県知事選挙

山梨県知事選挙2019 開票速報と結果|立候補者の公約と情勢・出口調査最新情報も

ここでは1月10日に告示、1月27日投開票の山梨県、山梨県知事選挙2019の開票速報及び開票結果についてまとめています。

 

最新の情勢やNHKなどの出口調査情報、投票率、争点、当確予想、立候補者の経歴やプロフィール、公約なども交えてお届けしますので是非参考になさってくださいね。

 

今回の山梨県知事選立候補者は明るい民主県政をつくる会の新人で共産党県委員長の花田仁氏(57)=共産推薦=、無所属の新人で元参院議員の米長晴信氏(53)、再選を目指す無所属現職の後藤斎氏(61)=立憲、国民推薦=、無所属の新人で元衆院議員の長崎幸太郎氏(50)=自民、公明推薦=の4名です。

有権者数は1月9日時点で69万8158人となっています。

 

[say name=”せんこちゃん” img=”https://netsenkyoforum.jp/wp-content/uploads/2019/01/bioremamagao_320.png”]ここでは山梨県知事選挙2019の開票速報及び開票結果についてご紹介しています。[/say]

 

目次

山梨県知事選挙2019|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

山梨県知事選挙2019の開票結果については開票速報やNHKなどによる最新の出口調査、当確情報が入り次第、随時下記の図を更新致します。

※スマホからの閲覧の場合は図を左右にスクロール移動してご確認ください

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
花田 仁57明るい民主県政をつくる会(共産推薦)共産党県委員長
米長 晴信53無所属元参院議員
後藤 斎61無所属(立憲、国民推薦)山梨県知事
長崎 幸太郎50無所属元衆院議員

開票は1月27日に即日開票となります。

以下は前回(2015年)の山梨県知事選挙の開票結果となります。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
216493.599後藤 斎57無所属(自民、民主、公明推薦)無職、元衆議
48693.374花田 仁53共産党県委員長
13704林 祥三67無所属無職、元小学校教諭
  • [執行理由]任期満了
  • [告示日]2015年1月8日
  • [投票日]2015年1月25日
  • [有権者数(人)]690,059人
  • [投票率(%)]41.85
  • [定数 / 候補者数] 1 / 3

山梨県知事選挙2019|争点や情勢、当確予想

ここでは山梨県知事選挙2019の争点や情勢、当確予想についてご紹介致します。

山梨県知事選挙2019の争点

山梨県知事選挙2019における主な争点は以下の通り。(引用元:wikipedia)

  • 県内の人口減対策
  • 2027年に開業する中央新幹線を活用した地域活性化
  • 4年間の後藤県政への評価
  • 44年ぶりに統一候補を推薦した自民県連の取り組みの成否

各候補者の政策主張や公約は後述します。

山梨県知事選挙2019の情勢や当確予想

選挙戦がスタートしてからの情勢で当確予想ですが、再選を目指す現職県知事の後藤斎氏と、新人で元衆議院議員の長崎幸太郎氏が横一線で競り合っているとのことです。

諸派の共産党県委員長である花田仁氏と、元参議院議員の米長晴信氏の2新人は厳しい情勢であるとのこと。

全体の3割が投票先が未定としていることからこの3割の票の行方が後藤氏に傾くか、長崎氏に傾くかが注目です。

山梨県知事選挙2019|立候補者の政策(公約)やプロフィール、経歴

 

1月27日投開票の山梨県知事選挙。

 

選挙イヤーの2019年最初の知事選として注目ですよね。

 

任期満了に伴うこの選挙戦に立候補の名乗りを上げたのは、現職知事で再選を目指す後藤ひとし氏、対する新人の花田仁氏、米長はるのぶ氏、長崎幸太郎氏。

 

事実上、立憲民主党・国民民主党推薦の現職・後藤氏VS自民党・公明党推薦の長崎氏による一騎打ちともいわれている選挙戦を制するのは、どの候補なのでしょうか?

 

それでは立候補者である後藤氏、花田氏、米長氏、長崎氏のプロフィールや政策をご紹介します。

後藤 ひとし(ごとう ひとし/現職知事)

  • 名前:後藤 斎(ゴトウ ヒトシ)
  • 現年齢:61歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(立憲民主党、国民民主党推薦)
  • 肩書き:山梨県知事
  • 学歴:県立甲府第一高等学校、東北大学経済学部卒業
  • 職歴:農林水産省官僚、衆議院議員(4期)、山梨県知事(1期)

 

現職知事の後藤ひとし氏は、1957年7月22日に甲府市の農家の次男として生まれます。

 

県立甲府第一高等学校を経て、東北大学経済学部に進学。

 

