ここでは7月22日に告示、7月29日投開票の和歌山県、和歌山市長選挙2018(和歌山市長選)の開票速報及び開票結果についてまとめています。
最新の情勢やNHKの出口調査情報や投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。
今回の和歌山市長選の立候補者はいずれも無所属で、福祉団体理事長の新人、島久美子氏(62)=共産、社民推薦=と、再選を目指す現職市長の尾花正啓氏(65)=自民、国民民主、公明推薦=の2名です。
有権者数は7月21日時点で31万3618人となっています。
現職VS新人候補者による一騎打ち選挙を制したのはどの候補者だったのか、見ていきましょう。
目次
和歌山市長選挙2018|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率
和歌山市長選挙2018の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査情報、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。
投票率 | 31.56% | ||||||
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
28145 | 島 久美子 | 62 | 女 | 無所属 | 新 | 福祉団体職員 | |
当 | 68081 | 尾花 正啓 | 65 | 男 | 無所属 | 現 | 和歌山市長 |
開票は7月29日の午後9時半から和歌山ビッグホエールで開票されます。
大勢の判明については、当確情報はおそらく午後20時ごろで、午後11時~0時前後には全ての投開票が終わるものと思われます。
以下は前回(2014年8月10日執行)の和歌山市長選挙の開票結果となります。
投票率は有権者数308280人に対して30.84%でした。
投票率 | 30.84% | ||||||
結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
当 | 44723 | 尾花 正啓 | 61 | 男 | 無所属(自民、民主、公明) | 新 | 団体役員、元県職員 |
21450 | 遠藤 富士雄 | 67 | 男 | 無所属 | 新 | 自営業、元市議 | |
9534 | 浜田 真輔 | 52 | 男 | 無所属 | 新 | 会社役員、元県議 | |
8630 | 中津 孝司 | 66 | 男 | 無所属(共産推薦) | 新 | 無職 | |
6668 | 芝本 和己 | 46 | 男 | 無所属 | 新 | 無職、元市議 | |
1627 | 小早川 正和 | 61 | 男 | 無所属 | 新 | 会社役員 |
- [告示日]2014年8月3日
- [投票日]2014年8月10日
- [有権者数(人)]308280
- [投票率(%)]30.84
[執行理由]任期満了
[定数 / 候補者数] 1 / 6
和歌山市長選挙2018|争点や情勢、当確予想は
ここでは和歌山市長選挙2018の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。
和歌山市長選挙2018の争点
和歌山市長選挙2018における主な争点は以下の通りです。
- 1期目の尾花市政への評価
- カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非
- 市街地活性化など
各候補者の政策主張や公約は後述します。
和歌山市長選挙2018の情勢や当確予想
選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想をすると、尾花現市長の再選が確実との見方が強いようです。
前回行われた市長選では6人もの候補者が出馬し、2番目に得票数が多かった候補者よりもダブルスコアの差をつけて圧勝。
今回も新人候補者との一騎打ちとなり、その差は更に開くものと予想されます。
和歌山市長選挙2018|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴
7月22日告示、29日に投開票が行われる和歌山市長選挙。
立候補の名乗りを上げたのは、現職市長で再選を目指す尾花正啓氏、新人で福祉団体職員の島久美子氏の無所属候補2名。
尾花氏は自民党・国民民主党・公明党から、島氏は共産党・社民党から推薦を得ています。
カジノを含む統合型リゾート施設の誘致が大きな争点となっている今回の選挙戦。
推進派の尾花氏VS反対派の島氏という構図となる現新一騎打ちの戦いを制するのは、どちらの候補なのでしょうか?
