路(U字溝含)の計画的な改修

特に老朽化した既存団地内の生活道路の改修年次を決めます。

⑦ 奥野における義務教育学校化

奥野小、牛久二中の将来的な児童生徒数減少による小中学校存続を図るため、検討を進めます。

⑧高齢者の元気で安心な暮らし

地域ぐるみで認知症予防を実施をします。また、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための支援体制の充実を図ります。

小松崎 伸(こまつざき しん)の経歴やプロフィール

  • 名前:小松崎 伸(こまつざき しん)
  • 現年齢:61歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党牛久支部推薦)
  • 肩書き:牛久市議(4期目)
  • 学歴:成城大学経済学部卒業
  • 職歴:銀行員、医療法人顧問、牛久市議(4期目)

大学卒業後、常陽銀行に勤務。2007年に牛久市議会議員選挙に立候補して当選、現在4期目。医療法人いばらき会顧問。

「現市長の『責任感のなさ』『見通しの甘さ』をもう見過ごせない。市政に責任と信頼を取り戻す!! 」と、今回立候補を決意。

主な公約・政策主張

小松崎氏は、「市民にとって本当に必要なものを見極めたうえで政策を実施して行くべきだと考えます。」と主張し、次のような公約を掲げています。

★育む環境の充実

  • ICT教育の充実
  • いじめ対策
  • 保育士不足解消
  • 大学誘致に向けて取組強化
  • 産科、小児科医師の増員、救急体制の整備
  • 通学路の安全確保
  • 公共施設のトイレ改修、バリアフリー化の推進

★行政サービスの向上と財政の健全化

  • 市役所総合窓口の対応向上
  • 人口減少時代の社会保障費増大への財政取組
  • ひたち野地区への市役所出張所開設及びリフレの活用を再考
  • 税金の無駄遣いを廃止

★高齢化社会への対策

  • かっぱ号を利用者のニーズに応じた、きめ細やかな運用改善を早急に実施
  • 地域、行政が一体となった一人暮らしの高齢者へのフォロー体制の充実
  • 若者を呼び込む空家対策、利活用のスピードアップ

★地域産業の振興

  • 牛久シャトー、エスカード牛久ビルの再生
  • 稀勢の里出身地としての地域振興
  • 企業誘致の取組強化

★文化・芸術の振興

  • 地域の伝統芸能を支援し、文化遺産の保護を図ります。

牛久市長選挙2019年の情勢や争点・当選予想など

再選を目指す現職の根本氏と新人の小松崎氏の一騎打ちとなりました。

同じ保守系で、自民党牛久支部は、根本氏の1期4年間の実績を踏まえると同時に、市議や牛久支部幹事長などを歴任した小松崎氏の活動も評価し、両氏を共に推薦する異例の対応をとり、分裂選挙の様相となっています。

 

今回は、JR常磐線牛久駅と直結する商業ビル「エスカード牛久」の再生や、日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」の活性化への対応などが争点となっています。

今のところ、現職の強みを生かす根本氏がやや優位な状況にあるといえるでしょう。

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