卒業後、農林水産省に入省。

 

出向先の日本貿易振興会(JETRO)では農水産部長、また本省の輸入課長補佐を歴任します。

 

1996年の衆院総選挙に山梨1区から新進党公認候補として挑戦するも、自民党の中尾栄一、民主党の輿石東に続く3位の25,265票で涙を呑みます。

 

その後民主党に入党し、2000年の総選挙では山梨3区に国替えして出馬。

 

自民党の横内正明氏に3万1千票差の54,517票で後塵を拝するも、比例復活し初当選を果たします。

 

その後ライバルの横内氏が衆議院議員を辞職し県知事に転じたため、2003年4月に山梨3区補欠選挙が実施されるも、後藤氏は出馬しませんでした。

 

同年11月の総選挙では、補選で議席を得た自民党の保坂武氏に約2万票差の62,475票で敗北。

 

比例復活も叶いませんでした。

 

2005年の総選挙(郵政選挙)では、郵政民営化に反対し無所属で臨んだ保坂氏、その刺客で自民党公認の小野次郎氏との熾烈な三つ巴の戦いに。

 

選挙区では保坂氏が当選し、1,943票差の61,716票を得た後藤氏は比例復活を果たします。

 

民主党が政権交代を果たした2009年の総選挙では、次点の小野氏に5万票近い差をつける112,894票を獲得し圧勝。

 

選挙区で初めて議席を得ます。

 

その後、文部科学大臣政務官に就任。

 

2011年には野田佳彦内閣で内閣府副大臣に就任します。

 

翌2012年の総選挙では、自民党の新人・中谷真一氏、みんなの党の新人・中島克仁氏など4人が立つ選挙戦となる中、後藤氏は中谷氏と172票という僅差の50,362票で逃げ切ります。

 

その後、民主党国会対策委員長代理に就任。

 

2013年9月には国会対策委員長代行に就任します。

 

そして2014年11月、翌年行われる知事選への出馬を表明。

 

民主党を離党し、議員も辞職します。

 

自民党が独自候補擁立を断念したため、後藤氏は所属していた民主党の他、自民党、公明党の推薦も得て盤石の体制で臨みます。

 

翌2015年1月に行われた知事選は、後藤氏の他、今回も出馬している共産党の花田氏、元小学校教諭の林祥三氏との新人同士の三つ巴の戦いになるも、後藤氏は次点の花田氏に16万票以上の差をつける216,793票で圧勝。

 

初陣を飾ります。

 

そして再選を賭けて臨む今回の選挙戦。

 

後藤氏は、

「高齢化・人口減少、リニア中央新幹線の整備、産業構造の変化などの課題に立ち向かうため、この4年間の経験と成果を次ぎにつなげ、新しくチャレンジする行動力が必要。

希望に満ちた山梨の実現に向け、引き続き知事として担う決意」

 

と述べ、出馬を表明。

 

スローガンは、「加速する!ダイナミックやまなし」

 

「山梨の未来を輝かせる5つの力」と題する5本の政策の柱をご紹介します。

  1. 先進力 世界中から人々が集まる「世界に誇れる山梨」を実現します!
  2. 産業力 山梨のあらゆる産業を大きく大きく伸ばします!
  3. 地域力 子供、女性、高齢者…、誰もが日本一暮らしやすいと思える山梨をつくります!
  4. 安全・安心力 災害に強いまちづくりを進め、皆さまの安全・安心を守ります!
  5. 実行力 後回しにしない!確実に成果を生み出す行政運営を加速させます!

花田 仁(はなだ ひとし)

  • 名前:花田 仁(ハナダ ヒトシ)
  • 現年齢:57歳
  • 性別:男
  • 党派:明るい民主県政をつくる会(日本共産党推薦)
  • 肩書き:政党職員(日本共産党山梨県委員長)
  • 学歴:県立甲府西高等学校、中央大学経済学部卒業
  • 職歴:音楽文化集団「ともしび」劇団員、家庭教師派遣会社勤務、日本共産党専従職員

 

前回に続き挑戦の花田仁氏は、1961年3月18日に甲府市で生まれます。

 

経済学者を志していた花田氏は、県立甲府西高校を経て、中央大学経済学部に進学。

 

入学式で勧誘され、学内サークル「マルクスを読む会」に入会します。

 

内定を得ていた山梨県庁への入庁を辞退し、卒業後も故郷に戻らず、サークルの先輩の誘いで音楽文化集団「ともしび」の劇団員に。

 

同時に日本共産党に入党します。

 

この頃、月5万円の収入で生活したこともあるそうです。

 