それでは立候補者である尾花氏、島氏の経歴や公約をご紹介します。
尾花 正啓(おばな まさひろ)
- 名前:尾花 正啓(オバナ マサヒロ)
- 現年齢:65歳
- 性別:男
- 党派:無所属(自民党、国民民主党、公明党推薦)
- 肩書き:和歌山市長
- 学歴:東京大学工学部卒業
- 職歴:和歌山県職員、和歌山市長(1期)
尾花正啓氏は、1953年4月25日に海草郡美里町(現・紀美野町)で生まれます。
東京大学工学部を卒業後、和歌山県庁に入庁。
県土整備部道路局長、技監、整備部長などの役職を歴任します。
2013年11月に3期にわたって市長を務めていた大橋建一氏が次期選挙への不出馬を表明。
これを受けて、尾花氏は自民党和歌山県連などから市長選への出馬を要請されます。
立候補を決意した尾花氏は、同月、県庁を退職し、12月に出馬を表明。
そして2014年8月に行われた市長選に出馬します。
6人もの新人が立つ混戦となるも、自民党、民主党、公明党の推薦を受けて臨んだ尾花氏は、次点の候補にダブルスコア以上の差をつける圧倒的な勝利を果たします。
その後、1期目ながらトップダウンで大学誘致などの実績を挙げた尾花氏。
「引き続き市政を担わせていただき、和歌山市は変わったと言ってもらえるよう結果を出したい」
と述べ、再選を賭けて出馬することを表明します。
>>スローガンは、「『元気』和歌山市」。
政策の柱及び主な公約をご紹介します。
- 働ける、働きたいまち
農水産品などの海外展開を促進
稼げる観光の促進 - 魅力あふれるまち~新しいまちが生まれます~
まちなかの新しい顔(新市民会館・新駅前再開発(市民図書館)・扇の芝の復元)
3大学誘致による学生が集うまち - 子供たちがいきいき育つまち
子育て環境の充実、経済的負担の軽減(子育て世代包括支援センター・未就学児の子育てひろばなど)
通学路の安全対策~国道の歩道整備の要望~ - 誰もが暮らしやすい福祉のまち
コンパクト+ネットワーク~移動が便利な社会~
安全安心な社会、暮らしやすい社会
島 久美子(しま くみこ)
- 名前:島 久美子(シマ クミコ)
- 現年齢:62歳
- 性別:女
- 党派:無所属(日本共産党、社会民主党推薦)
- 肩書き:福祉団体職員
- 学歴:和歌山信愛女子短期大学附属中学校・高校、和歌山信愛女子短期大学卒業
- 職歴:NPO法人子ども劇場職員、わかやまNPOセンター職員、社会福祉法人一麦会麦の郷職員、一般社団法人「共助のまちづくり協会」理事長
島久美子氏は、1956年3月4日に和歌山市で生まれます。
和歌山信愛女子短期大学附属中学校、高校からそのまま短期大学に進学。
卒業後、NPO法人子ども劇場の職員として28年間勤務します。
そしてわかやまNPOセンターの副理事長として勤務する他、和歌山大学の非常勤講師も務めた島氏。
2010年に行われた参院選に民主党公認候補として出馬します。
157,717票を得るも、3選を目指す自民党公認の鶴保庸介氏に110,000票以上の票差をつけられ涙を呑みます。
その後は、高齢者や障害児者の地域活動支援を行う社会福祉法人一麦会麦の郷に勤務。
総合支援センターの副センター長を務めます。
現在は、障害者のアート活動の支援などを行う「共助のまちづくり協会」の理事長を務めています。
そんな島氏は、「市民連合わかやま」から市長選出馬の要請を受け、
「福祉の現場で生きる人とスタッフが、行政の壁に当たるところを見てきた。
普通の市民、女性の目線で挑戦し、関心のなかった全ての市民に問い掛けてみようと思った」
と考え、決意します。
>>スローガンは、「すべての市民のよりそう和歌山に」。
政策の柱は次の7本です。
- 市民の声を市政に生かすしくみを作ります。
- IR(カジノ)はいりません。和歌山市のよさをいかした経済振興策をすすめます。
- 子育て・教育・若者支援の充実で「安心して子育てができる和歌山市」をめざします。
- 高齢者、障害者の権利をまもり、ゆたかな日々を支える福祉のまちづくりを
- 医療や福祉を優先し、くらしを応援する市政に
- 住民が反対する計画にストップをかけ、ゆたかな自然環境をまもります。
- 平和憲法を大切にまもり、憲法をくらしに生かす市政にきりかえます。