劇団員として13年間活動した後、父親の逝去を機に1996年に甲府へ帰郷。

 

家庭教師派遣会社の営業を務めます。

 

1998年から5年間にわたり日本共産党県議団の事務局長を担当。

 

その後は同党の青年学生部長、自治体部副部長、政策委員長、国会議員団山梨県事務所、県常任委員、巨摩地区委員長などを歴任。

 

現在は、県委員長を務めます。

 

劇団員の経験から演説の声がよく通ることを自慢とする花田氏は、これまで選挙に7度出馬。

 

国政選挙は、2003年の衆院総選挙(山梨2区・比例重複)を皮切りに、2004年の参院選(山梨選挙区)、2005年の衆院選(比例)、2007年・2010年参院選(山梨選挙区)の6度挑戦。

 

前回2015年には知事選に挑戦するも、いずれも涙を呑む結果に。

 

そして迎えた今回の選挙戦。

 

花田氏は、今回も出馬を決意。

 

その意気込みを次のように述べています。

「県決算に占める民生費の割合は全国44位」

「東京都、大阪府に次ぐ231億円の県財政調整基金を使い、介護保険や国民健康保険の負担軽減、小中学校の給食費無料化、防災対策強化など“暮らし最優先”に切り替える」

 

スローガンは、”「市民+野党」の力を大きく 安倍政治と対決する県政を”

 

「『二つの転換』で県民のくらしを守り、地域経済を元気に」をテーマとする政策の柱をご紹介します。

  • 予算の使い方を、県民の命とくらし、地域経済に役立つように切り替え、税金の使い方を抜本的に見直します。リニア開発に便乗した大型開発を見直します。
    1.県民の命を守り、くらしを支える県政へ
    2.子育て一番の県政へ
    3.地域経済を元気にする県政へ
  • 国いいなり県民無視から、安倍政治と対決し県民の声が通る県政へ転換します。

米長 はるのぶ(よねなが はるのぶ)

  • 名前:米長 晴信(ヨネナガ ハルノブ)
  • 現年齢:53歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属
  • 肩書き:無職(元参議院議員)
  • 学歴:大阪府立島本高等学校、上智大学文学部ドイツ文学科卒業
  • 職歴:フジテレビ勤務、参議院議員(1期)

 

米長はるのぶ氏は、1965年10月21日に南巨摩郡増穂町(現・富士川町)で生まれます。

 

永世棋聖の米長邦雄を叔父に持ちます。

 

小学校時代の4年間を米国・ニューヨークで過ごし、帰国後は大阪に在住。

 

中高時代は陸上競技で活躍し、100M走で近畿大会3位の10秒8という記録を出したこともあるそうです。

 

府立島本高校を経て、上智大学文学部ドイツ文学科に進学。

 

卒業後、フジテレビに入社。

 

報道局で17年間勤務し、「ニュースJAPAN」、「FNNスーパーニュース」チーフディレクターを務める他、ベルリン支局長、政治部キャップなどを歴任します。

 

2007年に退社。

 

当時民主党代表を務めていた小沢一郎氏からの要請で、7月に行われた参院選山形県選挙区に民主党公認候補として41歳で出馬。

 

叔父の米長邦雄氏が選挙対策本部特別顧問として見守る中、次点の自民党新人の入倉要氏を8万票近くの差で引き離す242,586票を得て、見事初当選を果たします。

 

ところが、2012年に野田内閣が進める消費税増税法案を含む社会保障・税一体改革関連法案に反対の意向を表明。

 

民主党を離党します。

 

翌2013年1月からは無所属でみんなの党の会派に所属し、2月に正式入党します。

 

7月に行われた参院選にみんなの党公認、日本維新の会推薦を受けて出馬。

 

しかし、58,750票と前回より大きく票を減らし、当選した自民党の新人・森屋宏氏だけでなく無所属の坂口岳洋氏や青木茂樹氏の後塵を拝する4位という結果に。

 

返り咲きを期して2016年の参院選には無所属で挑むも、輿石東氏の後継候補の民進党新人・宮沢由佳氏が173,713票を得て当選。

 

67,459票の米長氏は、152,437票を得た次点の自民党新人・高野剛氏にも遠く及ばず3位に沈みます。

 

そして今回は、舞台を変えて知事選への出馬を決意。

 

他の候補に先駆けて昨年6月に出馬を表明し、その動機を次のように述べています。

 

「今の県政にはビジョンがなく漂流している。それを打開し、山梨を世界に冠たる県にするため出馬する」

 

10月には自民党地域支部に入党申請書を送付したことで話題に。

 

米長氏が掲げる政策のテーマは、「やまなしランド〜世界一のテーマパーク構想」

 

女性政策を最重要課題とし、「全国初の第3子への百万円支給」を大きな公約に掲げる米長氏。

 

この他に、掲げている公約の一部をご紹介します。

  • 日本初の自動運転バスを甲府市・武田通りで運行させることを目指します。
  • 女性の声を反映させる制度を新設します。
  • リニア駅周辺未来都市―「健康」をテーマにしたランドマークタワー、研究機関、国際展示場、産業を誘致します。

 

長崎 幸太郎(ながさき こうたろう)

  • 名前:長崎 幸太郎
  • 現年齢:50歳
  • 性別:男
  • 党派:無所属(自民党・公明党推薦)
  • 肩書き:会社役員(元衆議院議員)
  • 学歴:開成高等学校、東京大学法学部卒業
  • 職歴:

 

長崎幸太郎氏は、1968年8月18日に東京都で生まれます。

 

布地の卸業を営む両親は山梨県西八代郡市川三郷町の出身ということです。

 

小学生の頃から政治家を志していた長崎氏は、開成高校を経て、東京大学法学部に進学。

 

高校時代、当時東京大学3年生の林修氏が家庭教師を務めていたそうです。

 

大学卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。

 

米国・コーネル大学ロースクールへの留学を経て、本省の主計局総務課企画係長、在ロサンゼルス総領事館領事、金融庁総務企画局市場課課長補佐、山梨県に出向し企画部総合政策室政策参事、本省の主計局法規課課長補佐、
同局地方財政係主計官補佐を歴任。

 

2005年に退職し、9月に行われた衆院総選挙に山梨2区から自民党公認候補として出馬します。

 

同区で長く当選を重ねる堀内光雄氏が郵政民営化法案に反対したため、自民党は長崎氏を刺客として擁立。

 

熾烈な選挙戦が繰り広げられる中、無所属で後がない堀内氏が長崎氏を937票という超僅差で破り、選挙区当選。

 

比例区に重複立候補していた長崎氏は、復活当選を果たします。

 

2006年に堀内氏が自民党に復党すると、党本部は次期衆院選で堀内氏を山梨2区の公認候補とします。

 

長崎氏は比例1位での転出を要請されるも、拒否。

 

長崎氏を支持する党員が党本部に反発して離党。長崎氏も離党します。

 

そして、2009年の総選挙に無所属で臨むも、折しも民主党への政権交代の風が吹きすさぶ中、激しい選挙戦を勝ち抜いたのは、民主党の坂口岳洋氏。

 

長崎氏は9,655票差の57,213票で2位に終わり、落選。

 

堀内氏は3位となり、比例復活も叶わず引退します。

 

長崎氏は2012年の総選挙も無所属で臨み、堀内氏の長男の妻で自民党公認の詔子氏を7千超の票差で破り、当選。

 

同じく無所属で臨んだ2014年の総選挙では、自民党の重鎮で総務会長を務めていた二階俊博氏から支援を受け、堀内氏を1万7千余りの票差で退け、4選を果たします。

 

2017年の総選挙では、公示直前に自民党へ復党するも、堀内氏ともども公認を得られず、当選者が追加公認を受けることに。

 

崖っぷちの状況で選挙戦に臨んだ長崎氏は、自民党・公明党の推薦を受けた堀内氏におよそ3千票差で敗北します。

 

そして長崎氏は、

「表紙は異なるが、政治的エネルギーを注ぐ対象を、国全体から山梨に集中し、ご恩に報いる決意だ」

と述べ、今回の知事選への出馬を決意。

 

自民党は別の候補を模索したものの、結果的に長崎氏を推薦。公明党も推薦を決定します。

 

そんな長崎氏が掲げるスローガンは、「停滞から前進へ」

 

「やまなしを幸せにする5つの約束」と題する政策の柱は次のとおり。

  1. まず、県民が豊かにならなければ始まりません!
    (国の行財政活用&産業の活性化)
  2. 外に打って出て世界の富を山梨に集めます!
    (新たな産業、そして雇用の創出)
  3. 次代を担う若者に思いっきり投資をします!
    (教育とスポーツ・文化の振興)
  4. 医療・介護・子育てに必要な施策は迷わず実行!
    (医療・介護・福祉の充実)
  5. 日本一快適で素敵と言われる県を目指したい!
    (生活、産業のインフラ整備)

同日(1月27日)に執行される選挙

[say name=”せんこちゃん” img=”https://netsenkyoforum.jp/wp-content/uploads/2019/01/bioremamagao_320.png”]当サイトでは山梨県知事選挙以外の同日執行される選挙もまとめていますので、合わせてご参考にしてください。[/say]
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